どうも!サラリーマンキャンパーのたかさんです。
みなさんは、キャンプでどんなクッカー(調理器具)を使っていますか?
最近は、メスティンやシェラカップ、スキレットなんかも人気ですし、どうやって買いそろえたらいいのか迷っている方も多いのではないでしょうか?
クッカーってどうやって選ぶ?
おいらが夫婦でキャンプをするようになったころ、調理器具は普段家で使っているものをキャンプで流用したり、おいらが昔、ソロキャンをしていたころのクッカーセットなどの調理器具を使用していました。
普段使用している調理器具ならば当然にキャンプでも使い勝手が良いのですが、なにせ嵩張るので、無駄に荷物が増えてしまうという大きなデメリットがありました。
その点、おいらが昔使っていたクッカーセットなどは、小さくスタッキングでき便利なので今でも使用しているものの、なにせソロキャンプ用のサイズなので、夫婦キャンプには若干サイズが小さいというデメリットがありました。
そこで、我が家の調理担当である妻のちょぴこが、まだキャンプを初めて間もないころの話ですが、徐々にアウトドア料理に慣れてきたこともあり、キャンプ用のクッカーセットが欲しくなり、自分の調理スタイルに合ったクッカーセットを探すようになっていました。
そして、おいらは、そんな妻の姿を「そっと」見守っていました(笑)
セットになってるクッカーのメリット
1 そもそもクッカーって何?
クッカーとは、フライパンや鍋などの調理器具全般を指すもので、特にアウトドア用に特化した料理器具をここでは「クッカー」と呼びますが、その種類や形状、大きさ、機能は千差万別で、各アウトドアメーカーから様々なクッカーが販売されており、それゆえ全国のキャンパーたちが「心を躍らせ」ながらも「迷わせて」ています(笑)
2 そもそもクッカーって、どんなものがあるのか
最近の流行りでもある「メスティン」や「シェラカップ」もクッカーの一種ですし、鍋やフライパン、ケトルなど単品で販売されているものも数多くあります。
さらに、これらのクッカーをセットにして販売されているものもあります。
3 セットになっているクッカーのメリットとは
ズバリ「スタッキングがキッチリできる」ところです。
確かに、気に入ったクッカーを単品で購入して使用するのは、好きなクッカーだけを使えるので気分も上がりますが、大きい鍋の中に小さい鍋を入れて、その中にさらに小さい鍋を入れて・・・という「スタッキング」ができるように買い揃える必要があります。
単品で購入したお気に入りのクッカーであっても、サイズを間違ってしまい、スタッキングできないと最悪「使用しないキャンプギアが増える」事になりかねません。
(半面、単品で購入したクッカーをスタッキングしたときに想定通りに「シンデレラフィット」したときの感激は言葉に言い表せないほどの感動がありますよね!)
その点、クッカーセットはスタッキングのことを考えなくても良く、セット内容や材質、大きさなどに注目して選ぶことができるので、初心者キャンパーにもオススメできるクッカーの買い方だと思います。
4 そこで我が家の選択したクッカーは?
我が家で使用している主なクッカーは、おいらが昔使っていたソロ用のクッカーセットのほかに、「ユニフレームの焚火ケトル」、「SOTOのステンレスダッチオーブン」、「ロゴスのホットサンドメーカー」などがあり、他に小物のクッカーとしては、シェラカップやメスティン、肉を焼く鉄板や鉄製のステーキ皿などがあります。
では、このなかで「足りないクッカー」を補充できるクッカーセットは如何に!ということで、妻のちょぴこが探しまくり、厳選し、そして購入を決定したクッカーセットは、「ユニフレームfan5 duo」でした。
購入してから数年が経過し、すでに何度も使用しているので、そろそろレビューしても良い時期でもあるので、今回ご紹介させていただきます。
妻のちょぴこが選んだクッカー「ユニフレームfan5 duo」とは
今回レビューする「fan5 duo」は、ユニフレームのロングセラーモデルで、様々な料理に対応できるようなコンセプトで作られたクッカーセットです。
サイズについては、2~3人向けのクッカーセットになっています。
そして、「fan5 duo」は、スタッキングにもこだわった造りになっており、オールインワンのクッカーセットでありながら小さくきっちりまとまる「気持ちよさ」がありながら利便性が高いため、キャンパーの間では、とても人気のあるクッカーなのです。
ユニフレームfan5duoの基本情報
「ユニフレームfan5 duo」のセット内容は、次のとおりです。
①ライスクッカーミニDX
②フライパン
③ステンレス大鍋
④ステンレス片手鍋
⑤メッシュバスケット
そのほかに付属品として収納ケースが付いてきます。
収納サイズは、215mm×175mmで総重量は約2.4kgとなっています。
それでは、各クッカーの詳細です。
①ライスクッカーミニDX
【スペック】
サイズ 約165mm×93mm
・容量 1.8L
・材質 本体はアルミニウムフッ素加工 フタ部分はステンレス鋼
【特徴】
1~3合炊きのミニサイズのライスクッカーです。
ライスクッカーの鍋の縁には、炊飯時にありがちな「炊きこぼれ」を防ぐために、アルミを折り返しのような独自の形をした加工が施されており、「シュンシュン」と沸騰した状態でも吹きこぼれることはほとんどありません。
また、火加減のタイミングを蓋の動きと「カタカタ」と鳴る音で知らせてくれるという、ちょっと珍しい機能がついたライスクッカーなので、適切な火加減で炊飯ができ、さらに鍋の厚さが1.5mmもあることから、熱効率が良く、ふっくらとしたおいしいご飯が失敗なく炊けます。
さらに、鍋の内側にはフッ素加工が施されているので、鍋にご飯がこびりつくこともありませんし、調理後のお手入れも楽ちんです。
②フライパン
【スペック】
サイズ 約210mm×52mm
材質 アルミニウムフッ素加工(厚さ約2mm)
【特徴】
一般的な家庭用のフライパンからすると、ちょっと小ぶりなサイズのフライパンですが、シッカリとした深さがあり、表面にはフッ素加工が施された2mm厚のアルミニウム製のため、高い熱伝導率があるため、どんな料理でも焦げ付かすことなく料理ができます。
また、大鍋用のフタをフライパン用の蓋としても使うことができますので、餃子のように蒸し焼きにする料理や火の通りにくい料理も難なくこなすことができます。
ハンドル部分はスタッキングする際には取り外すのですが、このネジ式の結合部分がシッカリしているので、普段家庭で使用しているフライパンと全く同じ感覚で使用することができ、かなり使い勝手が良いです。
③ステンレス大鍋
【スペック】
サイズ 約215mm×125mm
材質 ステンレス鋼
容量 約4.3L
【特徴】
ステンレスの厚さが0.8mmもあるので、かなりハードに使用してもOKな丈夫さを持った大鍋です。
容量も4.3Lありますので、麺類のゆで上げや煮物料理、カレーやシチューなど、多種多彩に対応できる大鍋です。
④ステンレス片手鍋
【スペック】
サイズ 約175mm×77mm
材質 ステンレス鋼
容量 約1.8L
【特徴】
直径175mmで1.8Lの容量で、一番使用頻度が高いサイズ感の鍋です。
みそ汁やスープなどの汁物からインスタントラーメンなどもたっぷり作れます。
スタッキングの際には、ハンドルを折りたたむことができます。
⑤メッシュバスケット
【スペック】
サイズ 約20mm0×110mm
材質 ステンレス鋼
【特徴】
ゆで上げた麺類の湯切りや洗った野菜の水切り、洗い物をする際にも使用できるサイズになっています。
さらに、大鍋にピッタリ合うサイズになっているので、アイデア次第では、様々な料理に使用することができます。
「ちょぴこ北の暮らしチャンネル」で登場した「fan5 duo」
妻のちょぴこが運営する「ちょぴこ北の暮らしチャンネル」では、時々「ユニフレームfan5 duo」が登場しています。
参考までに動画を貼り付けておきます。
ちなみに、この「たかろぐ」の過去記事でも「ユニフレームfan5 duo」が活躍した記事がありました。
ちょぴこが語る「fan5 duo」の良いところと悪いところ
やはり、いつも使っている人に聞くのが一番だと思うので、、普段のキャンプで調理を担当している妻のちょぴこに「ユニフレームfan5 duo」についてインタビューしてみました。
1 買って良かったところ
たくさんのクッカーが揃ったセットでありながら、かなり小さくスタッキングできるところが良いです。
メッシュバスケット(ザル)が付いているところが、ちょっと珍しく、使い勝手が良いですし、中くらいのサイズの片手鍋と、大きいサイズの鍋があるのも使い勝手がよいところです。
カレーやパスタも自宅で作るのと同じように作れるところが嬉しいです。
ライスクッカーの内側には、炊飯用の目盛りがついているので、鍋だけで水加減が調整できるのも便利ですし、お米を炊いても鍋にお米がこびりつかないので、使いやすい上にお手入れも楽ちんです。
ちなみに、ライスクッカーは大鍋にぴったり収まるので、大鍋にお湯を張り、その中にライスクッカーを入れることで、冷めたご飯も湯せんして温め直しができるのです。
2 いまいちと感じたところ
二人のキャンプにはちょっとサイズが大きかった。
ライスクッカーは1~3合のご飯が炊けますが、我が家は2人で1合を炊けば足りるので、ライスクッカーを使用するよりもメスティンで炊飯した方が早い場合がほとんどでした。
また、セットの中にフライパンがついているところは、とても良かったところでしたが、一般的な家庭用のフライパンに比べてフッ素加工が弱いところがあり、料理によっては多少こびりつくことがあるので、手入れがしにくいことがありました。
3 コスパについて
購入金額は、当時で12,000円くらいでした。
価格はちょっと高いな、という印象でしたが、かなり小さくスタッキングができるので、キャンピングカーでの使用や防災用品としての使用することもできること、さらにアウトドアライフを楽しむ上で中心となるのは、「食」であり「料理」であることに着目した我が家のキャンプスタイルに見合う性能(フッ素加工でコゲつかないし、ご飯が簡単に美味しく炊けるとか、煮物や麺類など何でも作れるクッカー)があるなど、トータルで考えるとコスパは良いのかなと思っています。
こんなキャンパーにはオススメしたい
1 デュオキャンパーよりもファミリーキャンパー向きかも?
メーカーは2~3人用として推奨していますが、おいら夫婦には、少し大き目サイズかなと思いました。
おいら夫婦は比較的小食なのかもしれませんが、ご飯は1食1合あれば足りますし、仮に大鍋いっぱいにカレーを作ってしまったら、まず食べきることはできません。
そう考えると、「夫婦+子供2人」くらいでもちょうどいいかもしれません。
ただし、大は小を兼ねるので、食の細い夫婦2人(笑)で使用していても全くデメリットはないですし、比較的小さくスタッキングできるので、それほど邪魔に感じることもありません。
ということで、デュオキャンパーからファンリーキャンパーにもオススメできるクッカーと言えます。
2 色々な料理に挑戦したいキャンパー
大鍋から片手鍋、フライパンにライスクッカー、さらにはザルまで付いている「ユニフレームfan5 duo」なので、通常考えられるアウトドア料理のほとんどをカバーできるだけの調理器具がセットされているので、「鍋が足りないから作れない」などということはないと思います。
また、大鍋や片手鍋、ライスクッカーがあるので、切った野菜などを入れておくボウルの代わりとしても使用できるので、心置きなくクッカーを使い倒すことができます。
3 これからクッカーを揃える初心者キャンパー
とにかく色々な料理に挑戦したいキャンパーに必要な道具が揃っているので、「最初に買うべきクッカー」と言っても過言ではないですし、アウトドア料理をメインに楽しむキャンパーにとっても満足のいくセットだと思います。
こんなキャンパーにはオススメできない
1 キャンプであまり料理をしないキャンパー
ほとんどの料理がBBQのキャンパーやインスタント麺がメインになっているキャンプスタイルの方には、クッカーセットはオススメできません。
自分にとって最低限必要なものを必要なだけ単品で買いそろえるのが賢い買い方だと思います。
2 ソロキャンパーやライダー
「ユニフレームfan5 duo」は、きっちり小さくスタッキングできるとはいえ、ソロ使用には若干大きすぎるので、あまりオススメできません。
素直にソロ用のクッカーセットを探すのがベストです。
さいごに
おいらの独身時代、ソロキャンプをしていましたが、そのころはクッカーは小さいものを1セット持っていましたが、そのほかには普段家で使用しているフライパンとかヤカンなどを車に詰め込んでキャンプに出かけていました。
移動が車なので、クッカー類が多少嵩張っていても特に気にかけることもなかったので、かっこいいクッカーを使ってみたい、などと考えたことは一度もありませんでした。
特に料理自体に興味やこだわりがなかったことや、キャンプでも普段から使い慣れているフライパンや鍋を使っていれば、火加減や水加減なども、目分量で適当に調理をしても失敗することもないし、特に不満もなく使用していたものです。
しかし、今の時代は便利なクッカーが増えてきましたし、なにせ「オシャレ」で「カッコいい」ですよね。
いつも料理は妻のちょぴこに任せているおいらですが、アウトドアショップでは、ついつい調理関係のギアに注目してしまうんですよね。
では~
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