【サホロ湖キャンプ場】コープさっぽろのお惣菜で「ぐうたら居酒屋キャンプ」のススメ

夫婦キャンプ紀行
スポンサーリンク

どうも!サラリーマンキャンパーのたかさんです。

2021年7月のとある金曜日、仕事を終えて自宅のPCでキャンプ場を検索していたら、前から気になっていた「サホロ湖キャンプ場」が再開しているではないですか!
実は…北海道のキャンプシーズンは、おおむねGW時期から本格的に始動するのですが、この「サホロ湖キャンプ場」は、水道設備の改修工事のため営業が停止されておりました。
今年の再開は無理かなぁと思い、残念に思っていたところ、たまたま新得町のHPを見てみたら営業再開したとの情報が出ていました。

この時期の北海道は、例年以上に気温が高い「異常気象」が続いており、十勝も例外なく猛暑日が続いていました。

思い立ったが吉日!キャンプに行く!

「再開したのなら、明日キャンプに行こう!」
ということで、以前から気になっていた北海道の新得町にある「サホロ湖キャンプ場」で急遽キャンプをすることになりました。

とても気になっていたサホロ湖キャンプ場でしたが、なぜか利用したことが一度もなかったので、すごく楽しみにしていました!

キャンプに出発する前に行っておくべき準備といえば、我が家の場合は食料の調達程度で、いつも決まったボックスに決まったギアが格納されているので、出発の日の朝に車に積み込むだけです。
あとは、スーパーに立ち寄って食料を調達するだけなので、お気楽なものです。
ただ、今回のキャンプで気になることがありました。
天気予報によると「相当気温が上がる」とのこと。
暑さ対策も万全にしないといけないけど、朝晩はちょっと冷え込む可能性もあるし、今回は体力を温存して「ぐうたらキャンプ」をテーマにキャンプをすることにしました。

今回のキャンプテーマは「ぐうたらキャンプ」

今回のキャンプテーマは「ぐうたらキャンプ」ですので、とにかく体力を温存して「できるだけ動かない」「できるだけ作業しない」「水分補給して涼み続ける」ことを心がけてキャンプすることにしました。
具体的には、次の3点を順守して「ぐうたらキャンプ」を実践することにしました。
1 キャンプ飯は作らない
急に決まったキャンプということもあるのですが、キャンプ飯を作らないキャンプをテーマにしました。
SNSやYouTubeでは、豪華なキャンプ飯やオシャレなキャンプ料理が紹介されていますが、あえて「キャンプ飯を作らない」と決めました。
つまり、家を出発して、近所のスーパーでお惣菜を購入してからキャンプ場に向かう、という計画で、キャンプ場での夕食は、お惣菜だけで「キャンプ居酒屋」をやってみることにしました。
この「キャンプ飯を作らないキャンプ」が楽しかったら、「料理が苦手なのでキャンプは自分には向かない」なんて思っている人にも、キャンプの世界に入ってもらえるきっかけになったらいいなと思っていますので、ぜひ参考にしてみてください。
2 テントとタープ設営を簡単に済ませる
テントは、設営が比較的楽なワンポールの「Coleman X-Cursion Tepee/325」を使用し、タープは、ワンタッチタープの「QUICKCAMPスクリーンタープ」を使用することとしました。
3 洗い物も極力やらない
とにかく「極力、作業をしない」ことがテーマの根本にあったので、できるだけ洗い物はせず、食器類はウエットティッシュで拭き取っておき、家に帰ってから洗うことにしました。
特に炊事場は、密になりやすいですので、コロナウイルスの感染防止の観点からも、できるだけ炊事場には行かないようにしました。

無料とは思えなかったサホロ湖キャンプ場

サホロ湖キャンプ場は、無料のキャンプ施設で帯広市内から車で約40分のところにあります。
狩勝峠の手前からサホロダム方面に向かって進み、佐幌川をせき止めた佐幌ダムによってできたダム湖であるサホロ湖のほとりにあるキャンプ場です。
キャンプ場近くには佐幌川が流れ、広大な敷地の芝はきれいに管理されており、一般的な無料キャンプ場のレベルを遥かに超える美しいキャンプ場でした。

どこからどこまでがキャンプ場の敷地なのか分からないくらい広大な敷地なのですが、キャンプ場唯一のトイレと炊事場が駐車場の近くにあるため、駐車場を中心とした周囲にテントを設営する人がほとんどでした。
考え方によっては、「こんなに広大な敷地のキャンプ場だけど、全く有効活用できていないなぁ」と感じてしまうほどです。

佐幌川沿いのエリアに関しては、ほとんど「人の気配を感じない」レベルに人がいなかったので、無骨な野営スタイルのソロキャンパーにとっては、最高のキャンプ場なんじゃないかな、と思いました。
「サホロ湖キャンプ場」の詳細情報は、過去記事で確認できますので、こちらも参考にしてください。

また、今回のキャンプ動画は、妻のちょぴこが運営する「ちょぴこ北の暮らしch」で見ることができます。

猛暑日だから、ゆっくりテント設営

とにかく日差しが強くて暑かったため、木陰で休憩しながらのテント設営でした。
時間はたっぷりあるので、テントを張る場所を決めるところから設営まで、水分補給をしながら、焦らずのんびり作業しました。
「Coleman X-Cursion Tepee/325」は、やはり設営が楽です。
設営に腕力を必要としないので、こんな猛暑日でも、身体への負担が少ないんですよね。
さらに「QUICKCAMPスクリーンタープ」に至っては、爆速で設営が完了するので、すぐにタープの中で涼むことができて、とても便利でした。

テントとタープの設営が終わったら、「DODバックインベッド」のコットの組み立て作業です。

日差しが強すぎて、目を閉じていても眩しかったです(笑)全く寝ていられなかったですよ~。

この組み立て作業も、「ちょぴこ北の暮らし ch 」の動画を撮影をしながら、ゆるーく作業してました。

ちなみに、北海道十勝地方の夏は、晴天率が高く、日差しが強い特徴があり、比較的気温が上昇しやすいのです。
その一方で、湿度は低く、カラりとした空気感なので、気温の割には意外と過ごしやすいと言われています。
・・・とはいえ、さすがに30℃を超えたら、湿度なんて関係なく、暑いものは暑いです(笑)

夕食は「お総菜でぐうたら居酒屋」

タープ内で「コープさっぽろお惣菜居酒屋」を開店です。
1 店内手焼きの玉子焼き【オススメ】
YouTubeチャンネル「藤やんうれしーの水曜どうでそうTV」でも紹介されたコープさっぽろ名物の玉子焼きです。
本来は、もっと大きいのですが、二人では食べきれないので、ハーフサイズを購入しました。

道民の皆さんは知っている方も多いと思いますが、道外の方が北海道にいらっしゃった際は、必ず食べてほしい玉子焼きです。

ほんのり甘くて食べ応えのある味で人気が高く、各種お弁当のおかずとしても盛り付けられています。
この玉子焼きは、自信をもってオススメできます。

2 おつまみごま胡瓜【オススメ】
ビールを飲むなら必ず買っておきたい「おつまみごま胡瓜」です。

この「おつまみごま胡瓜」は、おいらの大好物です。
今後の目標として、きゅうりの一本漬けを「おつまみごま胡瓜」と同じ味付けで作ってみたいです。

ちょっとピリ辛で「パリパリ、ポリポリ」と食べてしまい、いつの間にか完食してしまうような、まさに「魔性のおつまみ」です。
暑い夏に食べると、より美味しいですよ。
この「おつまみごま胡瓜」も自信をもってオススメできます。

3 具沢山ソースのえびマヨ
これは、初めて買いました。

すごく食べ応えのあるおつまみでしたよ。マヨ系はクドくなりがちですが、この具沢山ソースのえびマヨは、味付けが絶妙でした。

とにかくえびがデカい!
プリっぷりの食感にマヨが合います。
ビールのおつまみに最高でしたよ。

4 刺身盛合わせ(魚河岸盛り)
ちょっと奮発して、お刺身の盛り合わせを買いました。

お刺身をキャンプ場に持っていくときは、キンキンに冷えたクーラーボックスに入れて運搬しましょう!食中毒に注意です!

真鯛、生本まぐろ、生ほたて、生サーモン、生スルメイカの盛り合わせになっています。
キャンプで食べる刺身って、山の中で刺身を食らうという特別な感覚であったり、なんだか「キャンプのセオリーに反する行為をしている」ような高揚感もあってか、すごく美味しかったです。
今回は、生本まぐろがとろけるような旨さで特に美味しかったですね。

5 ラーメンサラダ
北海道の居酒屋では定番メニューとなっている「ラーメンサラダ」です。

Wikipediaによると、札幌グランドホテル内のビアホールの料理長が1984年に「サラダ感覚で味わえるラーメン」として考案したものが元祖とされているらしいです(現在の通説だそうです)知らなかった!

ラーメンをサラダで食べる習慣は、北海道独自の文化らしいですね(TVで知りました)
冷やし中華とは違い、ゴマドレッシングのようなタレで食べることが多く、色々な野菜や具材が乗っているサラダです。
メインがラーメンなのかサラダなのか良く分かりませんが、細かいことは抜きにして、とても美味しいですよ。
このお惣菜の「ラーメンサラダ」も美味しかったですね。
ちょっと麺が固まっていましたが、ゴマドレッシングでほぐせばOKです。
北海道外の方は、ゆでたラーメンの麺とお好みの野菜サラダにゴマドレッシングをかけたら作れますので、ぜひご家庭で食べてみてください。

6 まぐろ細巻
ご飯ものが食べたくなると思って買っておいたものです。

これ、シンプルだけど美味しかったな~

大好きな納豆巻と迷ったのですが、奮発してマグロにしました。
やっぱり、キャンプではお米が絶対食べたくなるので、こういった「パクリ」と食べられる細巻があると良いですよね。

そんなこんなで、大量のお惣菜をテーブルに並べ、美しい山々を眺めながら食べる「コープさっぽろお惣菜居酒屋」は大成功でした。
食事の準備を省いたら、こんなにも時間に余裕ができて、のんびり過ごすことができるんだなぁと実感しました。
「マンネリキャンプからの脱却」にも効果的だと思います。

タープ内での「コープさっぽろお惣菜居酒屋」の様子は、「ちょぴこ北の暮らしチャンネル」でも動画で観ることができます。

アウトドアスパイス対決【やきとり編】を実施

当ブロブ「たかろぐ」の人気企画「アウトドアスパイス対決」シリーズの第3弾「やきとり編」の実験も、サホロ湖キャンプ場で行いました。

「料理をしない」と決めていたのに、やきとりを焼いてしまいました(笑)

完全に個人の独断と偏見のみで行った実験ですが、なかなか面白い実験結果が得られましたよ。
詳細は、過去記事でご確認ください。

直火の焚火

直火の焚火って、やったことあったかな?などと考えていましたが、思い出してみると…かれこれ30年ほど前ですが、おいらがソロキャンプをしていた頃、よく野営場で木を拾ってきて直火の焚火をしていました。
当時は、「焚火台」などというキャンプギアは存在していなかったと思います。
たいていの野営場には、ファイヤーピッドが点在していて、その近くにテントを張って焚火をしていました。
ちなみに、当時のおいらが焚火をしていた理由は「調理のため」とか「炎を眺めていたいから」とか「癒されるから」という理由ではなく、単純に「寒いから」という理由でした。

今回利用させてもらったサホロ湖キャンプ場内にも、ところどころに昔ながらの「ファイヤーピット」があり、この場所に限っては直火の焚火がOKでしたので、お言葉に甘えて「ファイヤーピット」の目の前にタープを設営しました。

直火の焚火は、焚火台を使うときよりも、気兼ねなく高く薪をくみ上げることができるので、炎が高く上がって美しいです。

待ちに待った直火の焚火でしたが、いつもの焚火台を使った炎とは少し違った炎に感じられ、焚火を楽しむことができました。
ただし…真夏の焚火は、暑い!とにかく暑い!
顔が焼けるように熱い!まるで灼熱地獄!
こんな暑い日に無理して焚火するものではないということを学習しました。

デザートはテントで食す

夕食を食べ、焚火を楽み、さらに手持ち花火で遊んだ後は、ちょっと早めにテントに入って寝る準備です。
しかし、我々は、デザートを食べるのを忘れてたことに気が付きます。
コープさっぽろの総菜コーナーに売っていた「ファミリーザッハトルテ」というお菓子です。

かなりボリュームがありました。二人で食べきれる量ではなかったと思うのですが、しっかり完食しました。ハラいっぱいだ~!

「ふんわりチョコレート生地にたっぷりガナッシュを流した濃厚なチョコレートケーキ」と書かれています。
「ガナッシュって何?」とか「ザッハトルテって何?」などと疑問が湧いてきましたが、要するに「チョコレートケーキ」のようです。
かなり大きなケーキなのですが、ちょぴこと二人でスプーンで削り取りながら(あまり上品な食べ方ではないです)食べました。
寝る前に甘いものを食べてしまったという罪悪感を感じながらも美味しくいただきました。

翌朝、暑くて目が覚める

夜は、ちょっと冷え込んできたので、寝袋に入って寝ていたのですが、朝になれば、絶対に熱くなると思い、ポータブル電源を使用して、100均で買った小さい扇風機を夜通し回しながら寝ました。
朝になり、太陽光がテントを直撃するようになってからは、予想通りというか予想以上にテント内の気温が上昇し、目が覚めました。
こんな、100均の小さい扇風機では太刀打ちできないくらいの暑さでした。
ただ、この扇風機の消費電力はかなり小さいようで、ポータブル電源の残量は、ほんの数パーセントしか減っていませんでした。
もうちょっと風量が強くて、もうちょっと電気の消費量が大きい扇風機やサーキュレーターを使っても数日程度なら大丈夫なんじゃないかと思ってます。

朝ごはんは「朝カレー」

朝ごはんは、コープさっぽろで買った「北海道十勝じっくり煮込んだビーフカレー」です。

レトルトカレーを使用して、朝ごはんも「ぐうたらキャンプ」をする予定でしたが、よーく考えたら、カレーライスなので、ご飯だけは炊かなければなりません。
無洗米を持参していたので、メスティンで炊飯・・・と思ったら、メスティン折りを家に忘れてきました。
(※メスティン折りとは、メスティンの内側にキッチンシートを敷くために、メスティンのサイズに合わせて折りたたんだものです。)
慌てる必要はないのに、なぜか慌ててキッチンシートを折ってしまったせいか、なんだかぐちゃぐちゃになっていますが、とにかくメスティン自動炊飯をスタートさせ、しばらく放置したら炊飯完了です。
そして、お湯で温めた「北海道十勝じっくり煮込んだビーフカレー」をご飯にかけて完成です。

「北海道十勝じっくり煮込んだビーフカレー」は、たっぷりの具にスパイシーなカレールーが絶妙に旨いカレーでした。
カレー自体は、とても美味しかったのですが、炊飯は失敗していました。
ちょっと水が少なかったようです。
メスティン炊飯で失敗したのは、今回が初めてということもあり、ちょっとガッカリ…。
まあ、多少ご飯が堅くても、うまいカレーがご飯にかかっていれば、美味しく食べられるものです。

みるみる気温が上昇してきたので撤収!

そんなこんなで、のんびり食事をしていたら、日差しが本格的にギラつきだしてきました。
そして、みるみる気温は上昇していくのです。
もう少しサホロ湖キャンプ場をゆっくり堪能していたかったのですが、このまま正午まで過ごしていたら、とんでもない気温になりそうだったので、木陰で休憩しつつ、さらに水分補給をしつつ、黙々と撤収作業です。

真夏のキャンプでは、経口補水液を必ず持ち歩きましょう!経口補水液を必ず持ち歩きましょう! (大事なことなので2回言いました!)

サホロ湖とサホロダムを眺めて帰宅

撤収を終えて、キャンプ場を後にするのですが、実はこの「サホロ湖キャンプ場」は、サホロ湖に繋がる散歩道が封鎖されていました。
そのため、サホロ湖佐幌ダムまでは車で移動です(歩いて行くことも可能ですが、そこそこ距離はあります)

サホロ湖では、ボートを楽しんでいる方もいました。
のどかな風景に溶け込んでいて、とても気持ちよさそうでしたよ。
他にも釣りを楽しむこともできるので、釣りやボートを楽しむためにサホロ湖キャンプ場を利用している方も相当いるのだと思います。
そして、もう少しだけ車を走らせると佐幌ダムに到着します。

なかなか迫力のあるダムでした。
サホロ湖キャンプ場に来た際には、必ず立ち寄って頂きたい観光スポットですね。

さいごに

初めて、完全な「ぐうたらキャンプ」を経験してきました。
夕食は「コープさっぽろお惣菜居酒屋」を実施したのですが、これがなかなか良かった!
お惣菜が美味しいのは当然なのですが、外で食べるお惣菜の旨いのなんの!
そんな中、食べながら考えていたのですが、こんな猛暑日に、炭を起こしてBBQやったり、ダッチオーブンで料理したり、ご飯を炊いたり、火を使う料理なんかをやっていたら、食事の準備で体調を崩していたかもしれません。
そういった意味でも「ぐうたらキャンプ」大成功でした。
キャンプは、無理せず、頑張らず、映えも気にせず、お気楽に楽しみましょう!
たまには状況に合わせて、自分のキャンプスタイルを崩してみるのも良いですよ。
いつもとは違う「気づき」や「発見」が得られるキッカケが掴めるはずです。

では~

コメント

タイトルとURLをコピーしました