【コラム】若い人には「自己投資」として「ソロキャンプ」をオススメしたい!

キャンプ・コラム
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どうも!サラリーマンキャンパーのたかさんです。

最近の若い人は、ソロキャンプなんてするんですかね?
ドラマやアニメ、漫画でソロキャンが取り上げられているし、芸人のヒロシさんも注目されているし、ソロキャンプ人口も増えているのかな?

まぁそんなご時世ですが、おいらとしては、あえて「若者にソロキャンプを推奨したい」と思っています。

若い人にソロキャンプを推奨したい理由

理由は4つです。
〇リアルなコミュニケーションを自発的に求める訓練になる
〇決定権はすべて自分が握る、という感覚が身につく
〇自分と向き合い、社会と向き合う、ということが理解できるようになる
〇意図的に情報を断つことで、情報を取捨選別できるようになる

こんな人がソロキャンプしたら「人生変わりそう」

普段から「自分にとって居心地のいいコミュニティー」しか持たないようにしている人
自分の考えと周りの人の考えが合わないと思って入りる人
自分って、結局、「世の中に流されて生きていくことになるんじゃないかな」と思っている人

「ソロ」じゃなきゃダメなのか?

友人や家族とのキャンプではなく、ソロキャンプに意味があります
家族と同居している若い人も、独身で一人暮らしをしている若い人も同じです。
普段の生活の中で一人になれる時間がいくらあっても、一人でとことん自分と向き合える時間があるとは限りません。
だって、SNSをいぢったりYouTube眺めちゃったりしてしまうじゃぁないですか。
だから、あえて自分自身のために、一人だけで自然の世界に入り込むんです。
別に山や海とかの自然に一切興味がなくたっていいんです。
しかも、おいらみたいなおっさんよりも、将来に対する選択肢の多い若い人のほうが意味がある行動だと思います。

「ソロキャンプ」に何を求めるの?何が得られるの?

リアルなコミュニケーションを自発的に求める

知らないおっさん、小さな子供、年配の人、バイク旅をしている人
普段かかわりを持たないような人と出会う機会があると思いますが、ちょこっと会話をするだけで、人の温かさとかを感じるはずです。
普段なら、知らない人に話かけられただけで嫌悪感を覚えるはずなんですが、不思議なことにキャンプ場だと心地よく感じられるんです。
ソロキャンプって、「人と人とのコミュニケーションを断つ行為」だと思われがちですが、「真逆」です。
「自分からコミュニケーションを発掘する行為」なんじゃないかと思います。
しかもSNSでは得られないリアルなコミュニケーションが得られる行為でもあります。
でも、実際は些細なことです。
例えば「ちょっとライター貸してもらえますか」なんていう程度の話だったり…
ファミリーキャンプをしている家族の子供とちょっと会話をした程度だったり…
些細なことからコミュニケーションをとってみるだけで、精神的に「人と人との温かさ」を感じられることに気が付くはずです。
しかも、ソロで行動しているんだから、友達の目とか気にせずに行動できるんです。
コミュニケーションに失敗したって、誰も見てないから恥ずかしくないし、失敗なんて全然OKですよ。
なんだかワクワクしてきませんか?

決定権はすべて自分が握る

例えば、数日キャンプに出かけるということは…
 住む場所を決める→テントの設営
 食事がしたいと思う→食事を作る
 違うキャンプ場に移動したい→車やバイクを運転する
簡単に言うと、やりたいことを「決める」ことと、決めたことに対して「行動する」ことを一人で完結して行うことになります。
逆に言うと、眠たくないならテントなんか張る必要はないし、食欲がないなら食事は作らなくていい、面倒だったら移動せずに同じ場所に留まっていればいいだけなんです。
後になって、眠たくなったり、腹が減ったり、移動したくなったときは、誰のせいでもなく自分の責任なんです。
全ての選択権は自分にあるし、行動の結果は自分に跳ね返る、という単純なことです。
普段の生活では、こんな単純なことがなかなかできないじゃないですか。
だから、あえてこんな状態に自分を置いてみるんです。
ソロキャンプをしているときは、優柔不断な自分に対して、学校の友達やSNSの友達が背中を押してくれることもないし、ネットの情報で自分のやりたいキャンプを決めてくれるわけじゃないし・・・結局は「自分が決めて自分で行動する」ということになります。
この「自分が決めて自分で行動する」って、社会経験を積めば積むほど「自分自身の事柄に対する裁量権がない」ことに気が付いてくると思います。
 体調が悪いけど会社に行かなきゃ…
 やりたくない仕事だけど、自分がサボることは許されないし…
 めんどくせぇ仕事だけど、しゃあない、やるか…
 子供が生まれた!子育て頑張りたいけど、会社に行かなきゃならない…
 親の介護と仕事の両立、どうすりゃいいのか分からない…
など、自分の裁量だけで決められないことって、数えきれないほどありますよね。
そりゃ、出世すれば、仕事上の裁量権は得られます。
けれど自分自身(プライベート)の事柄に対する裁量権は減っていく一方だと思います。
ソロキャンを通じて、若いうちから
 〇 自分で決めることが一番大事だということ
 〇 自分から行動することが一番大切だということ
 〇 自分で決めて行動したことの責任は自分で負うということ
が、心と体の両方で経験して理解できるんじゃないかなと思います。

焚火で自分と向き合い、社会と向き合う

なぜだかわかりませんが、「焚火」って、自分と向き合う最高の時間を演出してくれるんですよね(笑)
 自分は、どうしたいのか
 自分は、どうなりたいのか
 自分は、周囲にどう思われたいのか
 自分は、周囲に何を期待しているのか
なんて考えます。
その上で
 周囲は、自分にどうしてほしいと思っているのか
 周囲は、自分にどうなってほしいと思っているのか
 周囲は、自分のことをどう思っているのか
 自分は周囲に何を期待されているのか
なんて考えます。
焚火の炎なんて見ながら、こんなことのんびり考えていると、「自分の本心」と、周囲の人たちは、「意外と自分のことを何とも思っていないんだろうな」っていうギャップに気が付くと思います。
結局、通常の人間関係って「他人事の延長にあるものだし、特別な関係、例えば夫婦とか、親子や兄弟姉妹、強い絆でつながった師弟関係であるとか、そういった特別な関係性がない限り、「しょせん他人事」で、ちょっと何か問題があった程度では、相手の記憶にも残らないし、忘れ去られるようなことだけど、なぜだか当の本人だけはいつまでも覚えていて悩んだりしてます。
でも、焚火を見ながら自分と向き合ってみると、「ほとんどの問題は大したことがないことなんだ」ということにも気が付くと思います。
そして、考え方がシンプルになってきて、ソロキャンの旅を終えたころには、サッパリした気分で帰宅できるんじゃないかなと思います。
複雑な社会で揉まれ、強ストレスの中を生き抜かなければならない若い人にとって、ソロキャンプは、即効性の高い対処法なんじゃないかと思います。

意図的に情報を断つことで、情報を取捨選別できるようになる

キャンプでは、スマホを使わないようにすることで、情報を断たれた(断った)自分と向き合うことができます。
情報を断つことによって「考えなくてもいいこと」「考えなくてもいい」ということに気が付きます。
自分にとって、「重要なこと」に注力して「じっくり考える時間と余裕」が作れます
情報を断つことで、不安になる若い人は多いらしいですが、数日で慣れると思います。
そして、いつも得ていた情報って、自分にとってさほど利益のあるものではないことに気が付くと思います。
だって、芸能人が不倫したことに対して不快な気分になるのって、心の無駄使いだと思いませんか?SNSに誹謗中傷を書き込む時間なんて無駄だなって思いませんか。
そんなことより、例えば、コロナ関係がどうなっているのか?何が問題になっているのか?そのために自分ができることは何か?社会情勢のこと、地域のことなど、自分に遠かれ近かれ後々関係性が生まれそうな情報については、知識として入れておかないとだめだ!ということにも気が付くのではないでしょうか。
さらに会社内や学校内のことに関する情報でも、本当に必要な情報って何なのか?本当に正確な情報ってどれか?っていう選球眼を身に着けるきっかけになるんじゃないのかな。
情報過多の世の中で、あえてソロキャンプによって情報を断ったことで「自分にとって必要な情報」や「本当に正確な情報」だけを選別して、自分にとって必要なことに注力して「悩むべきことを悩んで考える」ことができればいいなと思います。
ちなみに注意点として「必ずスマホを持参してキャンプに行きましょう!」
万が一の時や事故があったときには、必ず必要になるからです。
つまり、スマホで情報を拾うかどうかは、その人の気持ち次第ということです。

まとめ

現代の若い人にとって、ソロキャンプって「いいことづくめ」だと思うんです。
特に、これから社会人になるけど不安がある人や、就職して数年が経って、「会社イヤだな」なんて思っている人など、「良い気づき」を得られるチャンスだと思うし、自発的な行動ができる訓練にもなると思います。
こういうことって、学校で教えてくれないし、社会に出ても教えてくれない
むしろ、教わっていないのに結果だけを求められる環境に置かれます。
やっぱ、これってイヤじゃないですか、理不尽だし。
だから自分から学びに行かなければならない必要があると思います。
そのために自己投資として「ソロキャンプ」を活用してみませんか?

では~

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