はい、どうもたかさんでございます。
2022年6月にナッツRVで、クレア5.0Wの購入契約をし、2023年4月に納車いたしました。
現在は、納車後そろそろ3ヶ月で、走行距離はもうすぐ5000kmとなるところでございます。
キッチン横の補助いす(?)のスペースを有効活用したい!
他のキャンピングカーも同様だと思いますが、ナッツRVのクレアは、玄関部分が2段の階段型の形状をしていますが、靴を置くには狭いです。
玄関の左側にある下駄箱に靴を2~3足収納することはできるのですが、夫婦2人で使用するには、収納力が不足しています。
最低でも、普段履いている靴とサンダルだけでもスッキリと収納したいのですが、スペースも限られているので難しいところです。
![](https://i0.wp.com/takalog-official.com/wp-content/uploads/2023/07/DSC04657.jpg?resize=1024%2C683&ssl=1)
さらに、愛車のナッツRVクレアには、釘や木ネジを打つなどの一切の加工を行わないことを条件に、収納スペースをDIYするのですから、これはかなりの難題でした。
しかも玄関は人がキャンピングカーから乗り降りする導線が確保されていなければならないので、大きなものを作ると乗り降りがしにくくなります。
そこで、別記事で紹介した「キッチン横の棚」の壁面を利用することで、これらの条件に合う折り畳み式の下駄箱を作りました。
![](https://i0.wp.com/takalog-official.com/wp-content/uploads/2023/07/DSC04650.jpg?resize=1024%2C683&ssl=1)
サンダルは15年ほど使用しているので、新しいクロックスが欲しいです(笑)
コンセプトとしては、上記の条件のほか、使用頻度の高いサンダルを2足収納できることを目標に作りました。
実際には、サンダル以外にも普通のスニーカーや運動靴くらいなら収納することができます。
しかも、走行中にサンダルや靴が落ちてしまうこともありません。
現時点では、最高の下駄箱(下駄箱と言っても「箱」の形状をしていないのですが…)が完成いたしました!
ちなみに、「キッチン横の棚」のDIYについては、過去記事を参考にしてみてください。
設計図と必要な素材
設計図と言えるレベルの物ではありませんが、念のため貼り付けておきます。
おいらが作成前に実際に書いている設計図(というかメモ)なのですが、手書きの上に汚くてすいません(笑)
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「ウラ面にクッション入れる(カタカタ防止)」と書いてありますが、クッション類は入れなくてもカタカタ音が出ないので、結局のところ何の加工もしませんでした。
使用した木材と金具はDCM(ホーマック)で購入してきました。
・松仕上げ材(約15×40×910mm)2本 ※別記事の「キッチンのプチDIY」で余った木材を使用しています。
![](https://i0.wp.com/takalog-official.com/wp-content/uploads/2023/07/DSC04600.jpg?resize=843%2C561&ssl=1)
・金具(一文字150 3.1)4個
![](https://i0.wp.com/takalog-official.com/wp-content/uploads/2023/07/DSC04613.jpg?resize=1024%2C683&ssl=1)
色々な材質やサイズのものがありましたが、これは1個150円以下で買えました。
ちなみにシールを剝がすのが大変でした。
・木材工作用ニス VERNISH (100均で購入)
・つや出しニス メッセペイント(100均で購入)
![](https://i0.wp.com/takalog-official.com/wp-content/uploads/2023/07/DSC04617-1.jpg?resize=1024%2C683&ssl=1)
そのほかに木ネジを数本使用しています。
![](https://i0.wp.com/image.moshimo.com/af-img/0068/000000010342.gif?resize=320%2C50)
さあ、折り畳み式下駄箱を作ってみよう
1 棒状の板を切る
寸法に合わせて、棒状の板を切ります。
![](https://i0.wp.com/takalog-official.com/wp-content/uploads/2023/07/DSC04618-1.jpg?resize=1024%2C683&ssl=1)
![](https://i0.wp.com/takalog-official.com/wp-content/uploads/2023/07/DSC04605.jpg?resize=1024%2C683&ssl=1)
![](https://i0.wp.com/takalog-official.com/wp-content/uploads/2023/07/DSC04606.jpg?resize=1024%2C683&ssl=1)
サンダルの幅は、およそ23~25㎝くらいだったのですが、取付位置にある手すりの幅から考えて23㎝くらいが妥当と考えました。
結果的にぴったりサイズで問題なく使えました。
ちなみに寸法は、サンダルのサイズと取り付け場所となる棚のサイズから、「このくらいの幅があれば大丈夫かな」ということで23㎝としました。
ご自分のサンダルや靴のサイズや取り付け場所に応じて適宜決めていただければOKです。
2 ニスを塗る
100均で購入したニスを塗ります。
ニスの色については、棚に塗ったニスと同じものを使用しています。
![](https://i0.wp.com/takalog-official.com/wp-content/uploads/2023/07/DSC04621.jpg?resize=1024%2C683&ssl=1)
![](https://i0.wp.com/takalog-official.com/wp-content/uploads/2023/07/DSC04622.jpg?resize=1024%2C683&ssl=1)
![](https://i0.wp.com/takalog-official.com/wp-content/uploads/2023/07/DSC04624.jpg?resize=1024%2C683&ssl=1)
おかげで雑な感じに仕上がってしまいました。
しっかり乾燥させながら、時間をかけて塗った方が良いです。
さらに、以前100均で購入したつや出しニスを重ね塗りして表面を保護します。
そして、乾くのを待ちます(おいらは、この待ち時間が苦手です)
3 棒状の板に金具を取り付ける
下駄箱の上部となる棒状の木には、木ネジを1本打ちます。
この部分は、可動するようにしたいので、あまりキツく木ネジを締めないようにしておきます。
そして、下駄箱の下部となる棒状の木に木ネジを2本打ちます。
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![](https://i0.wp.com/takalog-official.com/wp-content/uploads/2023/07/DSC04631.jpg?resize=1024%2C683&ssl=1)
![](https://i0.wp.com/takalog-official.com/wp-content/uploads/2023/07/DSC04633.jpg?resize=1024%2C683&ssl=1)
意外とネジは打ちにくかったです。
![](https://i0.wp.com/takalog-official.com/wp-content/uploads/2023/07/DSC04635.jpg?resize=1024%2C683&ssl=1)
![](https://i0.wp.com/takalog-official.com/wp-content/uploads/2023/07/DSC04636.jpg?resize=1024%2C683&ssl=1)
ただし、あまりクネクネ動いてしまわないように、ある程度締め付けておく必要もあります。
ここはしっかりと木ネジを締めてもOKです。
ちなみにおいらは、2足分の下駄箱を作る必要があったため、写真では同じものを2つ作っていますが、1足分の下駄箱を作りたい方は、1つ作っていただければ良いです。
4 以前DIYした棚の側板に下駄箱を打ち付ける
しっかりと位置決めをしたら、以前DIYした棚の側板に木ネジで下駄箱を打ち付けます。
今回は2足分の下駄箱を貼り付けるので、サンダルの大きさに合った感覚で打ち付ける必要があります。
なお、打ち付けるのは、下駄箱の上部のパーツのみです。
![](https://i0.wp.com/takalog-official.com/wp-content/uploads/2023/07/DSC04637.jpg?resize=1024%2C683&ssl=1)
![](https://i0.wp.com/takalog-official.com/wp-content/uploads/2023/07/DSC04638.jpg?resize=1024%2C683&ssl=1)
![](https://i0.wp.com/takalog-official.com/wp-content/uploads/2023/07/DSC04641.jpg?resize=1024%2C683&ssl=1)
スムーズに関節部分が可動しました。
取付位置については、サンダルの大きさを考慮してベストな位置を探しましょう。
5 完成
可動部分がきちんと動くか確認し、さらに実際にサンダルを収納し、取付位置を確認します。
きちんと使える状態を確認出来たら完成です!
![](https://i0.wp.com/takalog-official.com/wp-content/uploads/2023/07/DSC04654-1.jpg?resize=1024%2C683&ssl=1)
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![](https://i0.wp.com/takalog-official.com/wp-content/uploads/2023/07/DSC04652.jpg?resize=1024%2C683&ssl=1)
![](https://i0.wp.com/image.moshimo.com/af-img/0032/000000001251.gif?resize=468%2C60)
完成品を見てみよう
下駄箱を折りたたんだ状態では、手すりよりも厚さが薄くできているので、乗り降りの際の導線を全く損なうことはありません。
サンダルを収納した状態でも、玄関付近の導線をできる限り損なわないように設計されているので、乗り降りの際にサンダルが邪魔になるようなことはありませんでした。
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![](https://i0.wp.com/takalog-official.com/wp-content/uploads/2023/07/DSC04662.jpg?resize=1024%2C683&ssl=1)
![](https://i0.wp.com/takalog-official.com/wp-content/uploads/2023/07/DSC04660.jpg?resize=1024%2C683&ssl=1)
走行中にサンダルが落下することもありませんでしたし、下駄箱を折りたたんだ状態で走行した場合も「カタカタ音」が鳴るようなことはありませんでした。
もしかすると関節部分の木ネジが緩んできた場合は、「カタカタ」と音が鳴るかもしれませんが、そのときは木ネジを締めなおせば解決できそうです。
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さいごに
今回の折り畳み式下駄箱のDIYは、妻のちょぴこさんからのリクエストにより製作しました。
リクエストを受けたものの、どうやって作ったら良いのやらと…かなり頭を悩ませましたが、「箱」という概念を一度忘れることにしたら、色々とアイデアが浮かんできました。
単純にフックを取り付けてサンダルを引っ掛けておく方法や、洗濯ばさみを吊り下げておき、これにサンダルを挟んで収納する方法など、色々と検討しましたが、見た目をスッキリさせる方法としては、今回のDIYによる方法が最も良いのではないかということで製作しました。
今回は、ちょぴこさんからの評判もよく、大変満足度の高いDIYでございました!
では~
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