どうも!サラリーマンキャンパーのたかさんです。
今回は、ちょっと真面目で深刻なお話と対策についてです。
- キャンプ場での盗難が増えているらしい
- 【刑法235条】キャンプギアを盗む行為は犯罪!
- 【前提】まずは犯人の視点から考えてみよう
- 【目的】たかろぐ流の防犯対策は「いかに被害に遭遇しにくくするか」
- 【対策1】ご近所のキャンパーさんと挨拶を交わそう
- 【対策2】テントの入り口に見えるように靴を置く
- 【対策3】テント内のLEDランタンは照らしたままにする
- 【対策4】テントはダイヤルロックか南京錠でロック
- 【対策5】ラジオを鳴らしておく
- 【対策6】テントの入口にセンサーライトを設置
- 【対策7】高価なギアはテント内にしまう
- 【対策8】さらに高価なギアは車の中にしまう
- 【対策9】アウトドアBOXにダイヤルロックか南京錠を設置
- 【対策10】防犯ブザーを取り付ける
- 【対策11】できるだけ高価なキャンプギアを使用しないのも効果的
- 【対策12】キャンプギアにキャンステやステンシルマークをつけてしまう
- 【対策13】SNS発信は、リアルタイムに発信しない
- 【対策14】管理人さんが24時間常駐のキャンプ場を選ぶ
- 【対策15】駐車場の管理がされているキャンプ場を利用する
- 【対策16】フリーサイトでは、見晴らしのいい場所を選ぶ
- 【対策17】防犯カメラを設置する
- 【対策18】保険に加入する
- 防犯対策のまとめ
- さいごに
キャンプ場での盗難が増えているらしい
ネットニュースやSNSを見ていると「キャンプギアの盗難に遭った」との記事や書き込みを見かけるようになりました。
おいらは、ソロキャンプをやっていた時代の約30年前まで遡っても、今まで幸運なことに一度も盗難被害には遭っていません。
そんなおいらも、一応の防犯対策を行っています。
今回は、「犯人の目線から考える防犯対策」として、「仮に自分が窃盗犯人だったら、どんな対策をされたら盗みにくいか」を検討し、そこから導き出される対策を、たかろぐ流に考えました。
また、おいらが実践している防犯対策を交えながら18個の対策を紹介していきます。
【刑法235条】キャンプギアを盗む行為は犯罪!
この記事を読んでいる方は、皆さん「善人」ですのでご理解いただいていると思いますが、もし万が一「窃盗犯」の方がいましたら、おいらからの警告です。
他人のキャンプギアを盗む行為は、刑法235条「他人の財物を窃取した者は、窃盗の罪とし、10年以下の懲役又は50万円以下の罰金に処する。」の構成要件に該当します。
キャンプ場でギアを盗んでも、スーパーで万引しても、窃盗犯(刑法235条)です。
「犯罪ダメ!絶対ダメ!」
【前提】まずは犯人の視点から考えてみよう
自分のキャンプギアを盗まれないようにする方法を考えるのであれば、「もし自分が犯人だったら、どんな手段でキャンプギアを盗むか?」とか「盗んだあと、どうするか?」ということを想像し、そこから具体的な対策を検討することが重要です。
1 盗みやすい環境
やはり、窃盗犯は人目につかないように行動したり、周囲の人たちに溶け込むように行動するものだと思います。
人目につきやすい位置に建てられたテントや盗んだギアを運び出しにくい環境にあるテントからは、無理に盗みに入ることはしないと考えられます。
2 下調べ
用意周到な犯人であれば、「どのテントが盗みに入りやすいか」、「どのギアを盗むか」、明るい時間帯にキャンプ場を周回して物色し、ある程度の計画を立てているはずです。
犯人としても、低リスクで効率的に盗みたいと考えているはずです。
下調べを終えた犯人は、人目のつかない時間帯や、周囲が荷物の搬入出の行われている時間帯に紛れて盗み出す…という手段で盗みを行うことが考えられます。
3 盗む時間
犯人が安全に盗みに入ることができると思う時間帯を想像してみると、近隣の観光地を巡っている時間帯やや散歩に出かけている時間帯、お風呂に入りに行く時間帯や就寝後の時間などが考えられます。
犯人としては、「いま、このテントは留守だな」と思うテントを狙うでしょう。
その他にも、周囲のキャンパーが荷物の搬入出を行っている場合も目立つことなく盗み出しやすい時間帯かもしれません。
4 盗んだ後の行動
犯人は、自分が使うことを目的として盗む場合もあるかと思います。
しかし、盗品を自分で使用していれば、犯人にとって「足がつく」リスクが高くなります。
一方、常習的に盗みを行っているような犯人であれば、盗んだキャンプギアを売却して現金化しています。
近年、キャンプギアも高額なブランド化が進んでいるため、ブランドによっては相当な売却益となるキャンプギアも存在しています。
5 犯人が狙うキャンプギア
やはり、売却した時の換金率が高い「人気ブランドのギア」であったり、「高価なギア」が狙われると思われます。
その他にも、「入手困難で希少価値のあるキャンプギア」や「話題の新製品」なども狙われやすいです。
そういった狙われやすいキャンプギアの中でも、ランタンやアウトドアチェアなどの「小型で持ち出しやすいギア」は、犯人にとって最も好都合なキャンプギアだと言えます。
6 犯人は、窃盗後に何をしているか
かなり盗みに慣れた犯人であれば、キャンパーとして宿泊する犯人は少ないと思います。
キャンプ中の犯人が、被害者から盗品であることを指摘されると、犯人としては言い逃れが難しくなるので、そのようなリスクを犯してまで宿泊をしないと思われます。
そう考えると、日中にキャンプ場内を巡回し、盗みやすそうなテントの目星をつけておき、夕方から夜間にかけて、盗みやすい時間帯に忍び込んでキャンプギアを運び出し、そのまま駐車場に止めている自分の車に盗品を積み込んでキャンプ場から出ていく…というストーリーが考えられます。
そして、その後、速やかに中古品として売却していることでしょう。
【目的】たかろぐ流の防犯対策は「いかに被害に遭遇しにくくするか」
このように犯人の視点から犯行の手口や行動などを検討してきましたが、キャンプという性質上、どうしても自宅と違ってセキュリティーは甘くなりますので、「絶対に盗まれない方法」というのは、極論「キャンプをしない」という選択肢を選ばない限り難しいことだと思います。
しかし、「盗難被害に遭遇する確率を減らすためのヒント」がたくさんあることに気がつくことができます。
そこで、たかろぐ流の防犯対策としては「いかに窃盗被害に遭遇しにくくするか」をテーマに、具体的な対策を見ていきましょう。
【対策1】ご近所のキャンパーさんと挨拶を交わそう
自分がテントを張った周囲のキャンパーさんに挨拶をして声を掛けておくのは、防犯上の観点からも有効な場合がありますが、それ以前にマナーとして挨拶はしておきたいところです。
ただし、お隣さんに「ちょっと出かけてきます」といった声掛けをすると、「留守番を頼まれてしまった」ような気持ちにさせてしまい、テントから離れられなくなる方もいるかもしれないし、「実際に盗難が発生した場合に自分が疑われるんじゃないのか」と思われる方もいるかもしれません。
さらに、「これから出かけます」という発言を周囲に潜む犯人に聞かれる可能性だってあります。
そういった理由から、おいらとしては、挨拶程度はマナーとして行うのは当然ですが、防犯を周囲のキャンパーに委ねるような発言は、あまりオススメしません。
ただし、お隣さんが友人や知り合いであれば、関係性に応じて留守番をお願いしたり、お願いされたりすることは、お互い様でであることだけでなく、とても有効な防犯対策だと思います。
【対策2】テントの入り口に見えるように靴を置く
当然ですが、犯人はテントの中に人がいると盗みに入れません。
ということは、テント内に人がいるように偽装しておくのが得策です。
そこで、テントの入口付近に、見えるように「靴を一足置いておく」という方法です。
おいらがキャンプに行くときは、トレッキングシューズ(最近は腰に優しいテニスシューズ)とサンダルを持参して使い分けて使用しています。
そうなると、履いていない靴やサンダルがテントの入口においてある状況を作れます。
とても簡単な対策なので、まずは「テントの入り口に見えるように靴を置く」という習慣を身に着けてみませんか。
【対策3】テント内のLEDランタンは照らしたままにする
テントの入口に靴を置く方法については、日中の明るい時間帯に効果が見込まれますが、夜間は効果が薄くなりがちです。
そんな夜間の外出時は、テント内でLEDランタンを付けっぱなしにしておきましょう。
犯人に対して「テントに人がいる可能性がある」と思わせることができればOKです。
ただし、ガスランタンなどの火気を使用するものは火災の危険があるので、必ずLEDランタンをオススメします。
また、電源の消耗が気になる方は、ソーラー充電ができるタイプのランタンをオススメします。
エコなうえに、かなりの光量がありますので、気楽に防犯対策ができますよ。
【対策4】テントはダイヤルロックか南京錠でロック
テントの入口は、ダイヤルロックや南京錠で鍵を掛けておきましょう。
「テントなんかナイフで簡単に切られちゃうから鍵なんて意味ないじゃないか」
と思われる方もいるかと思います。
全くそのとおりなのですが、犯人の視点で考えると、鍵のついているテントは、防犯意識が高いキャンパーのテントであることが感じ取れますし、素早く盗み出したいのに「テントを切り裂く」という時間が無駄になるので、他に施錠されていないテントがあれば、そちらを狙いに行くと思います。
そういった意味では、かなりの抑止効果が期待できると思います。
ちなみにおいらは南京錠を使用しており、妻のちょぴことおいらが鍵を1個づつ所持し、あともう一つは、秘密の場所に隠しています。
南京錠の場合、鍵の紛失というリスクがありますが、ナンバーロックであれば、数字を覚えておくだけで鍵の紛失リスクがないので便利ですね。
ただし、ダイヤルロックは、簡単に開けられてしまう場合が多い(下一桁しか番号を変えていないなどの理由で…)ので、外出の際には、ナンバーロックの数字は、しっかりとランダムな数字にしておくことをオススメします。
また、最近は指紋認証の南京錠もありますので、自分に合った鍵を探してみるといいですね。
【対策5】ラジオを鳴らしておく
犯人としては、テント内に人の気配が感じられたら、無理にテント内に忍び込むようなリスクは負いません。
犯人が人の気配を感じる要素の一つとして「人の声」があります。
そこで、キャンプ中に洗い物をしに行ったり、買い物やお風呂に入りに行くときなど、テントを空ける時間帯には、小さな音量でラジオを付けておくという方法があります。
音量は、人がささやく程度の音量で十分です。
大音量だと周囲の迷惑にもなりますし、あからさまにラジオを鳴らしているのがバレバレになります。
ラジオ局については、あまり音楽をかけないような局を選ぶのが良いでしょう。
受信感度は抜群に良いですし、内臓イヤホンでもスピーカーでも鳴らすことができます
こうやって少しでもテント内に人がいるような「におわせ」をしておくことで、盗難リスクを軽減することができます。
なお、キャンプ場は電波が悪い場合があるので、使用するラジオは、ある程度感度の良い製品を使用したほうが無難です。
【対策6】テントの入口にセンサーライトを設置
テントの入口付近にセンサーライトを置いておくだけで、かなりの抑止効果が期待できます。
ちなみにおいらは、かれこれ20年以上前から、テントの入口に電池式のセンサーライトを設置しています。
ただ、実際のところ、防犯を目的としていたわけではなく、「夜間にテントの前室で足元を照らしたかったから」という理由で設置していました(笑)
数百円程度で購入したものだったと思うのですが、なかなかの良品です。
もしかしたら、知らず知らずのうちに窃盗犯を撃退していたかも?しれませんね。
値段も安いもので十分効果がありますので、検討してみてはいかがでしょうか。
ちなみに、我が家は、キャンプ以外でも自宅の玄関付近に常時設置して使用しています。
【対策7】高価なギアはテント内にしまう
これも当然のことですが、高価なキャンプギアをテントの外に置いたままにしておくということは、犯人目線で考えると「獲物が陳列されているのと同じ」状況ですので、犯人のターゲットにされやすいシチュエーションだと言えます。
色々な防犯対策が考えられる中で、高価なキャンプギアや大切にしているキャンプギアは、せめてテントの中に入れて隠しておきましょう。
たったこれだけでも防犯効果が上がります。
【対策8】さらに高価なギアは車の中にしまう
大切にしているキャンプギアをテント内にしまっておくだけでは心配だな・・・という方は、車の中へしまっておき、車にロックを掛けておきましょう。
特にオートサイトを利用している場合は、キャンプギアの出し入れもしやすく、簡単に防犯対策を行うことができます。
流石にキャンプ場で自動車のピッキングをして車内のキャンプギアを盗もうとするツワモノ窃盗犯は少ないと思いますので、防犯効果としては、かなり高まります。
【対策9】アウトドアBOXにダイヤルロックか南京錠を設置
アウトドアボックスを複数使用している方は、一つでも良いので南京錠かダイヤルロックをつけておき、そこに盗まれたくないものを入れておくのも一つの方法です。
「アウトドアBOXごと盗まれたら意味ないじゃないか」と思うかもしれませんが、犯人視点で考えると、アウトドアBOXの中に何が入っているのか分からないのに、わざわざ盗み出す可能性は低いし、盗む前にアウトドアBOXに何が入っているのか確認してから盗むかどうかを判断する犯人が多いと思います。
施錠されていて簡単に中身を確認できないアウトドアBOXよりも、中身の確認が容易にできる無施錠のアウトドアBOXの中身を確認し、そこから盗む方が犯人にとってリスクが低いことから、アウトドアBOXに施錠する効果は高いと言えます。
【対策10】防犯ブザーを取り付ける
大切なキャンプギアに防犯ブザーを取り付ける方法です。
おいらは実践したことがない方法なのですが、例えば盗難被害に遭いやすいアウトドアチェアに防犯ブザーを取り付ける方法としては、アウトドアチェアの真下にペグを打ち、ペグとアウトドアチェアとの間に防犯ブザーをつないでおく方法が考えられます。
犯人がアウトドアチェアを持ち出そうとすると、ペグにつながった防犯ブザーの紐が引っ張られ、ブザー音が鳴り響くという「トラップ」を仕掛けることができます。
トラップにかかった犯人は、かなり驚くでしょうね。
【対策11】できるだけ高価なキャンプギアを使用しないのも効果的
高価で映えるキャンプギアを使ってキャンプがしたい人には、無理な話かもしれませんが、安価で使い勝手がいいキャンプギアも沢山存在します。
犯人視点から考えると、盗品を自ら使用することを目的とした犯人よりも、売却して利益を得ることを目的とした犯人が圧倒的に多いと考えられます。
そうなると、中古市場での売却がしやすく、かつ、人気のある高価なキャンプギアが狙われるのは至極当然ということです。
つまり、犯人に目を付けられるようなキャンプギアを使用していなければ、盗難のリスクが下がると言えます。
【対策12】キャンプギアにキャンステやステンシルマークをつけてしまう
「自分だけのキャンプギア」であることを、しっかりと表示してしまう方法です。
粘着の強いキャンプステッカーを作り、ギアにガッチリ貼ってしまったり、オリジナルのステンシルマークをギアに施してしまうと、犯人は転売できないか、転売しにくいギアだと判断するため、盗むことができなくなります。
大切なギアに手を加えることになるので、人によっては勇気がいる対策ですが、転売目的の犯人に対する効果は高いと思われます。
ポタ電って高価なので盗まれたくないですよね。
【対策13】SNS発信は、リアルタイムに発信しない
例えば、SNSに写真とともに「〇〇キャンプ場なう。見てくれ俺の高級キャンプギア!無骨で最高だぜ!」などとリアルタイムな情報を書き込んでいないでしょうか。
SNSを見た犯人からすると「盗みに来てくださいと言ってるようなもの」と思うでしょう。
犯人は、土地勘やキャンプ場の設備から雰囲気まで知り尽くした、いわば「自分の庭」的なキャンプ場で効率よく速やかに盗みを行うパターンが多いと思われます。
そんな犯人がSNSの写真を見れば、すぐにキャンプ場だけでなく設営場所まで、すぐにバレてしまいます。
そう考えると、犯人は常にSNSによる情報をチェックし、効率よく窃盗を行っていると考えられます。
防犯的な観点からは、リアルタイム発信をしたい気持ちをぐっと抑えて「SNS発信は家に帰ってから」を心がけるのがベストだと思います。
【対策14】管理人さんが24時間常駐のキャンプ場を選ぶ
高規格キャンプ場や管理体制がしっかりしているキャンプ場だと、管理人さんが24時間常駐しているキャンプ場があります。
そもそも犯人は、こういったキャンプ場を、あえてターゲットに選ぶ確率は少ないと思います。
キャンプ場の運営側としては、場内でのトラブル等に対して責任を負うことはないのですが、何か問題が発生した時は、何かと力になってくれることもあると思います。
ちょっとしたことですが、防犯や安心に繋がりますね。
【対策15】駐車場の管理がされているキャンプ場を利用する
犯人は、キャンプギアを盗み出した盗んだ後は、駐車場に止めた車に盗品を積み込み、速やかにキャンプ場を去る、というパターンが多いと考えられます。
そう考えると、夜間・早朝の車の出入りが制限されているような駐車場を持つキャンプ場は、犯人にとって盗品を外部へ運搬しにくいキャンプ場であると言えます。
オートキャンプ場や高規格キャンプ場であれば、駐車場やキャンプ場内への入場時間が決まっていたり、そもそも宿泊者以外は駐車場に侵入できない仕組みが整っているところとが多いです。
こういったキャンプ場を選ぶのも防犯の視点からは有効だと思います。
【対策16】フリーサイトでは、見晴らしのいい場所を選ぶ
フリーサイトでは、自由に設営場所を選べるキャンプ場が多いと思いますが、その場合も「犯人がキャンプギアを盗みやすそうな場所に設営しない」という発想も必要だと思います。
例えば、犯人が「盗み出したキャンプギアを駐車場に停めた車に積み込む」というシチュエーションを想定した場合、通路近くや駐車場近くに設営した場合、犯人にとっては「盗みやすい」と感じられるということになります。
このように、キャンプ場の状況から、防犯に適した設営場所を選択して設営するのがベストなのですが、一般的には「見晴らしのいい場所」を選んで設営するのが良いです。
もちろん「美しい景色が見える場所」という意味での「見晴らしの良さ」ではなく、周囲のキャンパーの視界に入りやすいという意味での「見晴らしの良さ」を考えると良いです。
周囲の目が気になると、犯人にとっては「盗みにくい」と感じますので、ある程度の防犯効果は期待できると思います。
【対策17】防犯カメラを設置する
これは防犯対策と言うよりも、盗難被害にあった時の証拠を抑えるものです。
どうしても盗難が心配で落ち着かない方だけにオススメできる方法です。
ただし、防犯カメラで犯人の姿などを撮影することができても、必ず警察が必ず犯人を捕まえてくれるという保証はないですし、仮に犯人が見つかったとしても、盗まれたものが返還されることが保証されているわけではないし、損害や被害を必ず回復してくれることも保証されるわけでもありません。
むしろ、被害が回復される可能性は「ほぼない」いうことを前提に考えることが大事です。
ちなみに、おいらは防犯カメラを設置したことはないですし、上記の理由から防犯カメラを設置するコストに見合った対策だとは考えていません。
【対策18】保険に加入する
こちらも防犯対策と言うよりも、盗難被害にあってしまったときの損害を補償する対策です。
仮に窃盗犯人が見つかっても、損害を賠償してくれるとは限りません。
そこで、盗難だけでなくケガの補償なども含めたアウトドアに特化した保険に加入するという対策です。
特に、高額なキャンプギアを複数所有し、常時使用しているキャンパーにはオススメな対策と言えます。
ただし、補償期間や補償内容などに制限がある場合もありますので、自分に合った内容の損害保険であるか吟味してから契約しましょう。
防犯対策のまとめ
【対策 1】ご近所のキャンパーさんと挨拶を交わそう
【対策 2】テントの入り口に見えるように靴を置く
【対策 3】テント内のLEDランタンは照らしたままにする
【対策 4】テントはダイヤルロックか南京錠でロック
【対策 5】ラジオを鳴らしておく
【対策 6】テントの入口にセンサーライトを設置
【対策 7】高価なギアはテント内にしまう
【対策 8】さらに高価なギアは車の中にしまう
【対策 9】アウトドアBOXにダイヤルロックか南京錠を設置
【対策10】防犯ブザーを取り付ける
【対策11】できるだけ高価なキャンプギアを使用しないのも効果的
【対策12】キャンプギアにキャンステやステンシルマークをつけてしまう
【対策13】SNS発信は、リアルタイムに発信しない
【対策14】管理人さんが24時間常駐のキャンプ場を選ぶ
【対策15】駐車場の管理がされているキャンプ場を利用する
【対策16】フリーサイトでは、見晴らしのいい場所を選ぶ
【対策17】防犯カメラを設置する
【対策18】保険に加入する
さいごに
盗難被害に逢ったことがないおいらが盗難対策の記事を書くのも変な話ですが、これまで防犯意識だけは高く持つようにしてきました。
たかろぐ流の防犯対策が、誰かの役に立ってくれること祈っています。
ちなみに、冒頭で「キャンプ場で窃盗被害にはあったことはない」と申しましたが、実は何度か被害に遭遇しています。
その犯人は、カラスやキツネなどの野生動物です。
ちょっとしたスキをカラスに狙われてしまい、まだ調理前のカップラーメンの蓋にくちばしを突き刺し、そのまま飛んで行ったカラスもいました。
また、夜中にタープ内に忍び込み、食料を物色されてしまったのですが、タープ内には食品を置いていないので、盗むものはなく窃盗未遂に終わったキツネもいました。
つまり「犯人は人間だけではない」ということも念頭に防犯対策をしていきましょうね。
では~
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