キッチン横に棚を作ったら快適だった【キャンピングカー快適化DIYキッチン編】

キャンピングカー
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はい、どうもたかさんでございます。
2022年6月にナッツRVで、クレア5.0Wの購入契約をし、2023年4月に納車いたしました。
現在は、納車後そろそろ3ヶ月で、走行距離はもうすぐ5000kmとなるところでございます。

補助シートのスペースを有効活用したい!

ナッツRVクレアには、キッチンと玄関の間に小さなシートがあります。
この座席は走行中に座ることができないうえに、座り心地はあまり良くなく、あくまで補助的なシートなのかなと思っています。

この補助シートは、ぜんぜん使い道がなくて…どうしようかと考えていました。

しかし、我が家は夫婦2人でキャンピングカーを利用しているので、正直、このシートは不要なんです。
このシートは、座面と背もたれがマジックテープで取り付けられているので、容易に取り外すことができるのですが、座面下が収納になっているので、シートを取り外すと、収納の中身が丸見えになってしまいます。
このスペースに棚を作って、キッチンスペースの拡張とゴミ箱を設置したいと思い、DIYに着手しました。

どんな収納棚を作ったのか

完成品は、こちらの写真のとおりでございます。
棚の上部には、IHクッカー「dretec(ドリテック)」の「piccolino(ピッコリーノ)」が常設できる仕様にしました。

補助シートのスペースを隙間なくびっしり利用した棚を作りました。
ぴったりサイズなので、載せただけなのに車両走行中も全くぐらつきはなく、カタカタ音も発生しません。

そして、棚の内部には、ゴミ箱を隠して収納できるスペースになっております。
ちなみに、この棚に合うサイズのゴミ箱がないので、とりあえずビールの段ボールを3個入れて使っております。
箱が3つあれば、燃えるゴミ、燃えないゴミ(資源ごみ)缶・ビン・ペットボトルなど、ある程度の分別ができるので便利に使えます。

さらに、棚の中のゴミ箱が見えてしまわないように、カーテンを取り付けました。
我が家は、車内でYouTube撮影をすることが多いので、動画に映り込まないようにするために取り付けました。

このカーテンは取り外せるので、汚れたら洗うことができます。
ちなみに生地は100均ののれんを使用しています。

そして、その下の部分には消耗品などのストックを入れているのですが、これらの内容物を、この収納棚が隠してくれるのです。
多少乱雑に入れてしまっても大丈夫ですね(笑)

ストック品ですが、ごちゃごちゃになっててすいません!

ちなみに今回、棚の製作にあたり、愛車のナッツRVクレア本体には一切の加工を行わずに作りました。
したがって、キャンピングカー本体に車体に釘や木ネジを全く打っていません。

製作過程について

この棚は、2日程度かけて作ったのですが、当初考えていた設計から二転三転…それ以上変更を加えて完成したため、当初描いた設計図とは別の物ができてしまいました(笑)
しかも、どうやって作ったのか自分でも覚えていない状態でございます。
ただ、棚としての仕組みは単純ですので、完成品の写真から解説していきますので、ご勘弁ください。

製作した棚の解説

1 取り外し可能
この棚は、補助シートを外した際に生じるスペースにスポっと収まるように制作したので、キャンピングカーの壁や床などの車体部分には一切加工やネジ打ちなどをしていません。

ちょうど補助シートのあった部分に載せているだけでもグラつくことなくフィットしますので、走行中もずれることがありません。
このように「スペースにジャストフィットさせることに最も力を注いだ棚」と言っても過言ではないくらい、そこだけこだわって作りました。

2 天板部分
dretec(ドリテック)のpiccolino(ピッコリーノ)
いつも愛用しているIHクッカーのピッコリーノがスポっと収まるように板をくりぬき、天板としてはめ込んでいます。

ただし、走行中にグラつくことも想定されるため、ピッコリーノの脚の部分に100均のクロコダイルテープを使って補強したところ、かなりの粘着力で張り付き、結局、外すことができないくらいの状態になりました。
結局、最初に取り付けてから一度も取り外していません(笑)
そして、ピッコリーノの電源ケーブルを通す溝と束ねた電源ケーブルを置く場所を作りました。
ちょうど、この位置に電源ケーブルを持ってくると、コンセントの抜き差しがしやすいです。

3 ゴミ箱部分
正面から見て、カーテンがかかっている部分とその下のドアになっている部分がゴミ箱の部分になります。
基本的に中身は空っぽで、棚の内部には床もありません。

理由としては、補助シートの座面下に収納スペースがあるので、棚のドアをあけることにより収納スペースにアクセスできるようにしたかったからです。
そして、この棚のドアは、勝手にドアが開いたりしないようにマグネットを取り付けたのですが、やはり走行中にドアが開いてしまうことが発覚したため、ストッパーとなる金具を取り付けました。
これにより、走行中にドアが開いてしまうことはなくなりました。

ゴミ箱のカーテンは、カーテンにゴム紐を通し、左右に小型のフックを取り付け、これに引っ掛けているだけです。
そのため、汚れたら外して洗うこともできます。
ちなみに、このカーテンは、100均素材なのですが、後部2段ベッドに取り付けたカーテンを作成した時に余った部分を再利用して作ったものです。

ちなみに、棚の裏側に背板をつけていないのですが、これは、キャンピングカーの壁にシートの背もたれを取り付けるためのマジックテープが張られており、これが結構ぶ厚いことから、この部分には背板を付けず、マジックテープが干渉しない部分にだけ背板を打ち付けて強度を保たせています。

製作した棚の設置の仕方を解説

① 補助いすの背もたれと座面を外し、手すりを抜き取ります。

② 制作した棚を載せます。

③ 手すりを取り付けます。

④ 収納部分の上に板を載せます

⑤ とりあえず作ったゴミ箱(段ボール製)を棚の中に入れます。

⑥ ドアを閉じて完成です。

【メリット1】すぐにIHクッカーが使える

天板にIHクッカーのピッコリーノをビルトインしたことから、準備をせずとも使いたいときにすぐに使えるという便利さを獲得しました。

めちゃめちゃ調理しやすいですよ。

以前は、シンク下の棚にピッコリーノを収納していたのですが、出し入れがめんどくさくてストレスだったのですが、すべて解決いたしました。
これが一番のメリットかなと思っています。

【メリット2】補助テーブルがそのまま使える

ナッツRVクレア5.0には、キッチンの作業スペースを拡張するために、折り畳み式の補助テーブルが備え付けられています。
今回、棚を制作するにあたり、この補助テーブルがそのまま使えることを前提に作りました。
ただし、この補助テーブルをつかうときは、ピッコリーは隠れてしまうので使うことはできません。

これは超便利です!
面倒な操作などをせずとも、ノンストレスで調理台を拡張できます。
ダイネットでYouTubeの撮影をするときは、この補助テーブルの上にカメラを置いて撮影しています。

補助テーブルを使えるようにしたことで、せまいキッチンスペースを有効に使えるので、とても便利です。
ピッコリーノのサイズを測り、補助テーブルの天板の裏に干渉しないよう棚の高さを調整したのですが、本当にやっておいてよかったです。

【メリット3】ゴミ箱を隠せる

前述のとおり、我が家は車内でYouTube撮影を行うことが多いのですが、できればゴミ箱を写したくないなと思っていました。
しかし、車内で生活している以上、どうしてもゴミは出てしまうものなので、以前はゴミの置き場所に困っていました。
しかし、この棚を作ってからというもの、ゴミの置き場所に困ることはなくなりました。

ちなみに、ゴミを入れる穴(正面の扉の上)のところにカーテンを取り付けたのですが、これは妻のちょぴこさんからのリクエストによるもので、どうしても棚の穴から中に入っているゴミ箱が動画に映り込んでしまうので、目隠しを付けてほしいとのことから、後付けで作成しました。
これで安心して動画の撮影ができるようになりましたよ。

【メリット4】消耗品のストックも隠せる

写真にもあるとおり、ゴミ袋や消毒スプレー、ゴム手袋、アルミホイル、ラップ類などの消耗品をストックしておくスペースとして利用していたのですが、これら雑多なものをスッキリ隠すことができましたし、少なくとも補助シートを使用していた時と同レベルでの取り出しやすさを確保することができています。

【失敗した点】棚に塗ったニスの色が…気に入らない

使用したニスは、100均で売っていたものなのですが、思っていたよりも黄色に近い色でした。

どうしても周囲の家具が白っぽい木目なのに、なんだか黄色ぽい色合いの棚になってしまったことで、若干浮いた存在になってしまいました。

もっと薄い色だと思っていたのですが…結果的にキャンピングカーの内装の色にマッチしない感じの色になってしまい、若干後悔しております。

使用した100均のニスがこちらです。
左が木工工作用のニスで、右がつや出し用(表面保護用)のニスです。

ちなみに、ニスを塗った上に表面を保護してくれる透明のニスを塗りました。
これも100均で買った透明のニスなのですが、木材本来の色を活かして、この透明のニスだけ塗れば良かったと思っています。

【失敗した点】電源コードを隠す蓋を作ればよかった

ここには、ピッコリーノの電源コードのほかにも、使用頻度の高い炊飯器の電源コードも収納しています。
これらを隠すために蓋を作ればよかったな~と後悔しています。

赤い丸で囲んだあたりに蓋をつければ良かったと思いつつも、蓋を付けたら「開けるのがめんどくさくなりそう」という気持ちもあり…まだ悩んでいます。

まあ、後から蓋を取り付けることもできるのですが、蓋を付けたら付けたで使いにくくなって邪魔に感じるようになるかもしれないので、当面は様子を見ておこうと思っています。

この棚に下駄箱の機能を追加しました!

実は、この棚なのですが、現在、すでに下駄箱機能を拡張し、完成しました。

とても画期的な下駄箱?ができたので、別記事でご紹介しています。
こちらも参考にしてみてください。

さいごに

今回は、補助シートのスペースを余すことなく利用した棚をご紹介させていただきました。
いまのところ、おいらが手掛けたDIYの中では、最も大きなものとなっています。
製作には2日ほどかかりましたが、実際に使ってみて、これに関しては本当に作ってよかったと実感しています。
完成したときは、妻のちょぴこさんに見てもらいたくて、キャンピングカーにちょぴこさんを呼びました。
おいらは「これを見たら、ちょぴこさんは驚くだろうなぁ」とワクワクしていたのですが…
ちょぴこさんは、意外にも無反応…
「あれ?」と思ったのですが、どうやら車内の変化に全く気が付かない様子です。
「こんな大きな棚を作ったのにな…」と思いつつ、おいらの方から今回作った棚の説明をしたのですが、やはりイマイチ反応が良くありませんでした。
「やっぱり出来が悪かったのかな?色が悪かったのかな?形かな?」などと反省しつつ、後日、棚の作り直しを検討し、再び設計図を書き始めたのですが、なぜかキャンピングカーで車中泊を繰り返しているうちに、徐々にちょぴこさんからの評判が良くなり、いつの間にか愛用してくれるようになりました。
ということで、現状としては作り直す予定はなくなったのですが、もっと機能性を高めたくなったら作り直すかもしれません。
そのときは、制作過程も記録しておこうと思っています。
では~

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