どうも!サラリーマンキャンパーのたかさんです。
2021年8月の中旬から下旬にかけて、小中学校の夏休みが終わり、シーズンオフの時期に入った北海道の網走市にある「レイクサイドパーク・のとろキャンプ場」に行ってきました。
実のところ、他のキャンプ場に行く予定だったのですが、当時の北海道内は「網走市」を除いて数日の間、雨が降ったりやんだりの天気予報でした。
そうであれば、ピンポイントで網走市のキャンプ場に行くしかないということで、以前から友人にオススメされていた「レイクサイドパーク・のとろキャンプ場」へ行くことを急遽決定しました。
きれいな夕日が見られたら、キャンプに来て良かったって思えますよね
急だったので、あまり下調べをする余裕もなく出発したのですが、現地に到着し、連泊(3泊)のキャンプをしているうちに「このキャンプ場はかなりいいな」と感じました。
能取(のとろ)湖はもちろん、能取岬や網走湖や博物館をめぐり、キャンプ場では夕日を眺め、日常の疲れをキャンプで癒されました。
そこで今回はたかろぐ流キャンプ場情報「レイクサイドパーク・のとろキャンプ場」のご紹介です。
キャンプの動画はYouTube 【ちょぴこの北の暮らしch】で
おいらのキャンプ中の様子は、妻ちょぴこの運営する「ちょぴこの北の暮らしch」で見ることができます。
ご参考にどうぞ!
キャンプ場基本データ
正式名称
レイクサイドパーク・のとろキャンプ場
所在地
北海道網走市能取港町5丁目1
ホームページ
のとろキャンプ場(網走市公式サイト)
レイクサイドパークのとろ(網走市公式サイト)
料金
プライベートテントサイト 3,150円
オートテントサイト 2,100円
フリーテントサイト 1,050円
デイキャンプ 520円
コテージ 6人まで10,500円 6人を超える場合一人当たり1050円加算
パオ 8人まで6,300円 8人を超える場合一人当たり520円加算
チェックイン・アウト
チェックインは13:00~ チェックアウトは~11:00
禁止事項など
焚火については、備え付けのブロックを敷いて焚火台を使用するなど対策を行えば可能です。
ただし、フリーテントサイトについては焚火禁止(炭火は利用可能)となっています。
※詳細は、公式ホームページ又は現地管理棟でご確認ください!
レイクサイドパーク・のとろキャンプ場の施設
1 管理棟
公園全体の管理を行っている施設です。
パークゴルフ場の管理からキャンプ場の管理まで行っています。
管理棟内には、若干のキャンプ用品や食料の販売、トイレ、シャワー施設があります。
管理人さんは、気さくな方でとても親切でしたよ。
2 プライベートテントサイト
3か所あるプライベートテントサイトは、車の乗り入れができるだけでなく、各サイトごとに水道設備があり、電源設備も備わっています。
使いやすいサイトになっており、おいらが利用した日は、キャンピングカーでの利用客が1組いました。
3 オートテントサイト
22区画あるオートテントサイトは、車の乗り入れが可能ですが、電源等の設備はありません。
能取湖側のエリアは、夕日を眺める絶好のポイントになっているため、かなり人気があると思います。
4 フリーテントサイト
公式によると25~30張が可能となっているフリーテントサイトです。
場所によっては、オートサイトのように車を横付けすることができます。
おいらは、このフリーサイトを利用したのですが、到着日のフリーサイトの利用客は、おいら夫婦の一組だけでした(NO密)ので、完全貸し切り状態でしたよ。
注意点としては、フリーテントサイトでの焚火は禁止とのことでした。
ただし、炭火であれば、芝の上に備え付けのブロックを敷いた上でコンロ等を使用するのであればOKとのことでした。
ちなみに、プライベートテントサイトやオートテントサイトなど、フリーテントサイト以外の区画を利用する場合は、焚火OKとのことでした。
5 コテージ
2階建てのオシャレなコテージが3棟並んでいます。
この日は、家族連れのキャンパー1組が利用していました。
コテージ前の空間が広いので、車を停めてもBBQなどを楽しむスペースが十分に確保されており、利用しやすそうでした。
6 パオ
ひときわ目立つモンゴル風のパオが2棟あり、インパクトが強めです(笑)
内部を見ることはできませんでしたが、かなり大きな建物でしたので、ある程度の人数でも宿泊可能なんじゃないかと思われます。(床面積は18.76㎡もあるそうです)
7 炊事棟
フリーテントサイト側に1棟、プライベートテントサイト側に1棟の合計2棟の炊事棟があります。
シンプルですが、使い勝手が良い炊事棟です。
8 トイレ
フリーテントサイト側に1棟、プライベートテントサイト側に1棟の合計2棟のトイレがあります。
どちらも掃除が行き届いていて清潔でした。
9 ゴミステーション(ゴミ庫)
管理棟の裏手にゴミを分別して捨てられる小屋があります。
無料でゴミの処理ができますが、分別のルールが細かく指定されていますので、よく確認してから捨てるようにしてください。
おいらが訪れたときの利用者層
おいらは3泊したのですが、子供たちの夏休みが終わった後の平日だったので、ほぼ貸し切り状態でした。
それでも若干のキャンパーがいたのですが、ファミリーキャンパーと夫婦キャンパーが数組いた程度で「人の気配を感じない」くらいの状況でした。
オンシーズンであれば、キャンプ場や周囲の公園などの施設、潮干狩りができる環境などを考えると、ファミリーキャンパーやデュオキャンパーの利用者層がメインとなっている印象でした。
利用してみて良かった点
夕日が抜群に美しい
晴れた日の夕方は、能取湖側に注目です。
とても夕日がきれいですよ。
太陽の光の線が水面に揺れ、その上を野鳥の群れが飛び交います。
つい、太陽が沈むまで眺め続けてしまう、そんな夕日を楽しめます。
潮干狩りができる
能取湖キャンプ場横のイベント広場の脇には、潮干狩りが無料で楽しめる「潮干狩り場」があります。
ただし、解放される時期は、4月中旬から7月中旬頃までとなっていますので注意してください。
広い芝生でリフレッシュ
のとろキャンプ場は、「レイクサイドパークのとろ」という公園に併設されたキャンプ場ということで、ステージ設備がある「イベント広場」や遊具がある「遊戯広場」、4つのコースが楽しめる「パークゴルフ場」などの複合施設になっています。
その施設すべてが、フカフカの柔らかい芝生になっており、まさに「どこまでも芝生が続いている」という感覚で、見た目にも気持ちがいいです。
近くの港で釣りを楽しむ
のとろキャンプ場の能取湖側にに行くと岸壁があり、この岸壁を伝って歩いていくと、港が見えてきます。
このあたりで釣りを楽しむことができるそうです。
しかし…おいらが訪れた日は、釣り人が全然いませんでした。
キャンプ場の管理人さんに聞いてみると、「たぶん今の時期はあまり釣れないんだと思う」とのことで、おいらも釣りを断念しましたが、キャンプ場から歩いてすぐのところに釣りポイントがあるのは、とても便利ですね。
宿泊地として観光地「網走市」を満喫
レイクサイドパークのとろキャンプ場のある網走市は、道内有数の観光地でもあります。
後ほど詳しく書きますが、網走監獄博物館、北方民族博物館、オホーツク流氷館などの「博物館」系の観光地も数多くある街です。
これらの施設を全て回るには、一日では足りません。
そこで、レイクサイドパークのとろキャンプ場を観光拠点(宿泊施設)として利用してはいかがでしょうか。
レイクサイドパーク・のとろキャンプ場を利用する際には気を付けた方がよい点
虫対策は万全に!
どうしても水辺のキャンプ場なので、蚊が多く発生してしまうようで、公式HPでも虫対策を推奨しています。
おいらが訪れた時期は、8月下旬ころのシーズンオフでしたが、気温が高い時間や晴れた夕方の時間帯は、若干の蚊が発生していました。
場所的には、やはり景色が良い能取湖側(キャンプ場に入って奥側)のオートテントサイトの辺りに集中して発生している様子でしたので、このエリアでテントを張る方は、防虫対策を万全に行うことをオススメします。
ちなみに防虫対策については、こちらの過去記事を参考にしてみてください。
風対策も万全に!
のとろキャンプ場は、湖(湖とはいえ、ほぼ海ですが)に面しており、周囲には風を遮るような山や木などはなく、風の通り道のようになっています。
そのため、若干、風が強めに吹きますので、タープやテントは、風対策を万全にした方が無難です。
ぜひ立ち寄ってほしい観光ポイント
【絶対オススメ】能取岬
能取湖の北側のオホーツク海に面した岬が能取岬です。
ちょうどレイクサイドパーク・のとろキャンプ場から車で15分くらい(あいまいな記憶ですが…)で到着します。
岬には白黒の灯台があるだけで、あとは絶景が広がっています。
灯台から海沿いに東へ歩いていくと、「オホーツクの塔」が見えてきます。
北海道の開拓を行った先人の業績を讃え、そしてその慰霊のために建立されたものだそうです。
【オススメ】北方民族博物館
この博物館は、アイヌ民族を含め、東はグリーンランドから西はスカンジナビアの北方民族の生活様式を紹介する博物館なのですが、これをキャンパー目線で見ていると、特に冬キャンプについて、すごく勉強になりますよ(↓展示物で見かけた石仮面なのですが、JOJOみたいでお気に入りです。)
寒さをしのぐ工夫だとか生活の工夫などが、何かキャンプに応用できるものはないかと考えてしまいます。
それ以外にも、狩猟の様子や子供たちの遊び、住居の様子など、大人の知的好奇心を満たす展示が盛りだくさんです。
何度でも訪れたい博物館ですね。
【オススメ】 博物館 網走監獄
博物館 網走監獄は、北海道の開拓が進められていた明治時代、実際に網走刑務所で使用されていた建物を移築又は再現して、当時の刑務所などを展示しており、その展示されている建造物の中には4つの重要文化財も含まれています。
北海道開拓、特に道路の建設が急務とされていた当時、短期間で北海道を縦断する道路を建設するため、網走刑務所などに送り込まれた囚人たちの労働力が利用されていました。
沢山の犠牲者を出しながらも、北海道の主要道路の基礎を築いた先人たちに感謝するとともに、当時の囚人たちの生活や看守(刑務官)の様子までも学ぶことができます。
たくさんの人形が当時の様子をリアルに伝えてくれるので、堅い話は抜きにしても楽しめる施設になっていますし、話題のマンガ「ゴールデンカムイ」を読んでから、博物館網走監獄を見学すると、すごく歴史を理解できて楽しいそうです。
ちなみに、ブログやYouTube用の撮影は事前の申請がないと許可できないとのことでしたので、掲載することができないので、 博物館 網走監獄 公式HPを参考にしてみてください。
オホーツク流氷館
冬のオホーツク海に現れる流氷とそこに住むクリオネなどの生き物をテーマとした観光施設なのですが、最も注目すべきは「‐15℃の流氷体感テラス」では、100トンもの本物の流氷が展示されています。
つまり…そうなんです、くっそ暑い真夏でも‐15℃を体験できるんです(笑)
すごく楽しくて、涼しいですよ。
さらに、3階の展望台では、オホーツク海、網走湖、能取湖、濤沸湖、藻琴湖、知床連山などがパノラマビューで絶景を楽しめますよ。
【結論】レイクサイドパーク・のとろキャンプ場は、こんなキャンパーにオススメしたい
ファミリーキャンパー
やはり、子供連れのファミリーキャンパーにオススメなキャンプ場です。
子供たちに潮干狩りや釣りなどのアウトドアを経験させることができることや、芝の管理が良いので安心して子供たちを遊ばせることもできますし、遊具施設を利用することもできます。
ほかにも、「ぜひ立ち寄ってほしい観光ポイント」に記載した博物館に出かけ、大人も子供も学びを得ることができると思います。
デュオキャンパー
夫婦や恋人同士などのキャンパーにもオススメできます。
キャンプ場周辺だけでも能取湖を散策したり、潮干狩りや釣りなどの体験もできますが、観光地である網走市のキャンプ場ですので、絶景スポットや博物館めぐりなど、キャンプ場以外にも見どころは沢山あります。
連泊してガッツリとデートするなんて、すごくいいんじゃないでしょうか。
また、網走産の新鮮な海産物でBBQや料理をしたりするのもオススメですよ。
【結論】レイクサイドパーク・のとろキャンプ場は、こんなキャンパーにはオススメできない
ワイルドな無骨ソロキャンパー
ソロキャンパーの方も数名利用しているのを見かけましたが、きれいに整備されたいわゆる高規格キャンプ場なので、ワイルドなキャンプ場ではありません。
しかもフリーテントサイトでは焚火が禁止されているので、「ワイルドな無骨ソロキャンパー」さんには、ちょっと合わないかなと思われます。
網走近郊のキャンプ場であれば、「呼人浦キャンプ場」「女満別湖畔公園キャンプ場」「女満別湖畔キャンプ場」をオススメいたします。
さいごに
今回は、3泊のキャンプでしたので、のんびりと丸一日かけて網走観光をすることができました。
キャンプ場に戻る前に食材を確保するために市内のスーパーに立ち寄りました。
まずは、お刺身をゲットしたのですが、すごく安かったです。
パックから直接食べるのは、見栄えが悪いので、カッティングボードに盛り付けたのですが、刺身の量が多すぎて、かえって見栄えが悪くなってしまいました(笑)
他に購入したものは「網走ビール」です。
クラフトビールなのですが、種類も豊富(ゴールデン、ホワイトがおいらのオススメ!)なので、この日の夜は刺身を食べながらのビールの飲み比べを行いました。
こんな楽しみ方もオススメですよ。
では~
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