どうも!サラリーマンキャンパーのたかさんです。
我が家の愛車「日産エクストレイル(T32)20Xi ハイブリッド」で今年も車中泊をしました。
6月中旬頃の車中泊でしたが、寒くもなく厚くもないちょうどいい天気に恵まれました。
りようさせてもらった施設は北海道の新篠津村にある「道の駅 しんしのつ」です。
温泉「たっぷの湯」、キャンプ場「しのつ公園キャンプ場」、レストラン「大地のテラス縁 ENISHI」、宿泊施設が揃っている複合施設的な道の駅で、駐車場には沢山のキャンピングカーが並んでいましたよ。
再びエクストレイル(T32)で車中泊
さて今回のエクストレイル車中泊ですが、前回同様、妻のちょぴこと二人で車中泊です。
基本的には、昨年車中泊した時の車内セッティングをベースにし、今回は、前回の不満だった点を踏まえ、若干の工夫を行って車中泊をしましたので、その追記的なレポートになります。
今回の車中泊の様子は、妻のYouTube「ちょぴこ北の暮らしch」において動画で見ることができますので、こちらも参考にしてください。
【おさらい】前回の車中泊のDIYと工夫例
まずは前回ご紹介したエクストレイルを車中泊仕様にするためのDIYと工夫した点などの各対策をおさらいします。
詳細は、前回のブログ記事を参考にしてください。
【対策1】身長176cmが楽に寝れるようにDIY
100均で購入できるスチール棚を2組使って後部座席と荷室をフラット化の延長部分の土台にします。
このスチール棚の上に100均で購入したMDF板3枚を載せて使用して、完全にフラット化します。
このままでは床が固いので、毛布やEVAマットなどを敷いて柔らかくします。
【対策2】寝床の凹凸を解消し、傾斜も軽減するようにDIY
エクストレイルの後部座席を倒してフラット化すると、後部座席の背もたれを固定するための金具が微妙に凸っているのですが、意外とこれが気になるので、ここにもMDF板を敷きます。
【対策3】狭さを解消するためテーブルをDIY
本来、トノカバーを取り付ける部分に100均で購入した2本の突っ張り棒を渡し、その上に、100均で購入した3枚のMDF板を載せてテーブルにします。
ちなみにリメイクシートは、時間の経過でだんだん剝がれてきたりするので、タッカーで補強しています。
テーブルは、100均のリメイクシートを使用し、さらにズレ防止のため、突っ張り棒の間隔に合わせた脚を取り付けています。
【対策4】窓からの冷気をシャットアウト
側面の窓6枚については、窓の形に切り取った段ボールにリメイクシートを貼り付け、これを窓枠にはめ込んでいます。
フロントガラスは、100均で購入したフロントガラスシェードをそのまま使用しています。
リアについては、100均のフロントガラスシェードを必要な大きさに加工しています。
取り付けは、リアのドアを空けたときの関節部分にある配線部分に紐を括りつけ、この紐と加工したシェードを縛り、ぶら下げるような形でリアの窓を覆っています。
このとき、リアのテーブルとシェードを挟み込むことで、浮き上がりを防止しています。
【対策5】ポータブル電源で寒さ対策
前回は、ポータブル電源で電気毛布を使って暖をとる作戦でした。(今回は実行せず)
【対策6】電気に頼らない寒さ対策
湯たんぽなども併用して暖かく過ごす作戦も考えていました。(今回は実行せず)
【対策7】その他の細かい対策
照明は、すべてLEDランタンを使用し、安全のため車内では一切の火気を使用しないこととしていました。
【おさらい】前回の車中泊の様子は、「ちょぴこ北の暮らしch」でおさらいできます。
前回の車中泊の様子は、妻のちょぴこが運営するYouTube「ちょぴこ北の暮らしch」で見ることができます。
ぜひ参考にしてみてください。
【今回の改善策1】もうちょっと寝床の長さが欲しい
前回の車中泊では、足がバックドアに、頭が助手席の背もたれの裏に当たるのが、若干のストレスでした。
これを解消するには、あと数センチの寝床の延長が必要なのですが、この程度であれば、助手席の背もたれをフロントガラス側に倒すだけで解消されそうなので、さっそく今回実行してみることにしました。
【改善策1の結果】背もたれを少し倒したら、ゆったり寝れて大成功!
助手席の背もたれを90度から80度くらいに倒しただけで、身長176㎝のおいらが、頭の先からつま先まで、何にも触れることなく寝ることができました。
これは大成功です。
ただし、助手席の背もたれの裏側とスチール棚の間に若干の隙間ができるので、ここに翌朝に着る予定の服を挟み込んでおきました。
たったこれだけのひと手間で快適な睡眠ができるようになりましたよ。
【今回の改善策2】荷物を減らして室内を広くしたい
エクストレイルの車内は、広くもないし狭くもない感じの車内ですが、二人で車中泊をすることを考えると、車内は寝床に必要な面積しかないです。
そうなると、着替えなどの荷物を置くスペースは、限られます。
運転席と助手席は、食事やくつろぎのスペースとして使用したいと考えていたので、ここに荷物を置くことは考えていませんでした。
あとDIYしたテーブルの上に置くことも考えられますが、ここにはポータブル電源やスマホ、PC、タブレットなどを置くので、荷物を置くスペースはないです。
そうなると、ちょうど後部座席の足元のスペースには、スチールラックがすっぽりと入っていますが、このスペースに荷物を置く方法しかありません。
要するに、この後部座席の足元のスペースに入るだけの荷物で車中泊ができるかどうか、ということになります。
【改善策2の結果】おいらは荷物を減らして大成功!ちょぴこは?
かなり荷物を厳選して今回の車中泊に臨みました。
具体的には、お風呂セットと着替え、スエット、タブレット程度の荷物でしたが、後部座席の足元のスペースに余裕をもって入れることができました。
一方のちょぴこはどうかというと・・・
荷物を厳選するように言っておいたのですが、そもそも荷物入れるバックが大きく、そもそも後部座席の足元のスペースの幅(スチールラックの幅)におさまらないサイズだったので、入れることができずに失敗でした。
いつも荷物が多めのちょぴこに「荷物はカバンを2つに分けるとかして、できるだけ小さく小分けにしたほうがいいんじゃないか」とアドバイスしておきました。
さて次回はどうなるでしょうか?
一方ちょぴこは、いつもの黒いバックを使っていますが、スチールラックの幅に合わず助手席に置いて就寝することになりました。
【今回の改善策3】天井が低くて座っていられなくなる
エクストレイルをフルフラットにすると、天井が低くて座りにくいのが最大の難点でした。
腰痛持ちにとっては、かなりキビシイ姿勢をしなければなりません。
アウトドア用の座椅子があるので、それを使ってみようと思いましたが、なんとなく抜本的な解決にならないような気がしたので、このアイデアは却下でした。
色々考えましたが、やはり、運転席と助手席のスペースを有効活用し、そのまま椅子として使うのが最適解だと考えました。
【改善策3の結果】運転席と助手席を利用することで解決
運転席においら、助手席にちょぴこが座り、軽い食事をしながら過ごしました。
運転中と同じスタイルなので、正直「かわり映えしない感じ」がしましたが、後部座席に座っているよりも体は楽だし、ダッシュボード上に置いたiPadで動画を見ていると、かなり楽な姿勢で見れることが分かりました。
やっぱり、運転席や助手席って、身体のことを考えて作られているんだなと、改めて感じました。
ただし問題点としては、テーブルがないので、例えば食事などをする際に食べにくいという問題が発生しました。
新たな課題が出てきました。ワクワクしますね(笑)
【今回の反省点】油断してEVAマットを使用しなかった
今回の反省点としては、EVAマットを敷かなかったことです。
前回はEVAマットを敷いたのですが、なぜか今回は使わないという選択をしてしまいました。
いざ寝てみると、床が全体的に、ちょっと硬い・・・寝れないほどじゃないけど、ちょっと固い・・・硬い・・・。
という感じでした。
安眠は床をどうするかによって決まるので、油断せずにEVAマットを敷くべきでした。
【次回の改善点】運転席と助手席にテーブルを作る
さきほど述べたとおり、運転席と助手席には「テーブル」が必要であることが反省点として浮かび上がりました。
じつは、運転席に関しては、ハンドルにひっかける方式のテーブルの制作にすでに取り掛かっていて、あとは構想どおりにDIYするだけの状況です。
問題は助手席です。
助手席にテーブルを取り付ける難しさを実感しているところです。
今のところのアイディアとしては、「グローブボックスを開け、この部分を工夫して利用してテーブルの台座とする方法」、「100均のスチール棚を組み合わせてテーブルを作る方法」など、色々考えていますが、まだ考えがまとまっていないので、なにか良いアイデァがありましたらコメント欄で教えてください。
次回の記事では、市販品↓に負けないような「簡単に作れるテーブルDIY」をテーマにしようと思っています。
さいごに
前回に引き続き、エクストレイル車中泊に挑戦し、少しづつではありますが快適化を進めていて、今回も「おおむね成功」といったところです。
「今使っている車で車中泊をする」という縛りで、いかに快適に車中泊をすることができるか?というチャレンジって、楽しいですよね。
この「縛り」があることで、楽しさって倍増するような気がしています。
車の縛りもなく、予算の縛りもなく、何でもアリのルールでDIYするのって、やっぱりつまらないですからね。
では~
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