どうも!サラリーマンキャンパーのたかさんです。
今回は、ランタンのお話です。
おいらは、オイルランタンなどの火を使うランタンは、見た目はおしゃれで大好きなのですが、何かと扱いが大変なので使用していません。
やはり使い勝手のいいLEDランタンを選択してしまいます。
そこで、今回紹介するのは、「Coleman Quad Pro 800L」(コールマンLEDランタン4マルチパネルPro800L)でございます。
なぜColemanQuadPro800Lを買ったのか?
普段、キャンプギアの購入を検討するときは、ネットで調べまくって、費用対効果を検討して、お財布とちょぴこ(妻)と相談してから購入に至る経緯を辿りますが、このColemanQuadPro800Lを買ったのは、たまたまホームセンターで見かけて、「これ、すごくいいんじゃないのかなぁ」なんて思って即買いしたものでした。
ただ、そこそこ高価なので、若干躊躇しましたが…(笑)
オススメのポイント
とにかく明るい(まぶしいレベル)
脱着式の4枚のパネル部分がメインのライトになります。
3段階の光量が選べますが、最大の光量だと「眩しすぎる」くらいに明るいです。
つまりはランタンに求められる「基本性能が高い」ということ!
ランタンにとって「明るさは正義」とまでは言いませんが、絶対大事です。
電池式で災害時も安心
単一電池8本を使用します(ちなみに4本でも使用可能です)。
電池は、ガスやオイルと違って、コンビニなどでも簡単に手に入りますし、家庭でも災害用に備蓄されている方も多いのではないでしょうか。
エネルギーの入手が簡単なのもキャンプでは重要なことです。
スマホの充電ができる
本体の上部にUSBの端子が1つあります。
ここからスマホなどの充電をすることができます。
災害時など、スマホは情報取得として最も重要なツールになりますが、この電力を賄うこともできるというのは、とても心強いです。
ただし、充電速度はあまり早くないので注意してください。
パネルが4枚分離する
メイン照明となる4枚のパネルは、本体に磁石の力で張り付いています。
張り付いている間は、本体から充電している状態になります。
そして、本体から分離したときには、パネル内の充電池に蓄電された電力を使って照明を光らせます。
光量は、本体に張り付いているときと同じですので、ものすごく明るいです。
パネルのサイズ感は、ちょうど「スマホと同じサイズ」くらいですね。
この「分離するパネル」がこのランタンの最大の魅力であり、使い勝手の幅を何倍にも広げる要因になっています。
【パネルの使い方1】テーブルに置いて使う
赤いレバーを下すと、ちょうどいいスタンド(足)になるので、テーブルなどに置いて手元を照らすことができます。
テーブルを照らすだけでなく、枕元のライトとして使えますし、4人家族であれば、4人それぞれが照らしたいものを照らすことも自由にできます。
【パネルの使い方2】貼り付けて使う
このパネルは、本体と磁石の力で張り付いているのですが、磁石は、パネル側についているので、パネル自体は、金属に張り付きます。
そのため、車のボディーなど金属部分には、しっかりと張り付きますので、例えば夜間の車周りの作業を行う際にも「好きな位置から照らしたいものを照らす」ということがしやすくなっています。
ちなみに、赤いレバーを最大まで引き起こし、これをランタンフックなどに引っ掛けて使うことで貼り付ける金属がない場合でも安定して周りを照らすことが可能です。
使用方法のバリエーションが豊富なのは、とても便利ですね。
【パネルの使い方3】懐中電灯として使う
赤いレバーを最大まで引き起こすと、これが手すりとなります。
パネルの電源ボタンを数回押すと、スポットライトが点灯しますので、懐中電灯として利用できます。
これは、夜にキャンプ場のトイレに行く際に、とても重宝します。
夜のキャンプ場は、しっかり足元を照らさないと、テントのペグやロープに足を引っかけてしまい、周りの人に迷惑をかけてしまうことがあるので、かなり気を付けなければならないポイントになります。
そんなとき、このパネルの懐中電灯は、スポットライトとしての光量が強いので、確実に足元を照らしてくれますし、パネル自体の重量がとても軽いので、長時間持っていても手首が疲れません。
【パネルがない本体は?】そのまま照明として使える
パネルをすべて外してしまっても、本体の四隅にはライトが付いているので、そのまま照明として使えますし、スマホの充電器としても使えます。
ただし、メイン照明の4枚のパネルを外しているので、全体の光量は当然ながら低下します。
ColemanQuadPro800Lの残念ポイント
単一電池8本はさすがに重い!
電池を入れた本体は、かなり重量(1.2kg)がありますので、ランタンフックに吊り下げて使うことは、ほぼ無理と考えた方がいいです。
ランタンフックに吊り下げる際は、本体からパネルを剥がし、パネルを吊り下げた方がいいです。
つまり、本体は据え置きで使用するものと考え、パネルは持ち運んだりフレキシブルに使うものと考えた方がいいです。
電池の蓋が閉めにくい
本体の裏面から電池を入れるのですが、その蓋を閉めるときに多少コツがいります。
とはいえ、ちょっとキツくてシブいんですよね。
パネルが外れやすい
電池の入れ替えの時や収納袋にしまう時など、パネル部分に強く手が触れると、パネルが「バラバラ」と剥がれ落ちるんですよね。
そんなときは、若干のプチストレスが発生します(笑)
もう少し、磁石の力が強くても良かったのではないかと思います。
明るすぎてまぶしい時がある
基本性能が高いが故の贅沢な悩みではありますね。
明るさの調整は可能なので、大した問題ではないのですが、光が白いので、「キャンプ感」が出にくいです。
オレンジ色の炎が揺れる「オイルランタン」のような情緒に欠けるところがあります。
なかなか「機能性」と「情緒」を兼ね備えたLEDランタンって無いんですよね。
コールマンさんの今後の新製品に期待ですね。
パネル無くしちゃう問題(でも、なぜかすぐ見つかる!)
夜、トイレに行ったり、炊事場に食器を洗いに行く際に、パネルを外して持ち出すことが多いのですが、寝る前に剥がしたパネルを本体に張り付けていると、いつも1~2枚足りないんです(笑)
そんなときは「とうとう無くしちゃったか…」と落ち込んだ気分になるんですが…
たいてい、すぐに見つかるんです。
よくあるのが、テントに括り付けたままになっていたり、歯ブラシの横に置いてあったりします。
落ち着いて考えると、すぐに見つかるので安心してください(これもプチストレスの一つですけどね)
おいらがキャンプで使わなくなった理由
使っているうちにパネルの充電が弱くなってきたからです。
ネットで調べてみると、よくあるトラブルらしく、コールマンに修理依頼をすることができるそうです。
そもそも「当たりはずれ」もあるらしいのですが、おいらが買ったColemanQuadPro800Lは外れだったのかなぁ、なんて思っています。
こういった理由があったのと、ポータブル電源「AnkerPowerHouse」と「アイリスオオヤマ LEDクリップライト ILW-165GC3」を利用した強烈な照度を誇る照明を使うようになったことから、最近は出番が少なくなってしまいました。
我が家のColemanQuadPro800L 第2の人生
現在は、寝室の枕元を照らす照明として使用しています。
寝室に置いている理由としては、深夜の災害時にすぐに持ち出せるようにするためです。
そんなこんなで寝室に置くようになってから半年以上経つのですが、最近、なぜだかパネルに充電されるようになってきたんです。
万が一の災害時にもフルパワーで使用できるので、より安心感が増したのですが、再びキャンプでの活躍も検討したいと思います。
【まとめ】結局、オススメできるの?
答えは、YESです!
特にキャンプ初心者にオススメしたい!です。
火を使わないので安全安心
ファミリーキャンパーにとって、オイルランタンやガスランタンは火を使うので子供がやけどしないように気を使う必要があると思います。
しかし、LEDランタンならその心配はないですし、パネルを外して子供に持たせることで「暗闇を照らす」ことを経験して学習することができるのではないかと思います。
燃料(単一電池)はコンビニでも買える
エネルギーの調達が難しいギアは、すぐに使わなくなってしまうものですが、エネルギーが電池だと、そのような心配はないので、長く愛用できると思います。
スマホの充電ができる
キャンプ初心者は、色々なギアを用意する必要がありますが、その中の一つに「ポータブル電源」があります。
今の時代、キャンプでもスマホが活躍するので、その電源確保もしないといけないですよね。
だけど、色々とギアを買いそろえるのも大変なのですが、ColemanQuadPro800Lにはスマホの充電機能があるので、とりあえずポータブル電源を買う必要がなくなります。
ただし、充電速度はちょっと遅いので注意してください。
4枚のパネルで多彩な使い方ができる
1台のランタンで多彩な使い方ができるのが最大の魅力なんです。
沢山のギアを買いそろえるのは、初心者キャンパーにとって経済的にも大変なのですが、このLEDランタンは、他のLEDランタンにはない多彩な使い方ができるというメリットがあるので、とてもオススメです。
ざっくりいうと、照明器具は「とりあえずこれ1台買っておけばOK」と言えるからです。
我が家での2シーズン以上の使用実績がある
我が家も最近は使用していないのですが、それまでは「フル稼働」していたギアであり、かなりの実績を残したギアでもあります。
初心者キャンパーが「次のステップに移行するまでのギア」と考えて使用することもOKだと思います。
そいういった意味でも強くオススメできます。
さいごに
ほかの使い方として、YouTubeチャンネル「ちょぴこの北の暮らしチャンネル」を撮影するときに照明として使用した実績もあります。
物撮りのスポットライトや女優ライト(?)としても結構使えますよ。
【参考:ちょぴこの北の暮らしチャンネル】
https://www.youtube.com/channel/UCc326Hty05f6mrbS6-o_GEw
では~
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