千歳翼の杜オートキャンプサイトRVパーク【札幌近郊の観光にも最適な都会型キャンプ場】

たかろぐ流キャンプ場情報
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どうも!サラリーマンキャンパーのたかさんです。

2022年4月上旬に北海道千歳市にある「千歳RVパーク 千歳翼の杜オートキャンプ場」を利用しました。
キャンプするにあたって、色々とキャンプ場を探しましたが、北海道は通年営業のキャンプ場が少なく、GWからのオープンとなっているキャンプ場がほとんどのため、4月上旬のキャンプ場選定には苦労しました。

千歳RVパーク 千歳翼の杜オートキャンプ場のご紹介

今回のキャンプは、キャンピングカーを利用した車中泊キャンプなのですが、今回は自身初のRVパークの利用となりました。
とはいえ、RVパークとしての施設でありながら、オートキャンプ場としての施設でもあるという「2つの顔」を持つキャンプ場でした。
また、北海道の玄関「千歳空港」が近くにあり、かなり特徴のあるキャンプ場でしたので、その辺りも詳細にご紹介していきます。
それでは、たかろぐ流キャンプ場紹介のスタートです。

【ちょぴこの北の暮らしch】で動画が見れます

キャンプ場の状況やおいら夫婦のキャンプの様子の動画は、妻のちょぴこが運営するYouTubeチャンネル「ちょぴこ北の暮らしch」にて公開されていますので、ぜひご覧ください。

また、キャンプの様子については、当ブログ「夫婦キャンプ紀行」にて、詳細に紹介させていただいていますので、ぜひこちらも、ぜひご覧ください。

キャンプ場基本データ

正式名称
 千歳翼の杜オートキャンプサイト RVパーク
所在地
 〒066-0019 北海道千歳市流通3丁目4−1  北海道観光ステーション内

ホームページ
 公式HP 北海道観光ステーション(HTS)
料金 オートキャンプサイト(6区画)
  1日目(日帰り)3,500円
  2日目6,300円
  ※最大6名様まで利用可能
料金 キャンピングトレーラー「Sea Breeze」
  1日目20,000円
  2日目36,000円
  ※最大6名様まで利用可能
料金 キャンピングトレーラー「AIR Stream」
  1日目22,000円
  2日目39,600円
  ※最大6名様まで利用可能
追加料金 オートキャンプサイト及びキャンピングトレーラー
 6名以上の場合は、大人(高校生以上)1名につき1,000円 子供(小中学生)1名につき500円追加(幼児無料)
予約方法
 公式HP北海道観光ステーション(HTS)から予約が可能です。
チェックイン・アウト
 チェックイン14:00~
 チェックアウト10:00
 ※受付は9:00~18:00
禁止事項など
 直火禁止(焚き火台使用OK)
 灰の処理は貸し出される火消壺の中へ入れて返却
 ゴミの処理は有料
※詳細は、公式ホームページ等でご確認ください!

共用施設について

1 管理棟(受付・ショップ)
受付やショップの窓口となる管理棟は、とても新しくてオシャレな建物になっています。
この千歳RVパークは2019年にオープンした施設で、国内外の観光客の観光拠点として「北海道観光ステーション(HTS)」さんが運営しているそうです。
管理棟では、RVパークやキャンプサイトの受付のほか、アウトドアギアやキャンピングカーのレンタル、観光案内などのサービスを行っているそうです。

ここが管理棟(受付)です。事務所も兼ねているようで、たくさんの職員の方が働いていらっしゃいましたので、内部の写真撮影は遠慮させていただきました。

2 レンタルオフィス
おいらは利用しなかったのですが、レンタルオフィスの施設がありました。
仕事をしながら長期滞在も可能な施設になっており、まさに都会的なオートキャンプ場と言えますね。

こんなオシャレなオフィスでブログを書いてみたいです。

3 トイレとシャワー
施設利用者は、トイレとシャワーを24時間利用可能となっており、車いすの方でも使用できる多目的トイレも完備されていました。
とても新しく綺麗に清掃されたトイレとシャワーで、とても気持ちよく利用することができました。

4 駐車場
この施設のメイン(?)ともいえる駐車場はかなり広く、約400台の駐車が可能だそうです。
新千歳空港を利用する方が、この駐車場を利用すると、空港までの無料送迎を利用することができるようです。
しかも空港までの移動時間は7分とのことですので、新千歳空港が次ぐ近くにあるオートキャンプ場ということが分かりますね。

オートキャンプサイト

全部で6区画あり、うち2区画については、3方がフェンスで囲まれており、よりプライベート感が高い区画になっていました。
1区画のサイズは、間口7m 奥行き18mとなっており、舗装されている部分と綺麗な芝が敷き詰められた部分に分かれています。
舗装部分に車を停めて、芝生部分にテントを張るという利用方法のほか、舗装部分がかなり広いので、キャンピングカーなどは余裕をもってサイドオーニングを広げることが可能になっています。
芝生部分もかなり広いので、大型のテントでも余裕をもって設営できます。

また、電源が4口完備されているほか、シンクもありますので、とても便利に利用することができます。
ただし、このシンクの水道ですが、蛇口を捻ると水が出るのですが、その捻る部分の形状が特殊なのと、水量の調整が難しいので、気を付けてください。
ちなみにWi-Fiが無料で利用できます。

キャンピングトレーラー「Sea Breeze」

宿泊施設としてキャンピングトレーラーが2台設置されており、そのうち白くてアメリカンな雰囲気の1台が「Sea Breeze」です。
おいらは利用していないので内部の写真は撮影できませんでしたので、公式HPをご覧ください。
室内装備は、冷暖房、上水道、ガスコンロ、冷蔵冷凍庫、電子レンジ、やかん、食器セット4名分、ランタン、消毒液、ペーパーボックス(ティッシュ)、前方にダブルベッド1台、後方に2段ベッド1台が装備されています。
キャンピングトレーラーに宿泊ができるって、なんだかアメリカンドリーム?みたいで、夢のある宿泊施設ですね。
ちなみに、寝具は用意されていないので、寝袋などを持参するかレンタルをお願いすることになりますので注意してください。

キャンピングトレーラー「AIR Stream」

宿泊施設としてキャンピングトレーラーが2台設置されており、そのうち銀色に輝く1台が「AIR Stream」です。
こちらのキャンピングトレーラーについても、おいらは利用していないので内部の写真は撮影できませんでしたので、公式HPをご覧ください。
室内装備は、冷暖房、上水道、ガスコンロ、冷蔵冷凍庫、電子レンジ、電気ケトル、食器セット4名分、消毒液、ペーパーボックス(ティッシュ)、前方にダブルベッド1台、後方に2段ベッド1台,中央にソファーベッド1台が装備されています。
宇宙船のような銀色のキャンピングトレーラーで、見ているだけでもワクワクしてしまうような外観に「暮らせる」ほどの装備が整っていて、夢が膨らみますよね。
ちなみに、こちらも寝具は用意されていないので、寝袋などを持参するかレンタルをお願いすることになりますので注意してください。

【おすすめポイント】施設が新しく、とてもきれい

2019年にオープンしたばかりの施設なので、とにかく新しく、綺麗に清掃された施設だな~という印象です。
やはり気になるトイレやシャワーの施設が綺麗なので、特に女性の方には安心してオススメできます。

【おすすめポイント】オートキャンプサイトが広くて使いやすい

オートキャンプサイトは、舗装面と芝面に分かれており、その両方を使用することができます。
舗装面に関しては、かなり大型な自動車やキャンピングカーでも楽々駐車できるだけのスペースがあり、芝面に関しても大型のテントを楽々設営できるだけの余裕があります。
サイトの専有面積を考えると、ここまで広いのは、北海道内のキャンプ場の中でも珍しいと思います。

【おすすめポイント】頭上を飛行機が飛び交う都会のキャンプ場

「千歳RVパーク 千歳翼の杜オートキャンプ場」最大の見どころとなっている「飛行機」です。
大きな音を立てながら、大小さまざまなジェット機が頭上を飛び交います。
ちょうど飛行機のお腹を見るような感じでしょうか。
航空ファンにはたまらない光景が広がります。
天気の良い日に、芝生に寝転がって飛行機を眺めて過ごす休日を楽しむことができます。
ちなみにおいらは航空ファンではないのですが、すっかり飛行機の迫力に魅了されてしまい、かなりの長時間、口を半開きにして上空を眺めていました。

【おすすめポイント】観光の拠点に

1 【オススメ】サケのふるさと千歳水族館
千歳市にある千歳川は、サケが遡上する川として有名なのですが、そんな千歳市には、 日本最大級の淡水魚水族館「サケのふるさと千歳水族館」があります。
館内にはサケをはじめとした北海道の淡水魚を中心とした展示があるだけでなく、世界各国のめずらしい淡水生物まで観察することができます。
一番の目玉は、「水中観察ゾーン」です。
実際の千歳川の水中を直接観察することができる日本で唯一の施設なのです。
特に、秋になると産卵のため川を遡上するサケの大群は一見の価値ありです。
ちなみに千歳RVパーク 千歳翼の杜オートキャンプ場からは、車で約10分程度で行くことができます。

2 車で行ける観光スポットが多い
例えば、牧場体験や乗牛等が楽しめる北海道箱根牧場へは、車で約30分程度で行くことができますし、ちょっとドライブがてら支笏湖まで足を伸ばしてみることもできます。支笏湖まで約40分で行けてしまうので、観光拠点としての立地は良いですね。

おいらが訪れたときの利用者層

どのような人が利用しているのか、とても興味があったのですが・・・
完全に貸し切り状態となっており、この日のRVパーク利用者は、おいら夫婦だけでした(笑)
でも、駐車場の利用者は、たくさんいらっしゃいましたよ。

千歳RVパーク 千歳翼の杜オートキャンプ場を利用する際には気を付けた方がよい点

1 キャンプ場ですが自然はありません
周囲にあるのは広大な駐車場と柵の外には主要道路があるだけです。
そのため自然を楽しむことはできません。
目に見える「緑」はサイトのきれいな芝生だけです。
そんな環境ですが、小さな可愛らしい小鳥を見つけましたよ。

2 子供向け遊具やアクティビティーはありません
周囲には、子供が遊べる遊具やアクティビティーは全くありません。
そのため、何か子供が遊べるようなものを持参する必要がありそうです。
ただ、近所には「サケのふるさと千歳水族館」がありますので、お子さんを連れて行ってあげてください。
きっと喜ぶと思いますよ。

【結論】千歳RVパーク 千歳翼の杜オートキャンプ場は、こんなキャンパーにオススメしたい

1 初心者キャンパー
これからキャンプを始めてみたい方などは、まず手始めに「千歳RVパーク 千歳翼の杜オートキャンプ場」を利用してみるという選択肢もありだと思います。
近所が市街地なので、何か不足した場合は調達が簡単にできますし、施設内にもレンタル品が充実していることや、管理人も常駐なので安心ですし、設備がきれいなので、キャンプに対するハードルをぐっと下げてくれるキャンプ場だと思います。

2 キャンピングカー
キャンピングカーなどを利用した車中泊キャンプに特化したキャンプサイトとも言えるくらいキャンピングカーにやさしいキャンプ場です。
電気などの補給もできますので、旅の中継地点としての活用もできますし、駐車スペースが広いので、サイドオーニングを思い切り広げることもできます。

給電できるのは、とても助かりますね。

3 観光目的のキャンパー
「北の玄関口」である千歳空港を擁する千歳市ですので、道内の各観光地へのアクセスが良く、札幌市にも程近いので、JRやバスを利用すれば札幌の市街地へもすぐに行けてしまいます。
こういった利便性から観光の拠点として「千歳RVパーク 千歳翼の杜オートキャンプ場」を利用してみるのもアリですし、札幌出張を命ぜられたサラリーマンキャンパーがビジネスホテル代わりに「千歳RVパーク 千歳翼の杜オートキャンプ場」に宿泊して、昼は札幌でお仕事を頑張り、夜はキャンプをしつつ、焚き火で癒されるという夢のような出張も可能かもしれません。

4 いつものキャンプにマンネリを感じているキャンパー
山や海、川、湖など、色々なキャンプ場を巡ってきてきたものの、なんだかマンネリ化してきたな、と感じている方はいませんでしょうか。
そんな方に「千歳RVパーク 千歳翼の杜オートキャンプ場」をオススメしたいです。
これまでのキャンプ場とは全く異質の環境ですので、かなり刺激的だと思います。

【結論】千歳RVパーク 千歳翼の杜オートキャンプ場は、こんなキャンパーにはオススメできない

1 ソロキャンパーやライダー
1つのサイトがかなり広いキャンプ場ですので、ソロやライダーのキャンパーには持て余してしまうほどの広さがあります。
そういった意味で、あまりオススメできません。

2 北海道の自然を満喫したいキャンパー
キャンプ場で自然を満喫したいキャンパーにはオススメできません。
千歳の市街地にあるキャンプ場ですので、キャンプ場内の自然については期待できません。
ただし、ここを拠点として、車を走らせて支笏湖まで行ってみるとか(およそ40分)、北海道箱根牧場の見学に行くなど(およそ30分)の楽しみ方があります。

さいごに

山、海、川、湖など「自然の眺望が楽しめるキャンプ場じゃないとキャンプ場とは言えない」と勝手に思い込んでいましたが、この「千歳RVパーク 千歳翼の杜オートキャンプ場」を利用して、考え方が変わりました。
キャンプ場も多様性があってよいと思いますし、そこに必ずニーズがあると思います。
個性の強さって、そのキャンプ場の強みになりますからね。

では~

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