どうも!サラリーマンキャンパーのたかさんです。
久しぶりに海の見えるキャンプ場に行きたいな~。
温泉にもゆっくり浸かりたいな~。
それなら北海道の大樹町にある「晩成温泉キャンプ場」に行くしかない!
ということで、行ってきました。
海の見えるキャンプ場「晩成温泉キャンプ場」へ
晩成温泉キャンプ場は、基本的に無料なのですが、「温泉入浴券の購入が条件」というちょっと変わった料金形態のキャンプ場なのです。
晩成温泉キャンプ場の詳細情報は、過去記事「たかろぐ流キャンプ場情報」で紹介していますので、こちらをご確認ください。
ざっくり説明すると、「強烈に濃い温泉に浸かれるキャンプ場」なのです。
知る人ぞ知る良キャンプ場という雰囲気なのですが、かなりの人気キャンプ場になっています。
密になるほどの込み合っている訳ではありませんが、念のため、密になりやすい炊事場は、利用する回数を大幅に減らす工夫をするなどして、安全・安心のキャンプを心がけています。
晩成温泉キャンプ場は、結論から言ってしまうと「何度でも通いたくなるキャンプ場」なのです。
あらゆるジャンルのキャンパーにもオススメできるキャンプ場なので、おいら夫婦のキャンプ紀行を参考にしていただけたらと思ってます。
「Coleman X-Cursion Tepee/325」の初張り
今回のキャンプの目的の一つに「Coleman X-Cursion Tepee/325」の初張りがありました。
妻のちょぴこは、以前からワンポールテントに強い興味を持っていたのですが、その中で選びに選び抜いて「これだ!」と決めて購入したテントが、この「Coleman X-Cursion Tepee/325」でした。
そのため、初張りはちょぴこが一人で行い、それをYouTube動画に収めることを予定していました。
ちょぴこは、キャンプ前日から設営方法を解説したYouTubeを見て勉強し、キャンプ当日の移動中も、道中の車内(助手席)でYouTube動画を繰り返し見て予習し、万全の体制で単独設営を行いました。
しかし、いくら予習したとはいえ、ちょぴこは初心者ですので、なかなか思うようにうまくいかないものです。
実際の初張りの様子は、妻のちょぴこのYouTubeチャンネル「ちょぴこ北の暮らしチャンネル」にて、てんやわんやの一部始終が記録されています(笑)
ちなみにちょぴこは、設営の序盤から設営方法を誤っていたのですが、おいらとしては、その間違いになんとなく気が付いていました。
しかし「黙っていた方が面白い動画になる」と思い、黙ってカメラを回していたのですが…ついつい一言、二言と言葉を発してしまい、動画的には、かなりの邪魔をしてしまいました(反省)
とはいいつつも、実際に「Coleman X-Cursion Tepee/325」を使用した感想としては、構造が比較的単純で設営がしやすいことは間違いない ですし(ティピーテント全般に言えることですが)、慣れたら10分足らずで設営できるんじゃないかなと思うくらい素早く設営できるテントだと思いました。
ティピーテントって、キャンパーの間では、とても人気があるのですが、実際に使ってみると、その人気の理由が分かった気がしますね。
テントの設営が終わったら、おいらが「QUICKCAMPスクリーンタープ3m(QC-ST300)」を設営しました。
こちらに至っては、ペグ打ちを含めても10分程度で設営が完了しましたし、腰痛キャンパー全員の悩み「腰への負担」については、全く感じなかったです。
ちなみに設営方法は、過去記事で詳しく解説していますので、腰痛キャンパーの皆さんは参考にしてみてください。
「DODバックインベッド」の初使用
もう一つ初使用のキャンプギアがありました。
DODのローコット「 DOD バックインベッド」です。
今までは、「Colemanトレイルヘッドコット」を使用していたのですが、「Coleman X-Cursion Tepee/325」の床面積とテントの形状から、トレイルヘッドコット2台は入らないかもしれないと思い、「DODバックインベッド」を購入しました。
コットとテントの大きさをあらかじめ計算した上で購入したのですが、計算通りにきっちり収まるのか不安がありましたが・・・結果として、ばっちり収まりました。
「DODバックインベッド」は、「Colemanトレイルヘッドコット」ほどの「張りの強さ」はないものの、腰への負担も全く感じられず、なかなかの寝心地でしたよ。
海辺へ散歩
テント設営も完了し、荷物も整理して一息ついたら、防波堤のある海岸周辺まで散歩がてら海を見に行きました。
太平洋の荒波です。
「この波にのまれたら二度と地上には帰ってこれない」ような力強い波が、寄せては返します。
音楽で言うと、サブちゃんとか鳥羽一郎とかがイメージされる海です。
(本当は、サザンの似合う海にちょっと憧れてます。)
こんな荒波でも、寄せては返す波を眺めていると、時間の流れを忘れてしまいますね。
散歩していると、だんだんお腹が空いてきたので、テントに戻って食事の準備です。
「ジンギスカン鍋」でジンギスカンを食す
テントに戻ったらジンギスカンの準備です。
今回は、「ジンギスカン鍋」を用意しました。
やはり、道産子なら「ジンギスカンはジンギスカン鍋で食べるべき」ということに最近気が付きました(遅い!)
ジンギスカン鍋については、ジンギスカン鍋をキャンプギアとして流行させるべく記事を書きましたので、詳細はこちらでご覧ください。
まぁ、どんな調理器具でジンギスカンを調理しても、絶対旨いのは分かっていることですが、ジンギスカン鍋で食べるジンギスカンは、より美味しく感じますし、なにより「焼きやすくて食べやすい」のです。
今回は、焼き肉の街として有名な北海道北見市の「味覚園」さんのジンギスカンを食しました。
これがまた飽きのこないサッパリした味付けなのですが、羊肉の美味しさをしっかりと引き立ててくれる味で、シメのうどんにもマッチしてました。
これからも全道各地にある美味しいジンギスカン肉を紹介していきたいです。
晩成温泉は「濃い~ヨード泉」
この「晩成温泉」の泉質は、全国的にも比較的珍しい「ヨード泉」なのです。
あのうがい薬の主成分であるヨードです。
浴室は、ほんのりと「うがい薬」の匂いがしている気がします。
湯につかると、皮膚を通してお湯の濃さが伝わってきます。
ついつい「濃い~の!」と叫びたくなるくらいです(もちろん叫びませんが…)
この温泉は、地元の人たちにも愛されており(おいらも子供のころ父親に連れられて入浴していました)、キャンパー以外の方の入浴客も多かったです。
ちなみに「晩成温泉」は、内湯のみで露天はないのですが、浴室から外へ出られるドアがあり、そのドアを開けると太平洋を見渡せる絶好のロケーションが広がるベランダ(?)があり、ここで海を眺めながら火照った体を冷やすことができます。
実はこの温泉、ちょっと湯温が高めなので、このベランダと湯船を行ったり来たりするのが気持ちいいんです。
ちなみに、これは男湯の情報なので、女湯がどのような造りになっているのかは知りません。
キャンプのブログで書くべきことではないと思いますが「キャンプしなくても温泉は入っておいた方が良いと言えるくらい価値あり!」です(笑)
この日の北海道(十勝)は、遅い夏を迎え、日中の気温はかなり高かったです。
しかし、日が沈むころになると、急激に冷え込んできます。
特に海沿いは、日中と夜の温度差が激しいので、温泉でガッチリ体を温めて、体が冷める前にテント内に戻って就寝しました。
朝寝坊からのホットサンド
翌朝は、いつものように朝寝坊から始まりました(笑)
普段は「Colemanタフスクリーン2ルームハウス+」を使用しており、「ダークルームテクノロジー」という名の「朝寝坊を誘発する悪魔のテント」で寝ていました。
「Colemanタフスクリーン2ルームハウス+」は、どんなに強烈な朝日もほぼシャットアウトするので、テント内は真っ暗なのです。
そのため、テント内の気温も上がりにくく、快適に「朝寝坊」ができる仕組みが整っており、まさに「キャンパーをダメにするテント」なのです。
しかし、今回は、ダークルームテクノロジーが採用されていないタイプの「Coleman X-Cursion Tepee/325」を使用しているので、いつもとは状況が異なります。
当初の予想だと、「たぶん、眩しさと暑さから、日の出とともに起床して、清々しい朝を迎えるのだろう」と考えていましたが…
現実は、「日の出とともにテント内は明るくなり、気温も上昇する」という予想通りの展開にはなりましたが…
「暑いのを我慢して二度寝する」を何度も繰り返し、いつも通りの「朝寝坊」をしていました(つまり、ダークルームテクノロジーの有無が問題なのではなく、朝が弱いだけだった!)
そんなこんなで起きたらすぐに朝ごはんの準備です。
我が家の朝の定番「ホットサンド」です。
この日のホットサンドは、割とスタンダードなものとなりました。
まずは、ゆで卵を作り、マヨネーズとほりにしで味付けし、ビニール袋の中で潰したものをチャーシューと一緒にパンに挟んで焼きました。
詳しい作り方は、「LOGOSホットサンドパン」を紹介した過去記事に記載ましたのでご覧ください。
ホットサンドとコーヒーで、のんびりした朝を過ごしました。
チェックアウトの時間に決まりがないことや、日曜日からキャンプインする人も少ないことから他の利用者の迷惑になることもないと考え、お昼すぎまでダラダラ過ごしていました。
しかし、おいら夫婦には、この晩成温泉キャンプ場でやり残したことが一つありました。
それは「帰る前に、もう一回、温泉に浸かる」ことです。
来た時よりも美しくキャンプ地を撤収し、いざ再び晩成温泉へ…
撤収後は、再び晩成温泉に浸かる
撤収を済ませたら、キャンプ場の隣にある晩成温泉へ向かいます。
2日目は、食事付入浴券(1200円)を購入しました。
昨夜から引き続いて温泉を堪能したのですが、晴れた昼間の温泉って、景色が違って見えて、かなり気持ちがいいものですね。
ノボせるギリギリ直前まで温泉を楽しみました。
そして入浴後は、晩成温泉の施設内にある「こむぎ食堂」でチキン南蛮定食を頂きました。
温泉で満足し、おなかも満足したところで、さらに寄り道をすることにしました。
生花苗沼(オイカマナイトウ)を眺める
晩成温泉キャンプ場から北に向かって車を走らせること数分で生花苗沼(オイカマナイトウ)に到着です。
周囲12kmほどの海跡湖なのですが、ここではマリンスポーツや野鳥観察などをすることができます。
この日も子供たち(たぶん地元の子)がボートに乗ったりして楽しんでいる姿が見られました。
さらに、ドローンを飛ばして撮影している方もいました。
天気は最高に良く、コンディションも良かったので、きれいな景色を撮影できたと思います。
すばらしい景色を、両目に焼き付けて、心にも焼きつけて、さらにカメラにも焼き付けて…帰宅しました。
さいごに
おいらが幼少期を過ごした大樹町で、今年は二度もキャンプをすることができました。
前回は、林間キャンプ場でもあり河川キャンプ場でもある「カムイコタン公園キャンプ場」で、今回は海岸キャンプ場でもあり温泉キャンプ場でもある「晩成温泉キャンプ場」でした。
大樹町は、本当に小さな町で、街の総人口よりも乳牛の頭数のほうが遥かに多いという「THE☆田舎」と呼ぶにふさわしい街なのですが(怒られる…)、最高レベルのポテンシャルを持ったキャンプ場を2つも持っている良い町です。
特にキャンパーにとっては注目の町ですね。
この「雄大な自然」という観光資源、宇宙開発という観光資源、これを活かした地域の活性化を進めてほしいなと思っています。
では~
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