どうも!サラリーマンキャンパーのたかさんです。
2022年5月のGWに北海道の上川町にある「層雲峡オートキャンプ場」を利用してきました。
このキャンプ場、実は10年ほど前に妻のちょぴこを初めてキャンプに連れ出したという思い出の場所となるべきキャンプ場だったのに・・・おいらはすっかり忘れていました(笑)
妻のちょぴこを初めてキャンプに連れてきた場所へ再び・・・
「層雲峡オートキャンプ場」に到着したとき、妻のちょぴこが「10年位前にキャンプに来たところだ!」と発言したのをきっかけに色々な思い出が蘇ってきました。
それもそのはず、偶然にも10年前と同じ場所にテントを張っていたからです(笑)
いやいや、忘れっぽいところを丸出しにしてしまい、お恥ずかしい限りです。
この「層雲峡オートキャンプ場」は、北海道屈指の温泉場「層雲峡温泉」、日本一早くオープンし、日本一遅くにクローズする黒岳スキー場を有する観光地「層雲峡」にあるオートキャンプ場で、大自然の
それでは、たかろぐ流キャンプ場紹介のスタートです。
【ちょぴこの北の暮らしチャンネル】で動画が見れます
キャンプ場の状況やおいら夫婦のキャンプの様子の動画は、妻のちょぴこが運営するYouTubeチャンネル「ちょぴこ北の暮らしch」にて公開されています。
また、おいら夫婦のキャンプの様子については、当ブログ「夫婦キャンプ紀行」にて、詳細な記事を執筆中です。
こちらも、ぜひご期待ください。
キャンプ場基本データ
正式名称
層雲峡オートキャンプ場
所在地
〒078-1711 北海道上川郡上川町清川
ホームページ
【公式】層雲峡オートキャンプ場HP
料金
デイキャンプ 350円(入村料)
フリーテントサイト 500円(予約不要)
オート区画サイト 1500円
バンガロー 4000円(グリーンシーズンのみ利用可能)
通年型コテージ 6500円(冬期間は暖房費+500円)
週末移住コテージ 7500円(冬期間は暖房費+500円)
予約方法
キャンプ場予約サイト「なっぷ」さんから予約できます。
チェックイン・アウト
チェックイン 13:00~21:00
チェックアウト ~10:00
※入口ゲートは21:00~6:00まで封鎖
禁止事項など
ゴミは無料引き取り(要分別)
花火はコミュニティ広場で(花火指定場所)
直火禁止(焚き火台の使用OK)
夜9時以降と早朝はお静かに
※詳細は、公式ホームページ等でご確認ください!
共用施設のご紹介
1 管理棟(受付・ショップ)
キャンプの受付や、薪やガスボンベなどの各種アウトドア用品の販売、レンタル品の受付などを行っています。
営業時間は13:00〜21:00となっています。
2 ゴミステーション
管理棟(受付・ショップ)の向かいにあります。
ここで、ごみの処分が無料でできます。
分別ルールを守って使用しましょう。
3 キッチン棟
管理棟(受付・ショップ)の隣にある新しい施設です。
シンク付きの共用のキッチンと食事ができるテーブル席がありました。
共用の冷蔵庫、電子レンジもあるそうです。
注)キッチン棟は、週末移住コテージ利用者とグランピングプランの利用者の限定施設になっています。
4 トイレ・シャワー棟
キッチン棟の隣には、5分100円のコインシャワーや洗面台、トイレの設備があります。
ほかにも洗濯機と乾燥機の設備もあります。
おいらは、層雲峡温泉に入りに行ったので、利用していませんが、もし、温泉に行けなかった場合でもシャワーを浴びることができますね。
5 炊事棟
通年コテージの向かいにある新しい施設です。
シンクが4台とテーブル席が用意されていて、ここで料理や飲食ができます。おいらは利用しなかったのですが、電子レンジも備え付けられているそうです。
6 炊事棟とトイレ
オート区画サイトとバンガローの間のエリアに炊事場とトイレがあります。
どちらも古い施設ですが、きちんと清掃されていて気持ちよく利用できます。
7 テニスコート
オート区画サイトの隣には、テニスコートがありますが、ちょっと設備が古いのと、あまり手入れされていない感じがするので、期待しない方が良いかと思います。
ちなみに10年ほど前に利用した時は、「テニス合宿キャンプ」と称して、妻のちょぴことサーブとレシーブの特訓などをしていました(笑)
フリーテントサイト
おいらが利用した日は、フリーテントサイトでキャンプをしている方がいませんでしたので、写真では「普通の芝生」に見えてしまいそうです(笑)
面積としては、それほど広くはないのですが、ちょっとした野営感があって、雰囲気が良いと思います。
予約が不要ですので、気軽に利用できそうですね。
この後、人がいない時間が続いたためか、エゾシカの群れがデイキャンプしてました(笑)
オート区画サイト
今回、おいらが利用させてもらったのがオート区画サイトです。
区画は、10サイト程度あり、すぐ近くに炊事棟とトイレがあるので、とても便利で利用しやすいサイトだと思います。
サイトは芝なのですが、ペグが刺さりにくいので、丈夫な鋳造ペグ等を利用することをお勧めします。
各区画には、コンクリート製のベンチがあります。
バンガロー
木造の三角屋根のバンガローで、設備としては古いのですが、山小屋風でアウトドアの雰囲気が感じられる建物になっています。
関係者に聞いたところ、黒岳などの登山に来られる人がよく宿泊されているとのことでした。
登山をされる方にとっては、このキャンプ場を簡易宿泊所として利用されているんですね。
通年型コテージ
大きな円柱型のコテージで、一風変わった形をしているので、キャンプ場内でも目立つ存在になっていました。
施設としては、とても新しいもののようでした。
コテージの前にはコンロがあるのですが、未使用なくらいに新しかったです。
なお、室内には暖房設備があり、冬期間も利用することができます。
個性が強くて、興味がわくコテージですね。
週末移住コテージ
キャンプ場に入ってすぐの位置には、とてもオシャレな週末移住コテージが立ち並んでいます。
建物の外見を拝見したところ、オシャレなテーブルと椅子が見えました。
イメージとしては「小さな別荘」的な感じでしょうか?とても優雅に過ごせそうな雰囲気でした。
おいらが見たところ、利用者が多かったように思えました。
おそらく人気がある施設なんだと思います。
建物の玄関先でBBQを楽しんでいる方をたくさん見かけましたよ。
なお、室内には暖房設備があり、冬期間も利用することができます。
グランピングエリア
グランピングエリアには、テントを立てる場所にウッドパネルが敷かれていましたが、おいらが利用した時はテントが建てられておらず、焚き火イベントの場所として使用されていました。
これからグランピングのプランが開始されるのかもしれませんね。
【おすすめポイント】まさに自然の中でのキャンプ
1 キャンプ場内には、普通にエゾシカがいます
キャンプ中、食事の準備などをして周囲から目線を切っているスキに、いつのまにかエゾシカが現われていて、ふとした瞬間に目を上げると、数頭のエゾシカが、キャンプ場内を徘徊している様子が何度もあり、ちょっと驚きました。
おいらが利用した日が、たまたま利用客が少ない日だったためか、エゾシカも人間をさほど警戒する感じもなく、普通に歩いています。
野生動物がたくさん現れるキャンプ場ですので、食品の保管場所には気を付けたいですね。
2 子供なら虫取りで大騒ぎ
おいらが訪れたGWの時期は、まだキャンプ場内に残雪が残っており、朝晩の冷え込みも厳しい時期なので、まだクワガタなどの昆虫は姿を見せていません。
これが夏になると、たくさんの昆虫が現われ、子供たちを楽しませてくれること間違いありません。
層雲峡オートキャンプ場は、林間サイトとなっているので、場内の立木などを利用して、子供たちに虫取りをさせて比較的安全に遊ばせることができると思います。
ちなみにツリーハウスがあり、自由に利用してよいそうです(室内の見学はしませんでした…)。
【おすすめポイント】車で10分!層雲峡観光に最適
層雲峡オートキャンプ場を利用するなら、ぜひ出かけてほしい観光スポットを紹介します。
1 【オススメ】黒岳ロープウエイ
層雲峡オートキャンプ場から車で10分程度で層雲峡温泉街に行くことができるのですが、その温泉街には、黒岳ロープウエイの層雲峡山麓駅があります。
ここからゴンドラで5合目までの片道7分の空中散歩を楽しみます。
5合目からは、大峡谷をダイナミックに眺めることができます。
さらに李湯とを利用して7合目まで登ると大雪山連峰を一望できる大パノラマが広がります。
今回おいらが訪れたときは、リフトの運行がなかったので5合目までしか行けませんでしたが、それでも大峡谷と石狩川、そして大雪山連峰を眺め、楽しむことができました。
ちなみに、黒岳ロープウエイの公式HPでは、ライブカメラによる映像を観ることができますので、天気が不安な場合などは、チェックしてみるとよいかと思います。
2 【オススメ】層雲峡温泉街
おいらは、層雲峡オートキャンプ場に2泊し、初日は、「黒岳の湯」、次の日は「湯本銀泉閣」のお風呂を利用させていただきました。
どちらもお湯がとても良くて、体に染み渡る感じがしました。
せっかく層雲峡に来たなら、ぜひ温泉には入りたいですね。
3 【オススメ】銀河の滝・流星の滝
層雲峡オートキャンプ場から車で約15分で行くことができる観光名所です。
層雲峡には、たくさんの滝が存在するのですが、現在、観ることができない滝も多い中、銀河の滝を間近で観ることができます。
さらに、峡谷の反対側の山から銀河の滝と流星の滝の両方を同時に観ることができる「双瀑台」まで歩いて登ることができます。
軽い気持ちで「双瀑台」までの道を登ってみたのですが、終始、きつい坂を登り続けるので、運動不足のおいらにはちょっと大変でしたが、登り切った後には、2本の滝が流れ落ちる景色に感動を覚えました。
足腰に問題がないのであれば、ぜひ「双瀑台」まで登ってみてください。
絶対におススメです。
ここから川に向かって歩いていくと、銀河の滝の迫力に圧倒されます。
しかし、ここからは流星の滝は見ることができません。
写真では、なかなか迫力が伝わらないのが残念です。
双瀑台から滝までの距離は、かなり離れているはずなのですが、水の落ちる爆音が聞こえます。
4 冬なら「層雲峡氷瀑祭り」
層雲峡オートキャンプ場は、冬期間もコテージを利用することができます。
ならば真冬の1月下旬~3月中旬を目指して、黒岳でスキーを楽しみ、夜は層雲峡温泉街の石狩川の対岸付近で行われる「層雲峡氷瀑まつり」に行ってみてはいかがでしょうか。
氷のオブジェなどがあり、夜になるとライトアップされて幻想的な風景を楽しむことができる北海道では有名な冬のイベントです。
このライトアップされた景色は「日本夜景遺産」にも登録されるほどの美しさです。
ただし、冬の層雲峡は、とても寒いので、防寒対策は万全に整えて出かけましょう。
【おすすめポイント】登山に最適
関係者の方に聞いたところ、黒岳登山の拠点に利用されている登山客の利用者が多いらしく、主にバンガローを利用されているそうです。
立地としても、ロープウエイや登山口まで近いこともあるのでとても便利なのだそうです。
おいらが訪れたときの利用者層
1 ファミリーキャンパー
GWの後半で平日を挟んだ休日ということもあってか、意外にもファミリーキャンパーが少なく、1組程度しかいませんでした。
一方、週末移住コテージのエリアに行ってみると、たくさんのファミリーが利用していました。
キャンプエリアにファミリーがいなかったのは、まだ、寒い時期だからでしょうか。
おそらくグリーンシーズンが到来すると、大勢のファミリーキャンパーが訪れることでしょう。
2 ライダー・ソロキャンパー
ライダーの姿は見かけませんでしたが、オート区画サイトとフリーサイトにソロキャンパーが数名と、オート区画サイトに男性の友人同士でキャンプをされている若いデュオキャンパー1組を見かけました。
フリーテントサイトやオート区画サイトは、比較的料金が安いので、特にライダーの方も利用しやすいので、グリーンシーズンにはたくさんのライダーさんが訪れるのではないでしょうか。
3 キャンパーのマナーは?
おいらは、オート区画サイトで2泊利用しました。
利用者が少なかったこともあるのですが、夜はとても静かでしたし、早朝も他の使用者に迷惑をかけないように静かに過ごしている方を見かけましたし、とてもマナーの良さが感じられました。
層雲峡オートキャンプ場を利用する際には気を付けた方がよい点
1 食品管理とゴミの管理は厳重に
やはり野生動物が身近に多数生息するエリアのキャンプ場ですので、食品の管理は厳重にすべきだと感じました。
食品は、しっかり密封できるクーラーボックスに収納したり、ゴミも蓋をしっかり閉じることができるダストボックスを使用し、できるだけ車の中などに片づけてから就寝するようにしたいです。
2 買い物を済ませてからキャンプ場へ
層雲峡オートキャンプ場から層雲峡温泉街に向けて車で10分くらい進んだあたりにセブンイレブン層雲峡店がありますし、層雲峡温泉街にもセイコーマート層雲峡店があります。
しかし、キャンプで使う食材がすべて揃う訳ではないので、できるだけ周辺都市において食材の確保をしておいた方が良いと思います。
【結論】層雲峡オートキャンプ場は、こんなキャンパーにオススメしたい
1 ソロキャンパー
きちんと管理されたキャンプ場でありながら、自然に囲まれてワイルドにキャンプができるので、かなりソロキャンパーのニーズにマッチしたキャンプ場だと思います。
2 ライダー
値段が安いので、ある程度の長期滞在も可能だと思いますし、周辺に観光スポットも多いので、特に道外のライダーの方の観光拠点として利用できるのではないかと思います。
3 ファミリーキャンパー
キャンプだけでなく、週末移住コテージを利用して、アウトドアを楽しむことができる良いキャンプ場だと思います。
子供たちは、夢中になって虫取りや小川で水遊びをして遊ぶことができますし、ちょっと足を延ばせば、ラフティングや黒岳のトレッキングなども楽しむことができます。
まさに「そと遊びの王道」を楽しむことができるキャンプ場だと思います。
【結論】層雲峡オートキャンプ場は、こんなキャンパーにはオススメできない
子供向け遊具などを求めるファミリーキャンパー
子供向けの遊具は全くありませんので、遊具がないと子供が楽しめないファミリーには不向きかもしれません。
ですが、むしろ遊具を使わなくても、子供は何かを見つけて遊ぶものだと思います。
子供なりに「そと遊び」ができるようになることを期待し、学習するチャンスを作ってくれるキャンプ場なのではないかと思います。
さいごに
今回、層雲峡オートキャンプ場を利用したのですが、おいらの印象としては「設備の古いキャンプ場が、今まさに生まれ変わりつつあるキャンプ場」といった感じでした。
新しい施設を作りながらも、古き良き施設はそのままに管理していくというスタンスを感じました。
受付でいただいたキャンプ場内の地図を見ると「工事中エリア」となっている部分があり、「何か新しい施設でも作るのかな?」などと考えて想像していると、ちょっと楽しみに思えてきます。
次に利用するときの楽しみが増えましたね。
では~
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