鶴の里キャンプフィールド【最高の芝生に包まれた広大なサイト】

たかろぐ流キャンプ場情報
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どうも!サラリーマンキャンパーのたかさんです。

今回ご紹介するキャンプ場は、北海道の鶴居村にある「鶴の里キャンプフィールド」でございます。
妻のちょぴこがソロキャンプデビューをした「GIRLS CAMP DAY」というイベントを行ったキャンプ場です。

2021年オープンの「鶴の里キャンプフィールド」へ

この「GIRLS CAMP DAY」に参加したかったのですが、おいらは残念ながら「男性」だったため、宿泊での参加できないので、おいらは自宅で1人待機することになりました(残念…)
初ソロキャンを終えた妻のちょぴこにキャンプの様子を聞いてみたところ、ずいぶん楽しかったらしく、かなり良いキャンプ場だったとのこと!
それならば、おいらも行ってみたい、ということで、2022年7月某日に「鶴の里キャンプフィールド」での2泊3日のキャンプを行いました。

【ちょぴこの北の暮らしch】で動画が見れます

「鶴の里キャンプフィールド」の状況は、妻の運営する「ちょぴこ北の暮らしch」の動画で見ることができます。

鶴の里キャンプフィールドでのキャンプの様子は、別記事「夫婦キャンプ紀行」でも紹介しています。
妻ちょぴこのYouTube「ちょぴこ北の暮らしch」の動画でカットされた「裏話」などを中心にした記事になっていますので、動画を見た後に記事を読んでいただけると、より楽しめる内容になっています。
ぜひご覧ください。

キャンプ場基本データ

正式名称
 鶴の里キャンプフィールド​
所在地
 〒085-1144 北海道阿寒郡鶴居村下幌呂

ホームページなど
 公式ホームページ https://www.tsurunosatocamp.com/
 Instagram https://www.instagram.com/tsurunosato_campfield/
 Twitter https://twitter.com/field_camp
 電話 0154-65-2225 (電話受付 9時~17時)
料金
 宿泊 大人1人800円 子供1人400円
 デイキャンプ 大人1人400円 子供1人200円
 テントサイト内の普通車横付けは+500円
 手ぶらでキャンププラン 高校生以上1人1泊15,000円
  つるいジンギスカンBBQと朝食セット 1人3,000円~
  釧路海鮮BBQと朝食セット 1人3,000円~
チェックイン・アウト
 チェックイン 9:00~16:00
 チェックアウト ~14:00
禁止事項など
 直火の焚き火(コンロや焚き火台、焚き火シートを利用すること)
 テントサウナは利用不可
 ゴミは基本持ち帰りですが、鶴居村の可燃ごみ袋〈1枚50円)により回収可能
 空き缶、空きペットボトル、空きビンは、管理棟横のボックスで回収可能
 しつけがされているペットのみ同伴可能
 21時から6時までのクワイエットタイムはお静かに
※詳細は、公式ホームページ等でご確認ください!

場内施設のご紹介

1 管理棟
キャンプ場に入ってすぐの右手にある建物が管理棟です。
管理棟には、受付とキャンプ用品などのショップがあります。

受付では、車で10分ほどで行ける「ホテルTAITO」の日帰り入浴券とキャンプ場利用料がセットになったお得な入浴券もありましたよ。
ちょっとお安くなるので、購入をオススメします。
また、ショップでは、鶴居木炭の販売がありました(こちらもオススメ)

2 【注目ポイント】キャンプサイト
キャンプサイトは、フリーサイトのみです、
そして、その面積が…とにかく広いです。
その面積は、35,000平方メートルもあり、サッカー場で換算すると、5面以上の面積になるそうです。
これだけの面積があるので、テントなら350張以上張れることになるようですが、くつろげる空間を確保するために、贅沢にも50張程度を上限に運営されているそうです。
そして、地面はフカフカの芝です。

鶴の里キャンプフィールドは、元々パークゴルフ場として利用されていた土地を改修してキャンプ場として使用していることもあり、いわば「芝生のプロ」が管理をされているので、群を抜いて良好です。
ペグの刺さりも良かったですし、おいらが実際に利用した日は大雨警報が発令されていた日でしたが、水はけに関しては驚くほど良かったです。
こんなに完璧に管理されている芝のサイトですが、なんと車の侵入が可能で、オートサイトとして利用できます(有料+500円)
オーナーの奥様に「芝は痛まないのですか?」と質問してみましたが、サイト内で芝を痛めるような運転をする方もいないし、きちんと管理していればダメージは最小限に抑えられるとのことでした。
サイト内に車を横付けする際は、事故防止の観点や芝の保全の観点からもゆっくり安全に運転しましょう。

3 炊事場(2か所)
炊事場は2か所あります。
【①管理棟近くの炊事場】

ちょうど管理棟の裏手に炊事場があります。
シンクには、4つの蛇口があり、なんと洗剤が備え付けられていました(ちょっとうれしい)。
そして、シンクの脇には、ポータブルの洗濯機(1回100円)が備え付けられていました。
また、電気ポットが1台あり、ここで沸かしたお湯は、自由に使って良いそうです。

【②サイト奥側の炊事場】

テントサイトの奥側にも炊事場があります。
こちらのシンクにも、4つの蛇口があり、洗剤の備え付けがありました。
ただし、こちらの炊事場には、ポータブルの洗濯機と湯沸かしポットの備え付けはありませんでした。

4 【注目ポイント】トイレ(2か所)
トイレは2か所あります。
【①キャンプ場の入り口付近のトイレ】

男女各2部屋づつのトイレです。
見た目は、いわゆる「簡易トイレ」といった外観ですが、中に入ると、なんとかなり綺麗で管理の行き届いたトイレでした。
「トイレが綺麗」という評判は事前に聞いていたのですが、評判以上のトイレでした。

【②サイト奥側のトイレ】

キャンプ場の入り口付近のトイレのクオリティーを超えるトイレがサイト奥側にありました。
ちょうど炊事場の左隣にあるプレハブ建物がトイレです。
中に入ると、右手側には男性用の小便器があり、左手側には、更に個室になっている洋式トイレがありました。
どちらも設備が新しく、掃除も行き届いていて、抜群に快適なトイレでした。
ただし、1度に使用できる人数が1人なので、いくら居心地の良いトイレだからと言って、独占しないようにしましょうね。

おいらが訪れたときの利用者層

1 ファミリーキャンパー
やはりファミリーキャンパーの方々が多く見られました。
子供が遊ぶような遊具施設はないのですが、子供たちは広い芝生の場内を走り回っていました。
芝が柔らかく、石などの硬いものも全く見当たらなかったので、仮に子供が転んでしまったとしても安心ですので、自由に遊ばせることができますね。

2 ライダー・ソロキャンパー
ソロキャンパーとバイク旅をされている方を数名見かけました。
宿泊やデイキャンプの方など、さまざまな楽しみ方をされていましたよ。

3 キャンピングカー
大型のキャンピングトレーラーから軽自動車のキャンピングカーまで、さまざまなキャンピングカーが並んでいました。
実は、おいらが利用した日は大雨が降っていたのですが、キャンピングカーの方々は、こういった悪天候の日でも安心して宿泊できるんだろうなと感じました。
ちょっと憧れちゃいますね。

利用してみて良かった点

1 色々なキャンプスタイルで楽しめる
家族や仲間と大人数でワイワイ楽しむも良し、一人で静かな時間を過ごすもよし、ペットと楽しい時間を過ごすのも良し、色々な楽しみ方を自由にできる空間なんだなと感じました。

2 なんといっても管理された芝の美しさ
今まで利用したキャンプ場の中でも、トップクラスの芝生の美しさです。
思わず寝転がりたくなるようなフカフカの芝で、石ころなどの硬いものは見当たりませんでした。
しかも、ペグもイイ感じで刺さりますし、刺した後もしっかり固定されるので安心です。

3 かなり自由度の高いオートキャンプ
こんなにも美しい芝を持つ鶴の里キャンプフィールドなのですが、車横付け料金500円でテントサイトに車を入れることができます。
好きな場所に車を停めて、好きな場所にテントを張って楽しめるオートサイト、ということになります。
ここまで自由度の高いオートキャンプも珍しいのではないかと思います。
やはりオートキャンプができると、設営も撤収も楽で良いですね。

4 水はけが良いので雨キャンプも楽しめる
偶然…なのですが、おいら夫婦が鶴の里キャンプフィールドを2泊3日で利用した日の2日目は「大雨警報」が発令された日でした。
とんでもない大雨でしたが、ペグが抜けることもなく、テントの床下浸水も全く発生しませんでした。
やはり、水はけの良い芝のフィールドが大雨から守ってくれた感じがしています。
ちなみに3日目の朝は快晴でした。
テントサイトの地面のうち、低い位置の地面には、多少の水たまりが出来ていましたが、それ以外は全く問題なしでした。
あれだけの大雨で、翌日の朝にはほぼノーダメージなんて、ちょっと考えられない水はけのよさでしたよ。

5 オーナーご夫婦との会話が楽しい
オーナーご夫婦とは、色々とお話をさせていただきました。
キャンプ場を訪れる動物のお話、ユーチューバーの方々との出会い、キャンプ場を作るきっかけから、その想い、どんなキャンプ場にしていくのか…などなど、とても興味深いお話を気かけていただきました。
そして、訪れたキャンパの皆さんに対して、「キャンパーのニーズに合わせたおもてなし」をしてくれているような印象を受けました。
またオーナーご夫婦に会いたいという気持ちでリピーターになっているキャンパーも多いのではないかと思います。

設営中にオーナーさんと談笑していました。そのときの一枚です。
オーナーご夫婦は、とても気さくな方ですよ。

こんな利用の仕方もできます

1 サイトのずーっと奥の方で野鳥の観察
オーナーからお聞きしたのですが、テントサイトの奥の方は、トイレや炊事場からもかなり距離が離れてしまうので、あまりテントを立てる方は少ないそうですが、どうやらこの位置は、野鳥観察には最適な環境だそうです。
ここで静かに野鳥が来るのを待って、カメラで撮影されているキャンパーの方もいるそうです。

2 手ぶらキャンプも可能
鶴の里キャンプフィールドは、レンタル用品も充実していて、手ぶらでキャンプができるプランがあるそうです。
手ぶらでキャンプができるなら、これからキャンプを始めようと考えている方や、道外からのキャンパーも、釧路空港から車で40分くらいで鶴の里キャンプフィールドに来ることができますので、北海道キャンプを手軽に行えるのではないでしょうか。

3 各種イベント
これまでに「キャンプ用品のフリーマーケット」や、妻のちょぴこが参加した女子ソロキャンプのイベント「GIRLS CAMP DAY」など、イベントを行っています。
キャンパー同士の交流を後押ししてくれるオーナーご夫婦の助力もあって、妻のちょぴこは、大変満足しておりました。
今後も各種イベントを予定しているとのことでしたので、是非参加してみてはいかがでしょうか。

4 通年営業
北海道(特に道東)では、とても希少な「通年営業」のキャンプ場なのです。
雪中キャンプを楽しめるほか、4輪バギーで遊ぶこともできるそうです。

YouTube「にょんチャンネル」さんでも紹介されていた、あの4輪バギーをちょっとだけ見せてもらいました。
思ったより小さい!でも面白そう!

ただし、「通年営業」といえども、春先の雪解け時期に関しては、芝の保全管理のため、1か月ほど休業するそうです。
そのため、雪解け時期にキャンプを計画する際には、電話で確認するかInstagramTwitterで事前に情報を収集しておくことをオススメします。

鶴居村の特産品でキャンプ

鶴居村の特産品でキャンプなんていかがでしょうか。

鶴居木炭の炭火でBBQや、鶴居村産の薪で焚き火、そして、エゾシカ肉をステーキで豪快に焼いて食べてみませんか。




鶴の里キャンプフィールドを利用する際には気を付けた方がよい点

色々考えた結果、特に気を付けなければならない事項が見当たりませんでした。
鶴居村の市街地にも車で10分程度で行けるので、食料などが不足した場合も調達が比較的容易ですし、コンビニ(セイコーマート)も近くにあるので、これといった不便さもありません。
Wi-Fiの設備もありますので、ワーケーション的な利用についても不便を感じることはないと思います。
ただ、1点だけ…気を付けるべき事項としては、キャンプ場内を車で移動する際には、周囲の安全のためにも、芝を守るためにも、敷地内は最徐行で運転したいですね。

ぜひ立ち寄ってほしい観光ポイント

【オススメ】鶴居ノーザンビレッジホテルTAITO
鶴の里キャンプフィールドから鶴居村市街地に向かって車で10分程度言ったところにある「ホテルTAITO」で日帰り入浴を楽しむことができます。
鶴の里キャンプフィールドにて、キャンプ場の利用料金とセットになったお得な入浴券を購入できますので、是非行ってみて下さい。
茶褐色の重曹泉で、体の疲れも吹っ飛びますし、内風呂も露天風呂も気持ちがいいですよ。
そして、ホテルTAITO内の「レストランforest」では、ソフトクリームを頂くことができるのですが、これがまた濃厚で美味しいです。
また、レストランで焼いているクロワッサンが絶品でした(テイクアウト販売していましたよ)。
クロワッサンなのですが、外はパリッとしていて中はモチモチした食感が特徴的でオススメです。

【結論】鶴の里キャンプフィールドは、こんなキャンパーにオススメしたい

ファミリーキャンプからソロキャンプまで、ほとんど全てのスタイルのキャンパーにオススメできる希少なキャンプ場だと思います。
大型のキャンピングカーもサイト内に楽々入れることができますし、自由度も高いので、楽しみ方も自由です。
ソロキャンプなどの少人数のキャンパーにとっても、テントサイトの敷地が広大なので、「お気に入りの場所」に設営できることから、静かに過ごしたい方も安心して利用できます。
​さらに、立地についても釧路湿原国立公園に隣接していることもあり自然環境に恵まれているので、運が良ければタンチョウヅルの観察やシマエナガの観察ができるかもしれません。
そういったワイルドさも兼ね備えたキャンプ場ですので、無骨スタイルのキャンパーさんにも一度行ってもらいたいキャンプ場ですね。

さいごに

オーナーご夫婦とたくさんお話をさせていただきました。
印象的だったのがタンチョウヅルのお話でした。
キャンプサイト内にタンチョウヅルが訪れるそうですが、なぜ、この見晴らしの良い芝生のサイトに来るのか聞いてみたところ、「周りに何もないと天敵となる動物を発見しやすい」ということや「タンチョウヅルのように体の大きい鳥は、助走を付けないと飛び立つことができないので、この芝生の環境がタンチョウヅルにとって都合が良い環境なんだと思う」とのことでした。
なるほど、確かに釧路近辺のタンチョウヅルの観察施設などでは、広い芝生が整備されていて、そこにタンチョウヅルが毎年訪れ、その様子を観察できるように整備されていたことを思い出しました。
まさにタンチョウヅルの里のど真ん中でキャンプができるということなんだなと感じました。

では~

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