しべつ海の公園オートキャンプ場【贅沢なキャンプ時間を過ごしたいキャンパー集合!】

たかろぐ流キャンプ場情報
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どうも!サラリーマンキャンパーのたかさんです。

安全に釣りをして、風呂に入って、ひたすらのんびり過ごすキャンプはいかがですか

「親子で安全に海釣りをしたいな」とか「近くに温泉があるといいな」なんて思うキャンパーって多いと思います。
そんなキャンパーたちの欲望を満たすキャンプ場が「しべつ海の公園オートキャンプ場」なんです。
しかも、キャンプ場の道路を挟んで向かいに繁華街?があり、おじさんたちの飲酒欲?も満たされるキャンプ場なんです(笑)

おいらは2018年の秋ころに利用させていただいたのですが、とにかくキャンプ場としての衝撃も大きかったこともあり、「何度でも利用したい!」と思ってしまう不思議な魅力と強烈な個性のあるキャンプ場なんです。

きれいなキャンプ場です。すぐ近くに民家が見えますが、すごく静かで全く気になりません。

しべつ海の公園オートキャンプ場の基本データ

正式名称
 しべつ「海の公園」オートキャンプ場
所在地
 北海道標津郡標津町南3条東1丁目

公式ホームページ
 https://www.shibetsutown.jp/sightseeing/sea_park/
料金
 バンガローサイト 5,240円(4~6人)
 オートサイト 3,140円
 フリーテントサイト 310円~
チェックイン・アウト
 チェックインは13:00~17:00まで(7月~9月は13:00~19:00)
 チェックアウトは10:00まで
禁止事項など
 花火、発電機の使用

※詳細は、公式ホームページ等でご確認ください!

しべつ海の公園オートキャンプ場の主な施設

1観光案内所
キャンプ場の管理棟と観光案内所を兼務している施設です。この観光案内所(管理棟)にはきれいなトイレもあります。管理人さんは親切ですよ。標津町内のグルメ案内観光案内、近所の日帰り入浴が可能な旅館などを紹介してくれます。ちなみに、徒歩数分の所に日帰り入浴可能な旅館が2か所あります。

2バンガロー
銀色の宇宙船みたいな見た目をしているバンガローで、しべつ海の公園オートキャンプ場に入場すると、一番最初に目につく施設です。
初見の方だと「あれはなんだ!」とつい口にしてしまいそうな特徴的な建物です。
そのためファミリーで使用すると子供はかなり喜ぶのではないでしょうか。
使用可能人数も6人まで宿泊できますし、室内には流し台が付いているので、大変使いやすくて便利です。

3オートサイト【オススメ】
おいら夫婦は、ここを利用しました。
なんと、電源だけでなく流し台が付いています。
水汲みとかしなくてもいいし、洗い物もかなり楽ちんです。
専用の炊事場として使用できるので、込み合うこともないですし、意外に重宝します。

4フリーテントサイト
フリーテントサイトは、オートサイトの隣にあるのですが、とにかく広すぎる・・・どこからどこまでがフリーテントサイトなのか、良く分からないくらい広いです。
利用金額も安く設定されていますし、これだけの面積がありますので、ライダーの方やソロキャンパーの方もかなり利用しやすいと思います。

5釣り堤防【オススメ】
とてもきれいに整備された堤防で、釣りをすることを前提に設計されているかのような堤防です。
天気のいい日なんかは、ここでのんびり釣りなんかをして過ごすのもいいですね。
景色も抜群によく、国後島を間近に見ることができます。

6ごみ捨て場
ごみをきちんと分別すると回収してくれます。
特にキャンピングカー利用者や連泊しているときなど、とても助かりますね。

おいらが訪れたときの利用者層など

1利用者層
おいらが訪れたときは、すでにシーズン終盤だったこともあり、利用客は少なめでした。
それでもファミリーキャンパーが2組くらいと、キャンピングカーが1台、ソロキャンパーやライダーが5~6人いました。

2キャンパーのマナー
利用者が少なかったこともありますが、すごく静かでしたし、ごみの処理についても、みなさんルールを守って利用しており、とてもよかったと思います。
しかし、管理人さんがいなくなった夜中にこっそりフリーテントサイトに忍び込んでソロキャンプをしている人を見かけました。
その人は、早朝にこっそりと帰っていきましたが、おそらく利用料金を支払っていないと思います。
(確認したわけではないので、あくまで「たぶん」ですが…)
施設維持のためにも利用料金はきちんと払いましょう。

利用して良かった点

1気軽に海釣りができる
キャンプ場から海に向かって歩くと、きれいな堤防の上に出ます。ここをずーっと歩いていくと、「釣り堤防」にたどり着きます。そして、海の向こうには、北方領土の国後島がすぐ近くに見えます。ほんとに「すぐ近くなんだな」と感じるはずです。釣り糸を垂らしながら、国後島を眺めるのは、とても価値のある経験になると思います。

地図で見ると、キャンプ場から国後島までの距離は、だいたい赤い線で引いたくらいの距離しかないんです。なまら近いんですよ北方領土って!

カレイは4月から10月ころまで釣れるようです
8月~9月にかけてはカラフトマス9月から10月にかけてシロサケ、10月から12月ころまではコマイが釣れ始めるようです。ただし、キャンプ場は、4月下旬から10月末までなので、キャンプをしながら釣りができる期間は限られていますので注意してください(冬期間の釣りなら旅館に宿泊するのが賢明だと思います。)

2標津町の市街地がすぐそこ
商店街まで徒歩2分もかかりません。ほんとに人々の生活に近い位置にあるキャンプ場なんです。お昼ご飯は「福住総本店」さんのそばを食べたり、「郷土料理武田」さんで海鮮を食べてみても良いのではないでしょうか?

3近所の旅館で日帰り入浴が可能
ホテル川畑が、徒歩2分で多分一番近いと思います。すごく気持ちのいいお風呂でしたよ。

4海を眺めながらの散歩が気持ちがいい
どこまでがキャンプ場の敷地なのか、明確なものが良く分からないのですが、キャンプ場の周りには、海が広がっていて、ぶら~っと散策できます。さらに釣り堤防まで歩き、サンライズビーチを横切りながら、スポーツ公園や多目的広場を歩いていくと、港まで到達します。そして標津町の街を散策しても良いと思います。

5道路を挟んだ向かいには繁華街が・・・
なんと、キャンプ場のすぐ隣にはちょっとした繁華街があって、居酒屋やスナックなどが軒を連ねています。
たぶん、こんな立地のキャンプ場は、全国的にも珍しいのではないでしょうか?
こうなると、「飲みに行くためにキャンプする」という利用方法もアリなのではないでしょうか?
食事の用意はせずに、居酒屋で地元の料理を食べながらお酒を飲んで、食べ終わったらキャンプ場に帰って寝る、なんていうキャンプも可能です。
まさに新しいキャンプスタイルかもしれません(笑)
実際に、フリーサイトなら最安で310円で利用できるので、地元の人なんかは、タクシーで自宅に帰るよりも、テント張って寝てた方が割安ですからね。
もしかしたら標津町内の人も利用してるんじゃないかな?(未確認ですが…)

利用の際には注意した方がいい点

海沿いのキャンプ場ということもあり、風が強めです。
テントやタープを張るのに支障がある程ではないのですが、天候によっては大変な時もあるかと思います。
また、真夏でも肌寒い時間帯もあるので、装備はしっかり準備しましょう。

次に行ったらやってみたいこと

絶対に釣りをしたいです。
前回は、時間の関係から少ししか釣りに時間を割くことができなかったのと、おいらの釣りの腕前の関係から何も釣れなかった(泣)ので、必ずリベンジするぞ!

ぜひ立ち寄ってほしい観光ポイント

標津サーモン科学館【オススメ】
サケ専門の水族館なんです。ここでは、サケの生態や食文化について学ぶことができる施設です。
見学だけでなく、「幻の巨大魚イトウの餌やり体験」や、「ドクターフィッシュに手をパクパク食べてもらう体験」から「チョウザメに手をガブっと食べられる体験」ができたり、大人もかなり楽しめる水族館です。
さらに展望室からは、知床半島や国後島を眺めることができます。
また、標津サーモン科学館に隣接する広大な芝生の公園では、散歩も楽しめます。
池や森があって、ちょっとした驚きもありますし、面白い写真も撮影できますよ(笑)

ある日、森の中、熊さんに、出会った!(笑)本当は、リアルな熊の模型?を撮影したものです。
公園内の池で出会ったアヒルにお説教してきました(笑)

標津町北方領土館
しべつ海の公園オートキャンプ場からも北方領土の国後島がすぐ近くに見えることから、特に内地からの観光客などはかなり驚かれる方が多いです。
こんなに近くて、ある意味遠い北方領土のことについて、もっと知りたくなってくるのも必然だと思います。そんなときは、標津町北方領土館に足を運んでみてください。
これまでの返還活動の歴史島の様子の紹介などがされているほか、2階の展望室からは国後島を眺めることができます。

標津町歴史民俗資料館
標津町の開拓の歴史が学べる資料館です。
知的好奇心を満たしてくれる施設なのですが、標津町歴史民俗資料館に併設されている開拓の村は、大正ロマンあふれる建物などが展示されており、レトロな感じの写真がたくさん撮影できるスポットなので、おススメですよ。

野付半島【オススメ】
知床半島と根室半島のあいだにある半島で、しべつ海の公園オートキャンプ場のすぐ近くにあります。

写真が上手に取れなかったのですが…立ち枯れしているトドワラやナラワラを見ながら車を走らせます。

車で半島の中ほどまでいくことができ、その先には野付半島ネイチャーセンターがあります。
道中は、エゾシカやオジロワシ、タンチョウヅルなどの野生動物から木が海水で立ち枯れたトドワラ、ナラワラの不思議な景色を眺めることができます。

すごく不思議な景色なんです。SF映画みたいですよ。
エゾシカは、イヤというほど見れます。群れで道路を封鎖?していることもあります。
ネイチャーセンターには北海シマエビが飼育されていました。アディダスのような線が特徴的です。すごく甘くておいしいですよ。

ここでしか見られない景色に出会うことができますので、ぜひ立ち寄っていただきたいです。

しべつ海の公園オートキャンプ場は、こんなキャンパーにオススメしたい

1スローに楽しみたい夫婦キャンパー
しべつ海の公園オートキャンプ場は、田舎町でゆったりした時間の流れを感じさせてくれるキャンプ場です。
スローで贅沢なキャンプ時間を過ごしたい夫婦キャンパーや少人数キャンパーに強くオススメしたいキャンプ場です。
気が向いたら釣りをして…気が向いたらプチ観光して…歩きたくなったら散歩がて北方領土を眺めて…あえて何もしない時間を楽しんだり…自由な時間を自由に楽しむことができるキャンプ場だと思います。

2ソロキャンパー
やっぱり料金が安いし、フリーテントサイトがとにかく広いので、設営場所に困ることはないと思います。

3ファミリーキャンパー
子供が喜ぶ遊具的なものは少ないけれども、サンライズビーチで磯遊びができますし、親子で釣りを体験するのも楽しいと思います。

しべつ海の公園オートキャンプ場は、こんなキャンパーにはオススメできない

比較的キャンパーのタイプを選ばないキャンプ場だと思うので、オールマイティー型の万人が楽しめるキャンプ場だと思います。
そのため、オススメできないキャンプスタイルのキャンパーって、このキャンプ場にはないように思えます。

さいごに

ダッチオーブンでビーフシチューを作って食べました。
なまら旨かったなぁ。

ビーフシチューは焚火料理の定番ですね。

次に来たときは、たくさんカレイを釣り上げて、ダッチオーブンでカレイの煮付けを作りたいです。

道東ではおなじみなのですが、標津町には「標津羊羹」があります。道東ではよく食べられているお菓子で、セイコーマートなどのコンビニでも手軽に買うことができます。

シッカリとした味わいの羊羹なのですが、後味がすっきりしていておいしいですよ。
あと、標津町といえば、なんといってもシャケです。

せっかく標津町に来たのなら、肉厚で美味しいシャケとプリプリのイクラを是非とも味わっていただきたいです。

では~

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