どうも!サラリーマンキャンパーのたかさんです。
以前から温泉を利用する目的で訪れていた北海道の新得町にある「湯宿くったり温泉レイクイン」さんなのですが、実はこの温泉宿、キャンプ場が併設されているのです。
目の前に広がる屈足湖を眺めながらゆったり過ごすことができるキャンプ場で、通年営業を行っているとあって、とても人気のキャンプ場なのです。
湯宿くったり温泉のレイクインキャンプ場を利用しました
実際においらが利用したのは、最近だと2022年12月中旬と大晦日でした。
このときは、すでに積雪があり、夜にはさらに降雪があるとの予報でした。
目の前に広がる屈足湖は、すでに雪景色で凍っており、他の季節とは違った趣があります。
さらに、東大雪の地にコンコンと湧く天然の秘湯トムラウシ温泉がキャンプの疲れを癒やしてくれます。
それでは、たかろぐ流キャンプ場紹介「湯宿くったり温泉・レイクインキャンプ場」編のスタートです。
【ちょぴこの北の暮らしチャンネル】で動画が見れます
おいら夫婦が訪れた際の「湯宿くったり温泉・レイクインキャンプ場」の施設状況キャンプの様子やキャンプ仲間のYouTuberとの交流の様子は、妻のちょぴこが運営するYouTube「ちょぴこ北の暮らしch」にて公開されていますので、ぜひご覧ください。
キャンプ場基本データ
正式名称
湯宿くったり温泉レイクインキャンプ場
所在地
〒081-0154 北海道上川郡新得町字屈足808番地
ホームページなど
公式HP https://www.lakeinn.jp/camp/
電話 0156-65-2141
利用料金について
利用料金は、「入館料+サイト料」 となります。
入館料
中学生以上800円、小学生400円、未就学児無料
サイト料
・電源付きオートサイトA(3区画) 1,200円~
※サイトの面積は、4.5メートル×8メートル
・電源付きオートサイトB(6区画) 1,500円~
※サイトの面積は、7メートル×8メートル
・電源付きオートサイトC(3区画) 1,500円~
※サイトの面積は、9メートル×8メートル
※キャンピングカー乗り入れ可(+500円)
・フリーサイト(約10張り)テントやタープ1基につき1,000円~
湯宿くったり温泉レイクインの温泉施設
・日帰り入浴 500円(100円お得)
・入り放題チケット 1,000円(滞在中、何度でも入浴可能)
※入浴可能時間 14:00~25:00/5:00~9:00
チェックイン・アウト
チェックイン 13:00~
チェックアウト ~11:00
禁止事項など
・焚火台と焚火シートを使用(直火禁止)
・ゴミは分別されていれば無料で捨てられます。
・トイレはホテル内のトイレを使用
・ホテル内の温泉、レストラン、売店が利用可能
※最新情報及び詳細情報は、公式ホームページ等でご確認ください!
レイクインキャンプ場の施設のご紹介
1 湯宿くったり温泉レイクイン(管理棟)
湯宿くったり温泉レイクイン(ホテル)の1階にあるフロントがキャンプ場の受付となっており、一般のキャンプ場でいう管理棟の役目を果たしています。
フロント横にはキャンプに必要な消耗品や食品、グッズなどの販売があり、比較的品揃えが良いことから、忘れ物などをしても安心です。
キャンプサイトのある屋外には、トイレの設備がないことからホテル内のトイレを利用します。
ホテルに入って右手側に少し進むとトイレがあります。
また、トイレの近くには自動販売機や洗濯機、乾燥機などの設備もあって便利です。
なお、冬期間は屋外の炊事棟が使用できないので、ホテルに入って左手側にある給湯室(?)が炊事場所になります。
シンクは一つしかありませんがお湯が出ますし、使い勝手は良いです。
2 温泉
ホテルの建物に入り、そのまま真っ直ぐ進むと温泉浴場があります。
利用可能時間は、15:00~1:00、5:00~9:00となっており、夜遅くまでの利用が可能な上に早朝からの利用も可能ですので、キャンパーにとって最高の温泉施設と言えるのではないでしょうか。
源泉名は「トムラウシ温泉」で、泉質は「低張性中性高温泉」なのだそうです。
すごく人気の温泉なんですよ。
温泉施設の写真撮影は遠慮させていただいたのですが、ホント皆さんにお見せしたかったです!
実際に利用した感想としては、とても気持ちがよく、キャンプの疲れも吹っ飛びます。
特に露天風呂の爽快感は格別です。
また、温泉内にサウナの施設がある上に、屋外(屈足湖畔)にもサウナ施設が並んでおり、サウナーの方々にとっては格別の時間を過ごせますね。
絶景を眺めながら整ってみたいものです。
3 電源付きオートサイト
電源付きオートサイトは、ABCの3種類あります。
区画面積が違う他は、特に大きな違いは感じられませんでした。
A→B→Cの順で区画面積が広くなっており、Cについては、キャンピングカーでの利用が可能な面積になっています。
サイトは完全なフラットで、かなり設営のし易いサイトになっているのが特徴です。
朝起きたら雪が積もっていたのですが、ちゃんと除雪もしてくれるので安心です。
4 フリーサイト
湖畔側の一帯がフリーサイトになっています。
電源設備などはありませんし、車の乗り入れもできませんが、なんといっても屈足湖を眺めながらキャンプができるのが一番の魅力です。
しかも屈足湖を眺める「特等席」な感じがGOODです。
そして、炊事場にも比較的近い位置は、キャンプ場内で最も利便性の高い場所でもあるので、人気が高いエリアなのではないでしょうか。
電源を不要とするキャンパーの方なら、このフリーサイトが一番オススメです。
道内有名YouTuberさんを招いての架空の居酒屋「味処ちょぴこ」を開店。
屋根も壁もない店内(?)なので、屈足湖を満喫できました(寒かったけど)。
5 炊事場
駐車場近くの湖畔側にあるのが炊事場です。
広くてゆったりしているので、かなり使いやすい炊事場だと思います。
炊事場のお隣にはゴミ捨て場があります。
キャンプ場のルールに従ってゴミを処分しましょう。
時々、茶碗を洗う手を休めて、景色を眺めるのも良いですね。
なお、冬季間は炊事場を利用できませんので、ホテル内の炊事場(給湯室)を利用します。
サイトからは若干距離があるので一見不便そうに感じられますが、トイレもホテル内のトイレを利用することになりますし、温泉に入りに行くこともあるので、「トイレのついでに食器洗い」「温泉のついでにトイレ」など、ちょっとした工夫によってストレスなく利用できます。
ちなみにですが…おいらが訪れた日の炊事場には、なんと巨大なジンギスカン鍋が置かれていました。
これを、いつ、どのように使用するのか分かりませんでしたが、見たことのない大きさに驚きました。
なにかイベントなどで利用するためのものなのでしょうか?
【おすすめポイント】屈足湖を眺めながらのんびり過ごす
くったり温泉レイクインキャンプ場の目の前に広がる屈足湖は、キャンプ場の最も特徴的なロケーションです。
十勝川の源流のダム湖で、湖面の奥には断崖絶壁が見られ、これはアイヌ語で「カムイロキ(神の座)」と言われていたそうです。
野鳥も羽を休めていましたよ。
そんな、屈足湖はパワースポットとしても知られているだけではなく、四季折々の景色を楽しませてくれたり、静かな湖面に集まる野鳥の観察もできるスポットでもあります。
特に紅葉時期の絶景はオススメで、皆さんにも見ていただきたいです。
こんな景色を1年を通じてキヤンプをしながら眺められるのですから、時期を変えて何度も訪れたくなります。
【おすすめポイント】温泉に入り放題!
くったり温泉レイクインキャンプ場を利用するからには必ず買っていただきたいのが「入り放題チケット」です。
通常、温泉を利用するためには、そのつど入浴料の500円(それでも100円お得)を支払うのですが、1000円の入り放題チケットを購入すると、滞在中、何度でも温泉に浸かることができます。
しかも、日中は14:00から深夜25:00まで利用することができる上に、早朝5:00から9:00まで利用することもできます。
まさに温泉パラダイスです。
キャンプをしに来たのか温泉に入りに来たのか、何がなんだか分からなくなりそうですが、たまには温泉優先のキャンプも良いのではないでしょうか。
源泉の「トムラウシ温泉」は、十勝(北海道内?)では有名な温泉で、泉質の良さには定評があります。
絶対オススメですよ~。
【おすすめポイント】TACで大自然のアドベンチャー体験
くったり温泉レイクインキャンプ場のすぐ近くには、「TACとかちアドベンチャークラブ」があり、大自然を舞台にした様々なツアーやアトラクションを楽しむことができます。
冬の季節は、バックカントリーやエアボード、スノーシュー、トレッキングなどを楽しむことができ、夏の時期は、ラフティングやカヌー、SUP、リバーカヤックなどを体験できます。
ちなみにおいらは、10年以上前の話ですが仲間と一緒にラフティングとカヌーを体験したのですが、かなり面白かったですよ。
おいらが訪れたときの利用者層
おいらが利用したのは、最近だと…2020年ころから温泉の利用を目的として数回訪れたり、2022年12月ころにキャンプやデイキャンプで利用しています。
夏から秋にかけては、週末はファミリーキャンパーやソロキャンパーで賑わっていましたが、比較的静かな雰囲気で楽しんでいらっしゃるようでした。
冬季間については、近隣に通年営業のキャンプ場が少ないこともあってか、たくさんのキャンパーで賑わっており、特に年越しキャンプは満員の状態でしたので、お早めの予約をオススメします。
レイクインキャンプ場を利用する際には気を付けた方がよい点
1 近所にスーパーが少ない
最寄りのスーパーは、屈足の市街地にありますが、大型スーパーとなると、新得町の市街地か清水町の市街地まで行く必要があります。
そのため、食材等はしっかり調達してからキャンプ場に来られたほうが良いです。
2 キャンプサイトからトイレまで若干距離がある
トイレは、ホテル内のトイレを使うことになるのですが、若干距離があるので、特に小さなお子様連れのキャンパーの方は、「早めのトイレ」をオススメします。
【結論】レイクインキャンプ場は、こんなキャンパーにオススメしたい
1 温泉大好きキャンパーは必ず利用してほしい!
お湯が抜群に良い温泉に何度でも利用できるという、温泉好きにとて「パラダイス」と言っても過言ではないキャンプ場です。
14:00~25:00まで入浴できますので、キャンプ時間の殆どを露天風呂で過ごしている方もいるのではないでしょうか?
さらに、朝5時からの入浴も可能なので、早起きして入浴し、朝食を食べて撤収を済ませて、もう一度入浴してから帰る、という利用方法も可能です。
2 サウナで整いたいキャンパーも利用してほしい!
ホテル内の温泉施設にもサウナはありますが、屈足湖畔にはずらりと屋外サウナ施設が並んでおります。
おいらはサウナを利用することができない(心臓が弱いので…)ので、詳細までは分かりませんが、もしサウナを利用できる身体であれば、必ず利用したくなるロケーションです。
ぜひ利用してみて下さい。
3 冬キャンプを始めてみたいキャンパー
これから冬キャンプを始めてみたい方には、最適なキャンプ場だと思います。
なぜなら、サイトの除雪がされていることや、電源サイトの利用も可能であることが挙げられます。
しかしそれ以上に、温泉の入浴が何度でもできますので、寒くなったら温泉に入り、朝起きたら温泉に入って体を温めるということもできます。
そして、トイレや炊事場については、ホテル内の施設を利用することになるのですが、ホテル内は暖かく、設備も良いですし、何か問題が発生したらホテルに宿泊するという方法もあるので、とにかく安心してキャンプができます。
まずはレイクインキャンプ場から冬キャンプを始めてみませんか?
【結論】レイクインキャンプ場は、こんなキャンパーにはオススメできない
特にお勧めできないスタイルのキャンパーはないと思います。
しいて言えば、ホテルの駐車場の延長線上にあるキャンプ場なので、ホテル側を見ていると「ワイルド感」や「大自然感」が薄れてしまうので、野営好きのキャンパーさんには不向きかな、と思います。
しかし、目線を屈足湖に合わせてみれば、大きな湖に野鳥が飛び交う最高の景色が見られます。
さいごに
今回は、レイクインキャンプ場さんのご紹介でした。
キャンプ場ができる前からホテルには日帰り入浴でお邪魔することが多く、かえってキャンプ利用をしてこなかった(ような気がする)のですが、実際に利用してみると「こりゃハマるわ!」というキャンプ場でした。
温泉好きのおいらには、ぴったりのキャンプ場です。
ホテルのフロントの方も優しい方々で、安心して利用できますよ。
では~
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