どうも!サラリーマンキャンパーのたかさんです。
2022年9月にオープンした北海道の清水町にある新しいキャンプ場「十勝ワッカの森キャンプ場」さんで冬キャンプをしてきました。
手つかずの大自然の中にあるワッカの森の中で静かにキャンプを楽しめるとあって、とても気になっていたキャンプ場でした。
十勝ワッカの森キャンプ場を利用しました
実際においらが訪れたのは、2022年12月上旬でした。
天気予報では、お昼過ぎから積雪の予報となっていました。
なんとか雪が降り出す前に設営を終えたいと考え、チェックイン時刻と同時に受付を済ませ、なんとか雪が積もる前に設営を完了しました。
積雪後は白銀の世界に包まれた幻想的な景色が広がり、メルヘンチックなキャンプを楽しむことができました。
スタッフの方も気さくな方で安心してキャンプができました。
それでは、たかろぐ流キャンプ場紹介「十勝ワッカの森キャンプ場」編のスタートです。
【ちょぴこの北の暮らしチャンネル】で動画が見れます
おいら夫婦が訪れた際の「十勝ワッカの森キャンプ場」の施設状況キャンプの様子は、妻のちょぴこが運営するYouTube「ちょぴこ北の暮らしch」にて公開されていますので、ぜひご覧ください。
キャンプ場基本データ
正式名称
十勝ワッカの森キャンプ場
所在地
〒089-0355 北海道上川郡清水町字旭山28番46
ホームページなど
公式HP https://wakka-camp.com/
お問い合わせ先
0156-67-7588(9:00~17:30)
キャンプ場の予約はこちら
https://reserve.489ban.net/client/tokachi-wakkanomori/0/plan
利用料金について
利用料金は、「サイト利用料金+施設利用料金」となります。
・施設利用料金 中学生以上1000円、小学生600円、未就学児0円
・サイト利用料金は1~6名様までであれば同一料金となります。
各サイト利用料金は、つぎのとおりです。
・オートサイト(AC電源なし)3000円~
・オートサイト(AC電源あり)5000円~
・ペットサイト3500円~
・フリーサイト2000円~
※上記各サイトの定員は1~6名となっています。
・グランピング8800円~
素泊まりプランから豪華なお食事のあるプランなどがあります。
詳細は、特設HPを参照してください。
https://www.obihiro-glamping.com/
チェックイン・アウト
宿泊キャンプ
チェックイン 13:00~17:00
チェックアウト ~10:00
デイキャンプ利用時間
10:00~15:00
アーリーチェックイン(11時より可)
大人500円、子供300円
禁止事項など
消灯時間は22:00~8:00
焚火台と焚火シートを使用(直火禁止)
ゴミは持ち帰り
※最新情報及び詳細情報は、公式ホームページ等でご確認ください!
十勝ワッカの森キャンプ場のマップ
十勝ワッカの森キャンプ場の全体像は、こちらの地図を参考にしてください(受付時に頂いたキャンプ場内の地図です。)
十勝ワッカの森キャンプ場の施設のご紹介
1 センターハウス(管理棟)
キャンプ場敷地内のほぼ中央にあるグレーの大きな建物がセンターハウスです。
このセンターハウスは、入り口が「受付」「コミュニティールーム・炊事場」「シャワールーム」「トイレ」の4つに分かれており、1つの建物中に独立した入り口があります。
【受付】
正面の入り口が受付となっています。
中には、自動販売機のほか、ワインなどの販売もあり、シンプルできれいな受付となっていました。
【コミュニティールーム・炊事場】
コミュニティールームと炊事場は、フリーサイト側の入り口から入ります。
炊事場はお湯が出ますので、寒い時期でも安心して洗い物ができます。
さらに洗濯機の施設もありましたので、連泊の際にも安心です。
そして、炊事場に併設されているのがコミュニティールームなのですが、ここには暖炉が設置されていて、ゆらゆら燃える薪が美しく、とても暖かかったです。
ちなみに、おいらが利用した日のコミュニティールームには、テントが干されていました。
もう寒い時期なので、屋外では乾かないんでしょうね。
普段は、どのような使い方がされているのか気になります。
【シャワールーム】
シャワールームは、コミュニティールームの隣に入り口があります。
4部屋あるシャワールームは、清潔でしたし、脱衣場も広めだったので、ゆったり着替えもできました。
【トイレ】
女子トイレの様子は、妻のYou Tube「ちょぴこ北の暮らしch」で少しだけ紹介されていますので参考にしてみてください。
ちょうど受付の反対側にあるのが男女別トイレです。
きれいで新しい施設でしたし、暖房も行き届いていましたので、暖かい環境で利用できました。
そして、手洗い場(洗面所)も温水が出ます。
冬キャン時にトイレが暖かいと、本当に助かりますね。
2 オートサイト(AC電源あり)2サイト
キャンプ場地図のオートサイト1と2は、AC電源付きのオートサイトとなっています。
オートサイトの中では、最もセンターハウスに近い立地となっていて、かなり利便性の高いサイトになっています。
大きな立木に囲まれた林間サイトになっており、プライベート感がありつつ広々とした区画割りがされており、かなり環境の良いサイトになっています。
地面は主に土のサイトになっていますが、ペグもしっかり刺さりますので安心して設営できます。
ワッカの森キャンプ場のすべてのサイトの中で唯一電源が使用できるサイトが、この2サイトとなっていますので、かなり人気の高いサイトだと思われます。
3 オートサイト(AC電源なし)16サイト
キャンプ場入り口からセンタハウスに向けてつながる通路沿いに並んでいるサイトで、キャンプ場地図のオートサイト3~18が電源なしのオートサイトになっています。
区画の環境や地面の様子などは、電源付きオートサイトと変わらないのですが、区画によって、区画内の立木の位置や区画の形などに違いがあり、どの区画も強い個性が感じられるため、どこを利用しようかと迷ってしまうくらいです。
そのため、リピート利用する場合も飽きることなく楽しめると思います。
ただし、区画によっては、平らな場所が少ないサイトもありますので、使用するテントや用途に応じたサイトを利用すると良いです。
4 フリーサイト
おいらが取材した日は12月ということもあり、冬の様子しかご紹介する事ができないのですが、かなり広々としたエリアがフリーサイトになっていました。
駐車場から若干の距離がありますが、リヤカーの貸出もありましたので、それほど無理なく荷物の搬入出ができるようになっています。
また、フリーサイトの周辺には、オシャレなガゼボ(洋風の東屋)が数カ所設置されており、周囲の景色を眺めながら、ちょっと休憩をしてみるのも良いですね。
ちなみに、キャンプ場の地図をみると、フリーサイトの周囲に川が流れているのですが、実際にフリーサイト内を歩いてみましたが川を眺めることはできませんでした。
ただ、フリーサイトとグランピングエリアの境目のあたりにあるサウナエリアまで足を伸ばすと、河川敷まで出ることができますので、ぜひ行ってみてください。
5 ドックランサイト
フリーサイトの近くには、2つのドックランサイトがあります。
木の枝を組み合わせた手作りのゲートがあり、四方を網で囲まれた見た目にも特徴のあるサイトとなっており、サイト面積も程よい広さとなっていて、使いやすさも考えられたサイト設計となっていました。
ちなみにこのドックランサイトの近くには、小型犬用のドックランと中型犬用のドックランもあります。
そのため、ドックランサイト内だけでなく、広々としたドックランでもワンちゃんをのびのびと遊ばせることができます。
ワッカの森キャンプ場には、ドックランサイトが2サイトしかないため、ワンちゃん連れキャンパーにとっては、競争率が高くなりそうですので、特にオンシーズンは早めの予約がベストだと思います。
なお、ドックランサイトの利用に関しては、公式HPのインフォメーションを事前に確認しておくことをオススメします。
6 ビギナーズサイト
受付でいただいた地図を見ると、センターハウスのすぐ隣が「ビギナーズサイト」となっていました。
利用プランにはビギナーズサイトという区分けがなかったので、詳細は分からないのですが、おそらくフリーサイトの中でもセンターハウスに近く利用しやすいエリアとして、ビギナーさんに開放しているエリアだと思われます。
実際に利用されているキャンパーさんがいましたが、すごく便利そうでした。
確かに「一等地」と呼ぶにふさわしい立地ですね。
7 イベント広場
おいらが訪れた日は、特にイベントもなかったことや、雪に覆われてしまっていたので、どのような環境なのかもわからなかったのですが、ワッカの森キャンプ上のほぼ中央付近にあるため、各サイトからも立ち寄りやすいので、キャンプしながらイベントに参加するには好立地だと思いました。
8 グランピングエリア
素晴らしいロケーションと可愛らしいテントが印象的でした。
このエリアには、グランピング利用者以外の立ち入りは禁止されているのですが、キャンプ場のスタッフの方に許可を得て、グランピングエリア内を散歩しながら撮影させていただきました。
ワッカの森の中にドーム型のテントが木々に溶け込むように建てられており、不思議な森の中に入ったような気分になりました。
ドームテントが、とても大きいので、かなり開放的に過ごせそうでした。
いつかは、ここで豪華な食事付きのグランピングを楽しんでみたいなと思いました。
【おすすめポイント】手つかずの自然を感じられる空間
十勝ワッカの森キャンプ場の特徴と言えば、なんといっても「静かに自然の森の中で生活する」ような感覚を楽しむことができるキャンプ場なのではないかと感じました。
キャンプ場の周囲を見渡してみると、手付かずの大自然しかなく、まさに「何もない贅沢」という言葉がぴったりです。
ちょっとだけ、おとぎ話の森の住人になったような気分でした。
きっと「キャンプやってて良かった」と心底感じられると思いますよ。
【おすすめポイント】サイトの造りがオシャレ
十勝ワッカの森キャンプ場の区画割された各サイトの周囲は、木の枝などの自然木を生かした柵が設けられているのですが、これが周囲の森の景色にマッチしていて、なんともオシャレなんです。
そして、周囲が暗くなってくる時間帯になると、各サイトごとに設置されているランタンが光ります。
キャンプ場内には外灯がないのですが、このランタンの光が並んでいる夜の景色もオシャレなんです。
このランタンをよく見てみると、太陽光発電のランタンでした。
翌朝、キャンプ場内をぐるりと歩き回りましたが、場内のいたるところにこのランタンが設置されていました。
エコでオシャレ、素晴らしかったです。
【おすすめポイント】サウナと川と大自然
フリーサイトとグランピングサイトの境にある河川敷がサウナエリアになっています。
このサウナエリアに行ってみたところ、利用者がいなかったのかサウナテントはありませんでしたが、サウナ用の薪ストーブなどの設備がおいてありました。
エリア内は、結構広いので、イベント時や利用者が多い日は、たくさんのサウナテントが並ぶのだと思います。
そして、常設の水風呂があったのでちょっと見てみると・・・ガチガチに凍っていました(笑)
知らずに入ったら、ツルンと滑ってしまうくらいの氷だったんです。
昨晩は、冷え込んだんでしょうね。
そして、サイトの直ぐ側を流れる川を見に行ってみると、けっこう大きめの川で流れはそこそこ速い感じでした。
でも、サウナで火照った体を川の水で冷ましていたような形跡(石で水をせき止めて水を貯めていたような形跡)がありましたので、サウナーのみなさんがここで「整っていた」のだと思います。
おいらは、心臓が弱いのでサウナは遠慮しているのですが、ちょっとサウナーさんには憧れております(笑)
ここでサウナを楽しめる人たちは、ほんと幸せを感じるんだろうなとおもう環境でした。
【おすすめポイント】グランピングもすごい
本来は、グランピング利用者以外はグランピングエリアに立ち入ることは禁止されているのですが、スタッフの方に聞いてみたところ、許可をいただけましたので、取材してみました。
寒冷地仕様の常設ドームテントがウットデッキの上に立てられていて、これが森の中に溶け込むようにオシャレにマッチしていました。
グランピング利用者専用の共用棟には、トイレと炊事場の施設がありました。
実際にグランピングエリアを散歩して思ったのですが、森の中で生活しているような感覚になります。
散歩してるだけでも幸せな気分になりましたし、前日の積雪で景色も抜群に良かったです。
数あるグランピング施設の中でもイチオシの施設ですね。
おいらが訪れたときの利用者層
おいらが利用したのは2022年12月上旬で、設営完了後に降り出した雪により、夕方ころには一面雪景色になるような天気でした。
こういった天気だったこともあり、利用者は少なめでした。
オートサイトには、おいら夫婦を含めて3組、ビギナーズサイトに1組、フリーサイトに1組のキャンパーがいらっしゃいました。
キャンプスタイルは、デュオキャンパーやグルキャンを楽しんでいる方々で、皆さん冬のキャンプに慣れているベテランキャンパーさんでした。
とても環境の良いキャンプ場ですので、季節を問わず、天気の良い日であれば、色々なスタイルのキャンパーさんが集まるんだろうなと思いました。
十勝ワッカの森キャンプ場を利用する際には気を付けた方がよい点
1 オートサイト内は意外と平地が少ない
オートサイトの区画は、かなり広めなのですが、意外と平らな地面が少ないサイトが多いと感じました。
使用するテントのサイズなどを考慮してサイトを選択したり、工夫しながら設営することになると思います。
2 温泉まではちょっと遠い
温泉好きのキャンパーさんは多いと思いますが、温泉までは、チョット距離があります。
近場だと「清水町公衆浴場」と「国民宿舎めむろ新嵐山荘」あたりになると思いますが、おいらがオススメするのは、新得町屈足の「くったりレイクイン」です。
車でも30分くらいかかるので、若干遠いのですが、とても良い温泉です(しかもキャンプ場も併設されています。)
もちろんキャンプのの帰り道に立ち寄るのもGoodですよ。
3 冬の強風対策を忘れずに
風の通り道になりやすい地形のようで、山から強風が吹くことがあります。
周囲は木々に囲まれているので、ある程度の風の影響は抑えられていると思いますが、特に冬は、山側の方から「ゴーゴー」と風の音が聞こえくることが多いです。
テントの設営に関しては、長めのペグを用意して、万全の風対策を行っておくことをオススメします。
【結論】十勝ワッカの森キャンプ場は、こんなキャンパーにオススメしたい
基本的にどんなキャンプスタイルの方でも満足できるキャンプ場だと思います。
キャンプ初心者にも利用しやすいビギナーズサイトがありますし、炊事場やシャワーの設備も充実しているので安心です。
また、トイレも新しくてきれいですので、特に女性の方は利用しやすいと思います。
また、ペット連れのキャンパーの方もペットサイトやドックランが充実していますし、ファミリーキャンパーの方についても広い区画サイトや電源サイトも整っています。
まら、ワイルドにキャンプがしたいキャンパーさんについても、十分に満足できる景観と自然があります。
そして、サウナーの方も楽しめるサウナエリアがあります。
逆におすすめできないキャンプスタイルが見当たらないキャンプ場だと感じました。
さいごに
今回は、十勝ワッカの森キャンプ場さんにお邪魔してキャンプをしてきました。
設営時は積雪ゼロの状態でしたが、設営が完了し、夕方ころには雪景色に。
そして、翌朝はきれいな十勝晴れとなり、積もった雪が朝日に照らされて、とても美しかったです。
キャンプでなければ、「あぁ、また今年も除雪かぁ・・・」とブルーな気分になるものですが、同じ雪でもキャンプ場でみる雪は格別なものです。
ちなみにこの十勝ワッカの森キャンプ場は、相澤ワイナリープロデュースのキャンプ場ということもあって、受付にはワインセラーがあり、ワインの販売もしておりました。
次回、利用するときには、ちょっと美味しいワインを購入してオシャレキャンプでもやってみたいなと思いました。
では~
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