どうも!サラリーマンキャンパーのたかさんです。
みなさん、焚き火台って色々な種類がありますが、どんなものをお使いですか?
おいらも色々なタイプの焚き火台を使ってきましたが、何でもできる万能型の焚き火台って、意外と使い勝手が悪かったりしませんか?
IRON OVENは北海道当麻町にある世良鉄工さん制作の焚き火台
そこで発見したのが「IRON OVEN(アイアンオーブン)」という焚き火台。
ついに出会ってしまった「万能焚き火台の最適解」と言える逸品なのです。
焚き火台の制作は、大型建築から住宅向けの金属製品を制作する北海道当麻町にある「世良鉄工株式会社」さんのアウトドアブランド「A Product」が製造販売している焚き火台が「IRON OVEN」なのです。
世良鉄工公式HP http://www.seratekkou.co.jp/
A Product公式HP https://aproduct3111.stores.jp/
クラウドファンディングサイト https://camp-fire.jp/projects/view/473545
IRON OVENはどんな焚き火台?
IRON OVENは焚き火台としての機能とオーブン調理機能を合わせた万能型焚き火台となっており、組み立て式の焚き火台でありながら、鋼板をかみ合わせながら簡単に組み立てることができる構造になっており、面倒なボルト止めや手間のかかる複雑な組み立て作業が一切不要な構造になっています。
また、質の高いステンレス素材(SUS430)で作られており、水洗いが可能なので、メンテナンスがとても楽です。その上、全てのパーツが錆や耐熱性に優れたステンレス鋼板(SUS430)の板状の部品から構成されていますので、丈夫で安全に焚き火を楽しむことができます。
ちなみに製造は、全て世良鉄工さんが行っており、完全北海道産の製品となっています。
北海道民としては、なんだかうれしいですね。
IRON OVENのラインナップ
IRON OVENは、大きさ別に3種類のサイズが用意されています。
1 IRON OVENスタンダードタイプ
この「スタンダードタイプ」は、IRON OVENの中でも最も大きいタイプとなります。
BBQグリルとして使用する場合は3~4人でも余裕をもって使用できます。
焚き火台として使用する場合、長方形の形をしたグリル(約40㎝×30㎝)になっていることから、一般に売られている薪のサイズであれば、そのまま余裕をもって焚き火台の中に納まりますので、とても使いやすいサイズ感になっています。
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2 IRON OVENミニタイプ
※写真は公式HPから借用させていただきました。
この「ミニタイプ」は、長方形を形をしたスタンダードタイプを正方形の形に近づけたような形状をしています。
この「ミニタイプ」は、IRON OVENのラインナップの中では中間のサイズに当たるものなのですが、「ミニ」と言いながらも、長方形の形状をしたスタンダードタイプを正方形の形状に(約21㎝×30㎝)近づけたような印象です。
そのため、一般的な薪のサイズだと薪を寝せてくべることはできないので、立ててくべるタイプの焚き火台になります。
BBQグリルとして使用する場合は、1~2人で使用するのにちょうどいいサイズ感です。
3 ミニミニOVEN
※写真は公式HPから借用させていただきました。
この「ミニミニOVEN」は、IRON OVENのラインナップの中でも最も小さいサイズになっており、スタンダードタイプを小型化したような印象のサイズ感で、基本的にソロ用の焚き火台と言えます。
小型化したと言っても、基本性能や材質などスタンダードタイプやミニタイプと同様に作られていますので、調理や焚き火に大活躍できる製品になっています。
そして、折りたたむとA4サイズにまとまりますので、持ち運びもコンパクトです。
※写真は公式HPから借用させていただきました。
ちなみに、ミニミニOVENを持ち運ぶ際は、北海道旭川市の帆布職人「ミチヒト」制作による「ミニミニオーブン専用サコッシュ」を使用することをオススメします。
丈夫な素材である帆布を使用し、ミニミニOVENにぴったりなサイズに作られていているので安心です。
組み立ててみよう
IRON OVENの組み立て方はとても簡単です。
一度組み立ててみたら、次からは楽々と組み立てることができます。
基本的には、鋼板をかみ合わせながら組み立てる構造になっており、スタンダードタイプ、ミニタイプ、ミニミニOVENの3種類とも同じ組み立て方になっています。
1 焚き火台の本体部分の組み立て
2 五徳などの部分の組み立て
実際に使用したときの様子
実際にIRON OVENスタンダードタイプを使用した時の様子は、妻のYouTube「ちょぴこ北の暮らしch」の動画で見ることができます。
焚き火台としての使用感
スタンダードタイプで使用したのですが、サイズ的に余裕のある大きさなので、薪が入れやすいのと余裕のあるスペースから空気を取り入れやすくなっており、薪に火が付きやすく、綺麗に燃やすことができました。
五徳の位置などを工夫することで、五徳に薪を少し載せるようなくべかたをすると、空気の入り方が更に良くなり、大きな炎で燃え上がります。
このように焚き火台としての性能が優れているのですが、横板の「IRON OVEN」の文字や動植物の絵柄、Aproductのロゴが、焚き火の炎が燃え上がると浮かび上がるように美しく輝きます。
調理器具としての使用感
IRON OVENの最も特徴的なパーツが、下部にある「オーブン」です。
このオーブンでピザと冷凍ワッフルを焼いてみたのですが、綺麗にこんがり焼くことができました。
このオーブン、なんと約250度まで加熱されるので、ピザやグラタンなどの料理に最適なオーブンなのです。
ただし、オーブンに入れて焼く食材の上面についてはこんがり焼くことができるのですが、下面については構造上、焼くことはできません。
そのため、オーブンでの焼き上がり後、焚き火台の五徳の上に鉄板ごと載せて、軽く1~2分程度焼くことによって、上面も下面もこんがりと焼き上げることができます。
ほかにも、ダッチオーブンでカレーを作ってみたのですが、IRON OVENの本体がしっかりとしているのと、本体にある程度の重量があるため、重たいダッチオーブンを載せてもグラつくことなく煮込むことができ、安心して調理することができました。
また、調理が終わった後、ちょっとダッチオーブンを火から離しておきたいときに役に立ったのが、2つのL字金具でした。この金具の上にダッチオーブンを置いておくだけで安心安全に火から離しておくことができるので、煮込みすぎや焦げ付きなどを防ぐことができます。
この機能は地味にありがたかったです。
ほかにも、このL字金具は、ダッチオーブンの蓋を一時的に置くような使い方もできますし、焼き網を使って焼肉をする場合に「ちょっと肉が焦げそう」というシチュエーションでも、焼き網ごとL字金具の上に載せておくこともできます。
ちなみに、この五徳やL字金具は、ギザギザの加工がされているので、焼き網を載せたときに、焼き網がずれてしまうことがなく、安定してBBQを楽しむことができます。
そのほかにもアイデア次第で、色々な活用方法があると思います。
このように、IRON OVENは、焚き火料理をする方にとっては、嬉しい機能が満載の焚き火台であることが、よーく分かります。
実際に使用してみた感想
実際に使ってみた感想を正直に書きたいと思います。
1 良かった点
焚き火台としても満足度は高く、調理器具としての満足度も高く、総合的に「かなり良い焚き火台」であると感じました。
そのほかにも、組み立て式の焚き火台のデメリットとしてよく挙げられるのが「組み立てが面倒」という点についても、1度組み立て方を覚えたら、おそらく1分以内に組み立てができてしまうくらい簡単な構造になっている点についても高く評価できますし、ステンレスSUS430という素材で作られていることから、強度が高く、水洗いもOKなので、メンテナンスも簡単なところが良いです。
そしてなにより驚いたのが、調理器具としてとても優秀な点です。
とくにオーブンについては、焚き火を楽しんでいる時間もオーブン料理を楽しむことができるなど、実用性の高い焚き火台だと思います。
2 イマイチだった点
若干ですが「ちょっと重い」という点です。
使用しているステンレス板の厚さが確保されていることから、耐久性が高く、ダッチオーブンなどの重量がある調理器具も安定して載せられるというメリットがあるので、一概にはデメリットとは言えないのですが、腰痛持ちのおいらにとっては、組み立て時や解体時だけでなく、持ち運ぶ時も腰の状態を気を付けながら作業することになりました。
とはいえ、確かに重量はあるのですが、スノーピークの某有名焚き火台と比べたら、かなり軽い焚き火台ですので、そう考えると、標準的か、もしくは軽い部類に入る焚き火台かもしれません。
どこで買えるの?
おいらが把握している「IRON OVENを購入する方法」についてご紹介いたします。
1 公式HPでの販売
世良鉄工(Aproduct)さんの公式HP「A product STORE」では、IRON OVENの通販を受け付けています。
さらに交換部品や収納用バックの販売も行っているほか、側面のロゴプレートにお好みのロゴなどをカットしてくれるサービスなども受け付けています。
そのほかにも焚き火料理の幅を広げてくれる「極厚鉄板」や焚き火台の横に設置したくなるような無骨なデザインの「ハンガーフック」なども販売しています。
ぜひチェックしてください。
2 プロダクトアート工房ミチヒトでの販売
北海道旭川市にある「プロダクトアート工房ミチヒト」の工房でも購入することができます。
ミチヒトの詳細については、こちらの記事を参照してください。
ミチヒトの工房では、実際のIRON OVENに触れてみることができますし、ミチヒトさんから商品説明を受けることができるかもしれません。
ただし、基本的に職人ミチヒトが1人で製作販売している工房ですので、イベント等で不在にしていることが多いので、かならず来店予約をしてから来店しましょう。
【所在地等】
〒070-0038
北海道旭川市8条通8丁目41-8 エコアースビル1F
3 ふるさと納税の返礼品として
IRON OVENは、北海道当麻町のふるさと納税返礼品に選ばれています。
ぜひチェックしてみてください。
4 各種イベント等での販売
ミチヒトさんは、参加する各種イベントでIRON OVENを販売しています。
ミチヒトが出店するイベント情報は、上記のInstagramやTwitterで情報発信をしていますので、最新情報をチェックしてみてください。
ちなみに、2022.10.29~30にかけて、北海道の鶴居村にある「鶴の里キャンプフィールド」において行われるフリーマーケットイベントにおいて、妻のYouTube「ちょぴこ北の暮らしch」と「プロダクトアート工房ミチヒト」がコラボ出店することとなっています。
こちらでも、IRON OVENが購入できますよ。
※イベントが終了してしまっていたらゴメンなさい。また次のイベント等で販売いたします。
さいごに
今回、世良鉄工さんのIRON OVENを紹介させていただいたのですが、IRON OVENをすごく気に入ってしまった妻のちょぴこが「自分のオリジナルロゴを側面にカットして加工してもらいたい」と突然言い出したのです。
たしかに、自分たちだけのオリジナルの焚き火台になるので、おいらも興味があります。
ただ1つだけ問題がありました。
我が家には肝心の「オリジナルのロゴがない」ということ!
まずは…そろそろ我が家もロゴを作成しようかなと考えております。
では~
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