どうも!サラリーマンキャンパーのたかさんです。
手つかずの大自然に包まれたキャンプって、すごく醍醐味なのですが、たまには、ちょっとリッチでメルヘンな気分を満喫するキャンプするのも悪くないですよ。
そんな北欧風のリッチでおしゃれなキャンプを提案してくれるキャンプ場が更別村の「さらべつカントリーパーク」です。
北欧スタイルのメルヘンな雰囲気のキャンプはいかがですか
おいらは2019年のGW(だったかな?)にお世話になったキャンプ場です。
そのときは、個別テントサイトで2泊したのですが、豪華な別荘のようなコテージや、巨大で長いトレーラーハウスなんかにも宿泊できる夢のような「さらべつカントリーパーク」をたかろぐ流にご紹介いたします。
本当は、たくさんの写真とともにご紹介したかったのですが、当時はデジカメを持っていなかったので写真が少なめです(ごめんなさい!)
次に行った時には、たくさん撮影してこようと思っています。
さらべつカントリーパークの基本データ
正式名称
さらべつカントリーパーク
所在地
北海道河西郡更別村字弘和464番地1
公式ホームページ
https://www.sarabetsu-pipopa.jp/countrypark/
料金
施設維持費 大人1000円
コテージ 15000円+施設維持費
ミニコテージ 10000円+施設維持費
トレーラーハウス 10000円+施設維持費
キャンピングカー専用サイト 3000円+施設維持費
個別テントサイト 2000円+施設維持費
フリーテントサイト 500円+施設維持費
チェックイン・アウト
チェックイン 13:00~
チェックアウト ~10:00
禁止事項など
直火の焚火、カラオケ、発電機の使用など
さらべつカントリーパークの特徴
1 「さらべつカントリーパーク」というキャンプ場とは
もともとは、お隣にある「十勝インターナショナルスピードウエイ」というカーレースの国際サーキット場の宿泊施設として整備されたという歴史があるそうで、海外からの来客を予定していたためなのか、施設全体のグレードが高く、コテージなどは北欧の別荘地のような美しい建物になっているほか、広大な敷地面積のほとんどが芝生になっているものの、その手入れの美しさが際立っており、「ちょっと日本のようで日本じゃないような錯覚」を感じるようなキャンプ場です。
2 センターハウス(管理棟)
管理棟は、トイレやシャワー(ドライヤーあり)、ランドリー室などの基本的な設備が整っています。
特に売店は、食料から消耗品など必要なものがおおむね揃っているので安心できます。
また、自転車やパークゴルフ用品などのレンタルも管理棟で受付ています。
3 コテージ
コテージは、6~8人用の二階建てのコテージから、4~5人用の平家のミニコテージ、4~5人用のトレーラーハウスがあります。
まぁ…ため息が出るくらい美しい北欧風の建物で、別荘か?と思うくらいです。
そして、電気、水道、バス、トイレ、野外炉、寝具など、全て揃っているので、充実したグランピングも可能です。
4 キャンピングカー専用サイト
キャンピングカー専用サイトだけあって、駐車スペースが広く使いやすく成っています。
また、上下水道が完備(給排水栓)されていますので、つらい給排水作業等が楽に行えます。
さらに電源が確保されていますので、安心して家電製品が使えますし、充電もできます。
サイト自体もきれいな芝生に囲まれた良い環境が整っています。
なお、若干ですがセンターハウス(管理棟)から離れている点が注意点です。
5 個別テントサイト
おいらは、ここに宿泊しました。
電源が確保されていることと、センターハウスに比較的近い位置にあることから、非常に利便性が高い位置にサイトがあります。
芝生もきれいですし、ところどころに木も生えていますので、上手に利用すると洗濯物とかも干せるスペースを作れます(笑)
6 フリーテントサイト
広大な芝生があり、その中に自由にテントを張ります。
地面は、多少アップダウンがありますが、全体的にはおおむね平坦ですので、テントを張る場所に困ることは少ないかと思います。
7 遊具場
子供が大好きなアスレチック付きの滑り台や、おもしろサイクル(変わった自転車や足漕ぎの乗り物などをレンタルできます)でキャンプ場内を周遊することができたり、バスケットコートで3on3とかで遊ぶこともできます。
8 パークゴルフ場
宿泊者は無料でパークゴルフ場を利用できます。
ほとんどゴルフ場なんじゃないかというくらい芝生が手入れされおり、ものすごくきれいです。
パークゴルフって、北海道内では特に十勝ではメジャーな軽スポーツで、レクリエーション的な目的で楽しまれていたり、競技として取り組まれている愛好家もいて、そのすそ野は広く、誰でも簡単に楽しく遊ぶことができます。
やってみるとすごく楽しいので、まだ未経験の方は、ぜひ一度やってみてください。
9 サニタリー
2棟あるサニタリーでは、流し場や調理台のほか、ごみの分別回収もやっています。
ごみの回収をしてくれるのは、本当に助かりますよね。
ありがとうございます!
おいらが利用したときの利用者層
1 ファミリーキャンパー
ファミリーキャンパーが一番多かったです。
やはり、子供が楽しめる遊具や乗り物のレンタルがあり、さらに広い芝生があるので、子供は思いっきり遊べる環境だと思います。
そういった点からもファミリーキャンパー層に人気があるのでしょうね。
2 ライダー・ソロキャンパー
あまり見かけませんでした。
やはり、ライダーにとってはフリーサイトの利用料金+施設維持費が高めに設定されていることも原因の一つだと思います。
3 キャンピングカー
専用のキャンピングカーサイトが設置されているだけあって、利用者は多かったです。
やはり給排水栓と電源が確保されていることが最大の魅力なんでしょうね。
4 デイキャンパー
家族連れのデイキャンパーが多かったのが印象的です。
あと、地元の中高生がサッカー場でサッカーの練習(たぶん部活か、部活動の流れで練習しに来ているような感じ)をしていたり、友達同士でバスケットコートでバスケットボールをしに遊びに来ている人を見かけました。
なんだか「地元の若い人が、地元のキャンプ場をこんな使い方をして楽しんでいる」っていうのを初めて見たので、すごく印象的でした。
※キャンパーのマナーは?
ファミリーキャンパーが多かったので、ちょっと騒がしいかな?と覚悟していましたが、意外と静かでしたし、利用者のマナーも良かったと思います。
利用して良かった点
1 メルヘンを堪能できる
コテージを眺めているだけで、かなりメルヘンな気分になれますよ(笑)
周囲の木々や芝生ともマッチしていて、いい写真も撮れます(といいつつ、当時はカメラを持っていなかった!くやしい!)
2 のどかな雰囲気の散歩が気持ちいい【オススメ】
キャンプサイトをぐるりと散歩した後は、パークゴルフ場をぐるりと回り、芝生公園で休憩がてら景色を楽しんで、サッカー場を横目に散歩して自分のテントに戻るというルートで歩きましたが、とにかく「ゆるい時間」が流れていて、とても気持ちがいいです。
3 パークゴルフが楽しい【オススメ】
本格的な18ホールのパークゴルフ場です。
芝生もきれいで、とてもいい運動になりますよ。
道具のレンタルもありますので、気軽にレクリエーションできます。
利用する際には注意した方がいい点
日中の事なのですが、十勝インターナショナルスピードウエイからのエンジン音が、さらべつカントリーパークにまで響いてきます。
施設としてはかなり隣接しているので仕方がないのですが、自動車のエンジン音が嫌いな人には、多少うるさく感じるかもしれません。
ぜひ立ち寄ってほしい観光ポイント
1 十勝インターナショナルスピードウエイ
有料ですが、体験走行やフリー走行などの体験ができます。
以前、元F1ドライバーの中島悟が、ティレルのF1マシンをデモ走行させたサーキットとして当時注目されたサーキットなのですが、そんな場所で自分がメインスタンドのあるストレートをかっ飛ばすなんて、なかなかできない経験ですし、すごく気持ちがいいですよ。
2道の駅さらべつ【オススメ】
さらべつカントリーパークのすぐ近くにある道の駅です。
ここでは、更別村の特産品やレストランなどがあります。
キャンパーにとっては、「土日新鮮野菜市」なるイベントが夏期の毎週土曜日と日曜日に行われており、新鮮な地物野菜をゲットできるので、オススメです。
もちろん野菜以外の食材の調達も可能ですので、キャンプ前に食材を調達しに立ち寄り、帰りにお土産を買いに立ち寄るのがGOODです。
ちなみにキャンプ飯でお勧めなのが
●ジンギスカン
臭みがなく、やわらかくて旨いです。
シメは、やっぱりうどんがいいです。
うどんにタレがしみ込んで茶色くなったら食べごろです。
●ポテトチップス
たかがポテチと思わないでください。
薄味でジャガイモを強く感じられるのが特徴で、とてもおいしいですよ。
●すももリキュール
更別村産のすももを使ったリキュールで、すっきりした味わいのお酒です。
キャンプに合いますよ~
十勝は、うまいものだらけなので、何を食べてもおいしいので、何を紹介したらいいか迷ってしまうのですが、更別村ならジンギスカンとポテチとスモモリキュールですね!
3福祉の里温泉【オススメ】
さらべつカントリーパークから車で10分ほどのところに「福祉の湯温泉」があります。
やっぱり、キャンプ中の温泉って、最高ですよね!
ぜひ立ち寄ってみてください。
【結論】さらべつカントリーパークは、こんなキャンパーにオススメしたい
1 ファミリーキャンパー
小さい子供から中高生のお子さんまで楽しめる遊具や運動施設があり、面白サイクルなんて、大人から子供まで一緒に楽しめますよ。
パークゴルフも18ホールありますので、家族全員で勝負なんてしてみたら盛り上がると思います。
2 キャンピングカーのキャンパー
やはり、キャンピングカー専用のサイトがあるのがいいですね。
しかも5区画もあります。
給排水や電源が確保されていて、周りにもキャンピングカーのキャンパーが利用しているとなれば、キャンパー同士で情報交換をしたりして、コミュニティーも生まれるのではないでしょうか。
3 セルフでグランピング
自分で食材などを用意して料理ができるなら、グランピングとしての利用はアリだと思います。
なにせコテージのグレードが高いので、例えば、おじいちゃんおばあちゃんに息子夫婦と孫たちの3世代でグランピングなんて素敵じゃないですか?
コテージが別荘のようにしっかりしているので、年配の方から小さな子供たちまで安心して過ごすことができると思います。
【結論】さらべつカントリーパークは、こんなキャンパーにはオススメできない
1 ライダーのソロキャンパー
ライダーのソロキャンパーにはオススメできないです。
理由は、やはり利用料金が高額なところです。
北海道内をぐるりと周遊するライダーにとっては、利用料金500円+施設維持費1000円の費用は、ちょっと負担として大きすぎるかなと思います。
2 キャンプに「ワイルド」を求めるキャンパー
ワイルドを求めるキャンパーには、おすすめできません。
ここにあるのは「メルヘン」ですので、あまりワイルドを感じることはないかと思います。
ワイルドを求めるキャンパーにオススメできるのが「札内川園地キャンプ場」です。
さらべつカントリーパークから車で30分~40分くらいで、がっつりワイルドな自然を味わえますよ。
さいごに
おいらが20台後半から30代前半にかけて、十勝インタナショナルスピードウエイで開催されていた全日本ママチャリ耐久レースに出場していたときがありました。
カーレースのコースをママチャリで夕方5時から朝の5時まで12時間、ひたすら回るレースでした(もちろんチーム戦ですよ)
スタートから開始数時間までは、やる気と体力がMAXなのですが、深夜帯から早朝にかけては「俺、いったい何のために、こんなに頑張ってんだろ?」と自問自答しながら疲労困憊でママチャリを漕ぎます。
そして、そのうち「考えること」をやめます(笑)
終了間際になると「感動」ではなく、「早く家に帰ってシャワー浴びて眠りたい!」という感情だけが沸き上がってきます(笑)
当時は、さらべつカントリーパークでキャンプができる、ということを知らなかったのですが、もし知っていたらチーム全員でレースの前後泊をキャンプして過ごしていたな~。
まあ、レース前夜は大宴会で、レース後は、ひたすら爆睡するだけだろうと思うんですけどね。
では~
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