どうも!サラリーマンキャンパーのたかさんです。
「湖の湖岸で湖水や周囲の山々を眺めながら、おいしいコーヒーを飲む」
そんな優雅な朝を迎えられるキャンプって、ちょっと憧れちゃいますよね。
湖水に映る山々を見渡すキャンプをしてみませんか
絵画のような美しい景色を誇り、丁寧に管理された芝生で充実した休日を過ごすことができるのが「かなやま湖畔キャンプ場」なのです。
利用料金がとてもリーズナブルなのですが、その自然の景色に圧倒されながらも、昼はカヌーで自然の懐に入り込み、夜は満天の星を眺められる、そんなキャンプ場です。
おいらは、独身の頃(結構昔のころです)から毎年、かなやま湖を訪れる機会があったのですが、最近訪れたのは2021年5月上旬です。
今回は、「かなやま湖畔キャンプ場」をたかろぐ流にご紹介いたします。
キャンプ場基本データ
正式名称
かなやま湖畔キャンプ場
所在地
北海道空知郡南富良野町東鹿越
ホームページなど
http://www.minamifurano-hokkaido.jp/kousya/camp/camp.html
バンガローの予約受付 0167-52-3132
料金
大人1泊620円(デイキャンプ250円)
小人1泊250円(デイキャンプ130円)
バンガロー1棟1泊2610円
受付時間
8:30~18:00
禁止事項など
直火の焚火・発電機の使用・湖上での遊泳・ペットはリードを付けること・ゴミは7種類に分別して指定場所へ
※詳細は、公式ホームページ等でご確認ください!
かなやま湖畔キャンプ場の施設と特徴
かなやま湖畔キャンプ場は、かなやま湖に最も近いキャンプ場で、間近に湖水を感じられるキャンプ場です。
また、かなやま湖を囲む山々が美しいのですが、湖面に映る山々とのコントラストがとても美しいです。
まるで絵画のような景色を眺めながらキャンプができるのが、「かなやま湖畔キャンプ場」の最大の魅力です。
1 テントサイト
とても広大な面積があり、隅々まで手入れの行き届いた芝生のテントサイトです。
テントを張るには申し分ないロケーションと柔らかい芝生で、どこにテントを張るか迷ってしまうほどです。
ただし、全体的に傾斜地が多いので、よく考えてテントを張った方が無難です。
2 バンガロー
かなやま湖畔に向かって右手側にあるのがバンガローのエリアで、全部で7棟あります。
とても個性的な外観のバンガローで、かなやま湖を望む景色も抜群に良いです。
電源(950Wまで使用可能)も用意されており、テントやタープも建てることができます。
寝具等は、自分で持ち込む必要がありますが、毛布とマットのレンタルもあります(260円)
注意点としては、荷物の搬入出は、リアカーを利用することになり、車の侵入はできませんので注意が必要です。
3 炊事場とトイレ・管理棟
キャンプ場入り口には、受付を行う管理棟「キャンプ場管理事務所」があり、テントサイト内には、トイレが3ヶ所、炊事場が3ヶ所あります。
施設としては、さほど新しいものではないですが、きれいに管理されており、使い勝手も良いです。
イベントに使われる大きなステージもありましたよ。
4 そもそも「かなやま湖」って
「かなやま湖」は、金山ダムによって作られた人造湖で、東西に細長い形状をしており、日本で8番目に広いダム湖とされています(ダム湖百選にも選ばれています。)
かなやま湖は道内有数の観光地であり、毎年たくさんの観光客が訪れ賑わいます。
なお、毎年7月の最終土日には「かなやま湖湖水祭り」が開催されており、大規模な花火を目当てに多数の観光客が訪れます。
そんな「かなやま湖の魅力」と言えば、きれいな水の湖を囲む美しい山々とのコントラストが見事にマッチし、絶景と呼ぶにふさわしい美しさがあります。
初夏はラベンダーに囲まれた風景が色合いにアクセントをつけ、真夏は強烈なグリーンと強い日差しが湖面を照り付ける輝かしい景色が見られ、秋には山々の紅葉が湖面にまで映りこむ幻想的な美しさです。
かなやま湖畔キャンプ場からは、かなやま湖を湖岸から眺めることができ、かなやま湖を囲む山々をぐるりと見渡すことができる絶好のキャンプ場です。
景色を眺めるだけのキャンプでも、価値があり、十分に楽しめるキャンプ場です。
5 かなやま湖のアクティビティー
かなやま湖は、アメマスが狙える釣り場としても有名な湖で、釣り好きが集まる湖です。
また、カヌーのメッカとしても知られています。
せっかくですから、カヌー体験やボート体験を楽しんだり、ラフティングやフォレストツアーで自然を体全体で感じてみるのがオススメです。だけどあえて何もしないで、湖畔での昼寝も最高に気持ちがいいですよ。
おいらが訪れたときの利用者層
ファミリーキャンパー
やはりファミリーキャンパーが最も多かったです。
広いキャンプサイトで子供を遊ばせたいという親心なのでしょうか?
もしかしたら、お財布にやさしいキャンプ場だからという理由からでしょうか?
いずれにしても、ファミリーキャンパー向けのキャンプ場であることは間違いないので、当然にファミリーキャンパーは多いと思います。
ライダー・ソロキャンパー
ライダーやソロキャンパーも多く見られました。
エリアとしては、かなやま湖に向かって左手側のエリアと、湖岸近くのエリアに多くのソロ用テントが建っていました。
特に湖岸近くのエリアは、景色を独り占めできるエリアで、とても気持ちが良さそうでした。
グループキャンパー
グループキャンパーをたくさん見かけました。
複数台の自動車で来場し、駐車場ではリヤカーに「わっせ、わっせ」と荷物を積み込み、次から次へとテントサイト内に荷物を運びこむような「慣れたキャンパー集団」が目につきました。
おそらく会社の行事で毎年来ているのだろうと思われる人たちですが、その作業は統率が執られていて、見ていて気持ちが良かったです(笑)
一方、慣れていないグループキャンパーは、すでに駐車場での荷物運びで盛り上がっており、とてもにぎやかでした。
かなやま湖畔キャンプ場を利用する際には気を付けた方がよい点
1 傾斜地が多い
芝生がきれいで広大なテントサイトを誇る「かなやま湖畔キャンプ場」ですが、平らな土地は、かなり限られています。
ほとんどの土地は、若干傾斜があるため、特に大きなテントを張るキャンパーは、すごく傾斜を感じることになると思います。
現地に到着したら、荷物を運びこむ前にサイト内を散歩しつつ、テントを建てる場所を見つけておくとよいと思います。
2 虫に注意
水辺のキャンプ場ですので、虫が若干多く発生する可能性が高いです。
虫対策は、万全に整えた方が良いです。
過去記事が参考になるかと思います。
おいらのオススメ対策は、「パワー森林香」です。
強力な線香を求めるのであれば、これ一択だと思っています。
3 オートキャンプとして利用できない
荷物は無料で貸し出しされているのリアカーを利用して、駐車用からキャンプサイト内へ運びます。
しかし、駐車場からキャンプサイトまでは緩い坂道になっているので、かなり気を付けて荷物を運ばないといけません。
サイト内での事故には気を付けましょう。
そのため、少人数でのキャンプで、荷物が多いキャンパーは、かなり苦労すると思われます。
そんなキャンパーは、かなやま湖畔キャンプ場の山側にある「かなやま湖オートキャンプ場」をオススメします。
ぜひ立ち寄ってほしい観光ポイント
1 道の駅 南ふらの
道東から道央へ向けて車を走らせる人にとっては、必ずと言っていいほどお世話になる道の駅だと思います(高速道路を利用する人は別ですよ)
こじんまりとした道の駅ですが、ちょっと必要だなと思うものから、お土産など、欲しいものがギュッと詰まった道の駅です。
南富良野町の特産品が買えるのは当然ですが、焼き立てパン屋さんの「森のパン屋」で美味しいパンを食べながら休憩するのも良いですね。
もちろんキャンプ飯に欠かせない材料もたくさん売られていました。
せっかくのキャンプ飯ですから、キャンプ地の特産品を使ったキャンプ飯が一番の贅沢ですからね。
2 かなやま湖湖水まつり
毎年7月の最終土曜日~日曜日にかけて行われるお祭りで、「太陽と森と湖の祭典」と題して繰り広げられる大規模なイベントです。
特に花火が有名で、全長700mの大ナイアガラの滝や打ち上げ花火は圧巻です。
また、金谷加湖畔キャンプ場内のステージでは、イベントや芸能人などのショーが行われます。
※2020年度は、新型コロナウイルス流行の影響により中止となりました。
【結論】かなやま湖畔キャンプ場は、こんなキャンパーにオススメしたい
1 グループキャンパー
会社の仲間や親戚同士でのグループキャンパーもよく見かけますが、かなやま湖畔キャンプ場は、駐車場からテントサイトまで荷物を運ばなければならないのですが、グループキャンプなら、みんなで協力し合って荷物運びをするのも楽しいかもしれません。
荷物を運び終えて、設営完了後に行うBBQの味は、また格別な味わいになること間違いありません。
かなやま湖畔キャンプ場は、比較的大人数のグループキャンプに最適なキャンプ場の一つであり、強くオススメできます。
2 ファミリーキャンパー
キャンプの主役は、やはり子供たちでしょう。
広いキャンプサイトは、子供たちが走り回るにはちょうどよいばかりか、とても柔らかい芝生なので安全に遊ばせることができます。
さらに。かなやま湖畔は観光地でもあるため、道路を挟んだ山側には、ゴーカート場や遊具がありますので、小さなお子さんも楽しむことができると思います。
3 ライダー
北海道内を周遊するライダーの皆さんには、比較的安価で利用できるかなやま湖畔キャンプ場をオススメすることができます。
広いテントサイト内でも、よく見ると静かなエリアがあります。
そこを狙ってテントを建てることで、ゆったりのんびり過ごすことができます。
4 かなやま湖のアクティビティーを楽しむデイキャンプ
カヌーや釣りなどのアクティビティーを楽しみつつ、BBQを堪能し、かなやま湖の自然も堪能するようなデイキャンプもいかかでしょうか?
こんな感じで観光の拠点となる「デイキャンプ地」として利用する方法もオススメしますよ。
【結論】かなやま湖畔キャンプ場は、こんなキャンパーにはオススメできない
荷物の多いキャンパー
駐車場からリアカーで荷物を運ばなければならないことと、若干ですが坂道を上り下りしながらの運搬となり、目的の場所まで、ある程度の距離は運ぶ必要があることから、荷物の多いキャンパーは、苦労することになるともいます。
さらに人数が少ないグループだと、なおさら大変だと思います。
静かに過ごしたいソロキャンパー
テントサイト内には、割と静かなエリアが存在しますが、やはり観光地のキャンプ場ですので、ある程度は人も多く、騒がしい場面もあるかと思います。
そのため、昼も夜も静かに過ごしたいソロキャンパーには、不向きかもしれません。
ただし、春先や秋口などのオフシーズンを狙うと、静かに過ごせると思いますよ。
さいごに
北海道の南富良野町にある「かなやま湖」には、「かなやま湖オートキャンプ場」と「かなやま湖畔キャンプ場」があります。
どちらのキャンプ場も「たかろぐ流キャンプ場情報」においてレビューさせていただきましたが、それぞれのキャンパーのキャンプスタイルやニーズに合ったキャンプ場を選択してもらいたいという気持ちで書かせていただきました。
どちらのキャンプ場も「楽しむステージ」は全く同じですからね。
では~
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